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3ヶ月間SHCの研修コースに通って分かった、『Jリーグ』の今(続編)

***このブログは僕自身が今回のワークを通して接したクラブに対して感じたことであり、すべてのクラブに対して共通で言える事実ではないので、ご容赦ください***

さてこんにちは!

ソーサル( https://sosal.me/ )の代表をしております。中島と申します。

普段はリクルートという会社でWebマーケティングを中心に仕事をしています。

一方で会社に属しながら、並列で自分の好きな好きなフットサルがより広まることを目的に「ソーサル」というフットサルのwebサービスを運営しています。

将来的には日本サッカーの発展に貢献できるような人材になれるよう、ソーサル含め、現在は様々な方面で活動しています。

その中の活動の1つとして、

SHC(Sports Human Capital;Jリーグ発祥の経営人材育成組織)のスポーツビジネス経営人材育成に特化した研修コースに通って、Jリーグの実態についてかなりディープなところまで学んできたので、そこで学んだ内容を記事として書きました。

そのブログが非常にバズりまして、多くの方からたくさんのご意見をもらいました。(20万人くらいに読んでもらいました。笑

多くの人に今のJリーグに求められることを知ってほしい

そしてなぜ前回同様今回このようなブログをなぜ書いたのかというと、

「より多くの人にJリーグの今を知ってほしい」

そして

「より多くの人にJリーグで活躍できる人間になってJクラブに入ってほしい」

という想いから記事を書きました。


前回のブログを読んでいない人のためにもこのブログに内容を記載しておきますが、

このブログでは前回書いた記事に追加してより具体的なエピソードも含めて、書いていきたいと思います。

Jリーグのクラブの抱える3つの大きな課題

僕が実際にJリーグのクラブにヒヤリングしていく中で、感じた課題としては大きく3つの課題が存在しています。

▼Jリーグクラブの抱える3つの大きな課題

①経営人材の圧倒的不足
②ビジネス人材の圧倒的不足
③事業としての継続性のなさ

以下詳述していきます。

〜①経営人材の圧倒的不足〜Jリーグクラブ抱える大きな3つの課題

まず致命的なのがこの問題です。

例えば、とあるクラブではクラブ経営者は「親会社からの出向先」でしかなく、そのクラブをどうしたいのかというビジョンなど経営者にとって非常に大切な要素が著しく欠如しているという現状がありました。
※もちろん素晴らしい経営者がいるクラブもあります。

「○○年までに売上○○億円を達成する」と豪語するにもかかわらず、
ではどうしたらそれを達成できるのか?という当たり前の部分は現場に丸投げにしてしまう経営者。
正直僕は信じられませんでした。

決して高いといえない(とあるクラブでは新卒の年収が手取りで200万(ボーナスなしでした))賃金で、
「クラブに尽くしたい!」と思っている社員の意思にそぐわない経営者がいるという事実に僕は驚愕としました。

大小はあれど、現状どのクラブでもこの経営者を担える人材が不足している。
この問題は非常に大きな問題だと思いました。

〜②ビジネス人材の圧倒的不足〜Jリーグクラブ抱える大きな3つの課題

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