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【Tips1】物体表面にライトを向けたい時のモード「ライティングツール」 |cinema4D

こんにちは。
先日cinema4Dで化粧品の物撮りスタジオを作っている中で、
うまく照明が調整できなかった際にこちらの公式Maxonさんのnoteが参考になったので、こちらでも紹介したいと思います。

■ 参考になったnote記事

このnoteでの操作が今後役に立ちそうだったため、操作方法を詳しく記載していきます。

1. ライトの編集モードにする

1-1. Shift+Cでコマンダーを呼び出し
1-2. ライティングと検索し、ライティングツールを選択

このモードになると、照明とマテリアルに補助線が現れます。

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2. 各操作方法(移動・強さ・距離)

(1) 光源の移動
物体表面で左クリックしたまま上下左右にマウスを移動させることで、対象に向けながら光源を移動させることができます。

スクリーンショット 2021-08-11 23.32.522

(2) 光源の強さ
物体表面でCmd+左クリックしたまま左右にマウスを移動させることで、対象に向けながら光源の強さを変更できます。

スクリーンショット 2021-08-11 23.32.524

(3)光源の距離
物体表面でShift+左クリックしたまま左右にマウスを移動させることで、ドラッグで物体表面(サーフェイス)とライトの距離を変更できます。

3.各編集モード

「ライティングツール」では、適切なモードを選ぶとより詳細に操作できます。詳細は、元記事のMaxonさんのものをご覧ください。

スクリーンショット 2021-09-27 19.14.09

(1) トラックボール(デフォルト)
物体表面(サーフェイス)に沿って配置されます。

(2)サーフェイス
トラックボールより正確に、物体表面(サーフェイス)に沿って配置されます。

(3)拡散配置
常に法線方向(表面に垂直な位置)に光源が配置されます。

スクリーンショット 2021-09-27 13.44.31 1

表面の◯の中心から光源の方向に対する法線です。
その方向に光源が自動で配置されます)

※なお、光源が法線方向にいる時に、最も拡散反射光が明るくなります(詳しくは以下のnoteの「拡散反射 Lambert反射」をご覧ください)。

(4)スペキュラ配置(=鏡面)

このモードは、スペキュラライトが、どこにくるかを定義できます。スペキュラライトがカーソル位置の下に配置されるように、光源を配置します。(サーフェイスとカメラの角度によります) ー 元記事より

(5)ターゲット

このモードは、スポットライト用で、スポットライトがカーソル位置に配置されます。 ー 元記事より

(6)回転軸
このモードでは、光の方向や遠さをまとめて調整できます。

6-1. ライティングツールモードで「配置軸」をクリック
6-2. 任意の物体の光を当てたい部分(配置軸)をクリック

スクリーンショット 2021-09-27 19.48.18

6-3. ワイン色の点を任意の場所に置く
近くに置くことも遠くに置くこともできます。
※自動的に先程指定した配置軸を通る位置に照明が設置されます。

スクリーンショット 2021-09-27 20.08.10


以上が「ライティングツール」についての説明でした。
引き続き、照明に関することを発信していきます。

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