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Jリーグを目指す、フットボールクラブの"ロマンとソロバン"

現在、2020年7月に
埼玉県川越市をホームに、Jリーグを目指すサッカークラブを作ると決めてから早、4ヶ月。

たくさんの方が協力してくれてたくさんのことが、この短期間で進めることができました。本当にありがとうございます!

・魅力的な監督が見つかりました
・セレクションを開催し、素晴らしい選手が20名ほど決まりました
・魅力的なフロントスタッフが集まりました
・定期的に使えるサッカーグラウンド(土・天然芝)の目処が立ちました(人工芝のコートを探しているので、もしお声がけ頂ける方がいればぜひお願い致します🙇‍♂️)
・クラブエンブレムができました
・YouTubeでクラブコンセプト、事業計画の大枠を発表しました
・チームホームページができました(現状非公表)
・ユニフォーム/練習着のサプライヤーが見つかりました
・スポンサー営業を開始し、初のパートナー(スポンサー)が決まりました
・クラブの事業のタネがいくつか動き出しそうです
・10月22日にCOEDO KAWAGOE F.C株式会社を設立しました

Jリーグという"ロマン"を掲げるクラブは世の中にとても多い

世の中にはJリーグ加盟を掲げるクラブはかなり多いようです。

僕ら、COEDO KAWAGOE F.Cも2030年までにJFLに昇格するという目標設定をしています。

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「Jリーグを目指す」というのは、
言おうと思えば誰でも言えますし、言うこと自体はとてもキャッチーで魅力的です。

一方で、
僕らCOEDO KAWAGOE F.Cが大事にしたい要素は、ただ言うだけではなく、そのJリーグ加盟への解像度を高めること。(=実現できる条件をより明確にすること)

つまり、どうしたらそれができるのかをより明確にし、
今時点と何が足りないのかを考えることが重要だと考えています。

Jリーグという"ロマン"の実現のために、"ソロバン"を明らかにする

僕らは口だけではなく、
サッカーに関しては、Jリーグクラブになるというのを本気で目指しています。

J3の加入条件はこのような形らしいです。
色々条件はあるようで、まだちゃんと読み込めていません。


ので、
一旦、みやすく纏まっているwikiを参考にすることにします。笑
重大な間違いがwikiにある場合は、こそっと教えてください。笑

J3加盟の条件となる「J3ライセンス」発給の要件および「J3スタジアム要件」として、以下のようなものが挙げられており、総じてJ2ライセンスより緩やかな基準となっている

●ホームスタジアムの収容人員は原則として5000人以上を求める(原則として座席のみであるが、特に安全性などをJリーグが精査して、問題がないと判断された場合は芝生席も座席と同じ扱いとみなすことができる)。
座席の増築、並びに芝のグラウンドや照明設備がないクラブには、今後整備を目指す前提で設備がない状態でも発給を認める
●プロ契約選手は1チームあたり3人以上。
●U-18(ユース)・U-15(中学生)・U-12(小学生)などの下部組織を最低1つ保有する。
●監督はJFA 公認S級コーチの資格を持っている者に限る。
●クラブの法人格はJ1・J2の公益法人、株式会社に加えて特定非営利活動法人 (NPO法人) も認める。

まずJクラブに上がる上でCOEDO KAWAGOE F.Cとして、
最も重要だと認識している要素が、「クラブの財政規模」です。

強い財政基盤を持っているクラブはそのお金を使って、より強い選手、いいスタッフを呼ぶことができます。
お金があればスタジアムだって作れると思います。

したがって、
まずしっかり稼げる事業体制になっていることがJクラブに上がる上で最重要要素であると仮説置き、クラブとしては優先度を上げて動いていきます。

Jクラブになる上で重要要素①:財政規模

少し古い資料ですが、2018年度のJクラブの決算資料です。

こちらはJ3クラブの売上です。

YS横浜が2億で最低。J3クラブの売上中央値だと4.5億ほどでしょうか。
つまり、このくらいの財政規模は最低限必要で、さらに上位で勝っていこうとすると、10億ほどは欲しいと思われます。

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現状、COEDO KAWAGOE F.Cとして引いている事業計画だと、
JFL規模で売上3億円を想定しているのでギリギリラインに乗っている形だと思います。
(※ただし事業計画には入場料収入、グッズ代は1円も載せていないので、売上でいうと4-5億弱くらいを目指す形になるのだと思います。)

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じゃあ何をやるんだというのは、
一旦まず3年でCOEDO KAWAGOE F.Cとしては、スポンサー収益以外(もちろんグッズや、入場料収入もなし)で、年間予算5,000万の事業を作る(年間500万の売上の事業を10個)というのを置いています。

具体的にまだリリースできない状態なのですが、
事業として、着実に仕込んでいるものが複数あるのでここは追ってリリースしていきます。

クラブとして毎年の年間予算(売上)を5,000万作れる状態を作りにいきたいと思っています。

どう5,000万の事業規模にするのか?についてはクルーズという会社の考え方を参考にしてます。
つまり、クルーズという会社は1兆円の時価総額を目指しているわけですが、100億円の事業規模の会社が100個あれば時価総額は1兆円になるというロジックです。

僕らもこれと同様で、年間5,000万の事業を作ることは簡単ではありませんが、年間500万(月の売上ベースで40万)の事業を10個作ることはそこまで難しいことではないと考えています。

そこをまず直近3年で作りにいきます。

ここで得たキャッシュをチーム、事業に投資して、さらに売上を拡大していきたいと思っています。(株式調達は短期的にはしない予定ですが、借入は積極的にしていきます。)

かつその事業もできるだけ、やればやるだけマネタイズできる事業モデルではなく、工数をかけずにマネタイズできる事業を目指したいと思います。

クラブとしては10年以内(Jリーグに上がるまでに)に、
地域の電子通貨を発行し、より街に事業として根づきたい
と思っているので、そこらへんが10年以内のスパンでは大きく事業の柱にシフトしていきたいです。

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Jクラブになる上で重要要素②:ホームスタジアム(5000人以上)

ここもまず大きな要素だと思います。

川越をホームタウンとする場合、
現状ある施設で、可能性のある場所としては「川越運動公園陸上競技場」。

僕の高校時代も体育祭をやったりと馴染み深い場所ですが、
ホームスタジアムとして最適とは言えないと思います。

陸上競技場なのでトラックはありますし、またアクセスとして徒歩では不可能で、バスで30分近くは要します。
川越の中心街からも遠いので、使い勝手も良いとは言えません。

であるとすると、
新しくサッカー専用スタジアムを作るしかありません。
作ります。

幸い川越には川越駅から徒歩10〜15分ほどあたりの場所に広い土地が残されています。
そこを新規スタジアム、もしくはサッカー専用コートにできないかを模索するために今動き始めています。

本気で作りにいきたいのですが、
例えば家賃500万とかかかっても死んじゃうので、家賃などランニングコストを極力抑え、地域に開かれたサッカー専用コートを作りたいです。

川越の不動産会社さんとここはこれから詰めていく段階で、
地主さんや行政などのステークホルダー含め、どういう要素が揃ったらできるのかを模索していきます。
ここら辺、知見ある方はぜひこのプロジェクトに関わってください!

残りの以下の項目はおそらく問題ないかと思うので、
上記2つをできるかがかなり重要な要素のように思えますが、
そんなに不可能な要素でもない気がしていますが、とんでもないびっくり要素がどこかにあるかもしれません。笑

●プロ契約選手は1チームあたり3人以上。
●U-18(ユース)・U-15(中学生)・U-12(小学生)などの下部組織を最低1つ保有する。
●監督はJFA 公認S級コーチの資格を持っている者に限る。
●クラブの法人格はJ1・J2の公益法人、株式会社に加えて特定非営利活動法人 (NPO法人) も認める。

本当に0からスタートしたフットボールクラブですが、
かなり早いスピード感でチャレンジしていければと思います。

途中経過なども積極的に発信していきますので、ぜひ注目いただけると幸いです。






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