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Jリーグを目指すサッカークラブが、"ホームタウンと共に成長する"意味

2021年も残りわずかです。
振り返りを書きたいなと思います。

2020年7月に埼玉県川越市からJリーグを目指すサッカークラブ、COEDO KAWAGOE F.Cを作り、2021シーズンを終えることができました。
2021シーズン関わっていただいた皆様、本当にありがとうございました。

この事業計画を発表したときには、本当にスタッフもいなければ選手もいませんでした。笑
サッカークラブで、Jリーグを目指すということは本当に多くの方の力を借りることなくしては絶対になし得ないことだなというのがこの1年の率直な感想です。

Jリーグの、ホームタウン制度という素晴らしい制度、文化

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Jリーグにはホームタウン制度という制度があり、
埼玉県川越市からJリーグを目指す、COEDO KAWAGOE F.Cのホームタウンは、「埼玉県川越市」という埼玉県で人口3番目人口35万人都市であり、年間観光客数700万人を誇る大観光都市川越です。

この1年クラブを運営してみて、
このホームタウン制度というのは本当に素晴らしいものであり、
自分たちの街を愛し、ともにサッカークラブと街が手を取り合って共に成長していく意味を強く感じることはできました。

それについて少しだけ書いてみようと思います。

この1年でCOEDO KAWAGOE F.Cで実際に起こった出来事

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COEDO KAWAGOE F.Cでこの1年COEDO KAWAGOE F.Cに起こったことを羅列すると以下の通りです。

全て設立1年目で起こったことです。
所属リーグは川越市2部リーグ(埼玉県5部相当)です。

・企業とのパートナー(スポンサー)契約70社
・年間選手からの入団応募数200名以上
・最終公式戦のファン/サポーター来場者数130名(常時30名〜50名ほどは観戦に来ていただいています。)
・西武ぺぺでの8m規模の巨大展示
・JR川越駅での電子掲示
・クラブオリジナル自販機の設置開始

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ホームタウンがあるからこそ、サッカークラブは存在できる。ホームタウンに真摯に向き合い続ける

上記のようなことが設立1年目からできたのは間違いなく、
クラブがサッカーが強いだけではなく、また事業でお金稼ぎしようとしているだけではなく、本気でホームタウンである地域に何ができるか?サッカークラブが何ができるか?
これを本気で考えて、やり続けたからこそだと思っています。

COEDO KAWAGOE F.Cは1年目ながらホームタウン活動も、サッカーと事業同様の熱量で取り組みました。回数で言えば、年間50回以上実施しました。
これはこれから100年変わることがありません。

サッカークラブでよくありがちなのは、
ホームタウンを大切だ!と言いながらも、実際には行動には移せていないことは多分にあると思います。

COEDO KAWAGOE F.Cが設立1年目で上記を実現できたのは、
間違いなくホームタウン活動があったからに他なりません。
2021シーズン加入していた選手、スタッフはホームタウン活動の大事さを理解し、コミットしてくれたことも心から感謝しています。

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なぜJリーグを目指すサッカークラブがホームタウン活動に注力すべきなのか?

それは

COEDO KAWAGOE F.Cが活動できているのは、パートナー企業様からのサポートが現状は大きいです。
ではそのパートナー企業様にお金を落としているのは誰かと言うと、川越を中心とした地域の方です。
その方々が住んでいる地域は川越のエリアです。
であれば、その川越のエリアをより良い地域にしていく手伝いを主体的に推進していくことは、COEDO KAWAGOE F.Cの使命です。

COEDO KAWAGOE F.Cには、サッカーに興味ないパートナー企業様、サポーター様も多い

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サッカークラブを運営していると誤解しがちなことがあります。

それは「サッカー=価値がある」
この方程式を勝手に成立させ、地域の方々、企業様に"押し付けること"。
です。

サッカーは素晴らしいコンテンツだと思います。
が、全ての人が好きなわけではないです。むしろ住民全体で見たらサッカーに興味ない人の方が間違いなく多い。

だからこそ、サッカークラブは、"サッカーが強い"以外のアプローチで、街の方々や企業に価値を提供していく必要があります。
それこそホームタウン活動はその大きな役割を担います。

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だからこそ、サッカークラブはサッカーが強い以外で、街に貢献していく意味があります。

あとはすごくシンプルに、
自分の街、ホームタウンがより住みやすく、外からくる人に喜んでもらえたら嬉しいですよね。
そういう意味でも、COEDO KAWAGOE F.Cはホームタウンを大切に、川越という街とともに成長していける存在でありたいなと思っています。

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ホームタウン活動に力を入れつつ、
「サッカー」「事業」も本気でやっていくクラブ、それがCOEDO KAWAGOE F.C
です。

この1年ホームタウンに妥協せずに、
向き合い続けた結果が公式戦最終戦で130名を超える方に応援に駆けつけていただけたのかな
と思っています。
ファンサポーターの皆様と挑戦でき、昇格を決めた瞬間はとても嬉しかったです。

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2022/1/4に2022シーズンのセレクションを開催しますので、ぜひ志のある選手はご応募ください!
チームは、2023シーズンまで天皇杯埼玉県代表をとり、Jリーグクラブと真っ向勝負を仕掛ける挑戦の準備を着々と進めています。

全てはクラブミッション
「フットボールクラブを通じて、川越に夢と感動を創出し続け、100年続くクラブへ」実現へ。

2021シーズンもお世話になりました!
2022シーズンはさらにクラブは進化していきます、ご期待ください💪

スポーツビジネスを一歩でも前に進められるように頑張ります! サポートいただいたお金は僕の仕事のカフェ代にさせていただきます!