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新リーグになると、ぼくらができること🐯

はやくこいこい #新リーグ 発表。

期待ですがお。#新リーグ 発表。

新リーグになると、ぼくら(ファン、サポーター)ができることが増えるのですがお!何が増えるのかって?

それは・・・、

まずはおさらい🍽️

まずは今までの #全国社会人大会 #社会人リーグ #トップリーグの仕組みをおさらいですがお。

※【おことわり】きょうのこのnoteでは、規約等の細かい点までなかぴーは調べたうえで記したわけではございませんので、もしかしたら誤認があるかもしれません。でも、だいたいはあっているはず。と思ってます。

全国社会人大会や、社会人リーグ、そしてこの前までのトップリーグ。名称や優勝を決める仕組みが異なるだけで、本質的には特に変わりはありませんでした。
それは、
💰試合の興行はラグビー協会が行っている

という点です。

いままでは、ぼくらができることは・・・・。
集約すると👇これだけでした。

ねんりき

説明しますね🐯


🏢登場人物の紹介

むかし。昭和のころ。例えば新日鉄釜石V7の時代。
すべてのチームは○○会社ラグビー部でした。

🏉ラグビー協会
他の会社のチームと試合をしよう、全国大会をしよう。
グランドを借りよう、それにはお金がかかる。入場料をもらおう。
大会の準備をするひとたちで集まろう。大会を開催したり、チームから徴収する会費やチケット収入のお金を管理するのはその人たちだ。これがラグビー協会です。


🏉選手、チーム
選手は、ラグビーをやることが楽しいから、自らを高めるため、などなど理由は人それぞれでしょうが、会社の仕事のかたわら、🏉ボールを追いかけ、トレーニングしました。もちろん業務ではなく、各人の自由意思で会社の部活動でラグビーをしていました。中にはプレーではなくコーチや指導をするひともいました。そういうひとたちの集合体がチームでした。

🏉会社
会社は部活動の環境を整備しました。部活動が強くなれば企業の名声が上がることにつながる。みんなが働きたい会社になる。会社で働いている人たちの誇りにもなる。その会社だけではなく、地元のみんなも応援してくれるようになる。そうなると会社と地元にとってはいいことずくめです。(会社の業績が良ければ、ですが・・・)

🏉ファン、サポーター
ラグビーに限らずスポーツはやる楽しみに加え、見る楽しみもあります。
応援する人たちが発生するのは自然なことです。ファンはチケットを買ってラグビー場で声援を送ります。
ファンクラブに入って会費を払う人もいます。グッズを買う人もいます。
有料放送におかねを払って試合をみる人もいます。ラグビーマガジンを買う人もいます。
では、そのお金はどこにいっているのでしょうか?(答えは後で🐯)

歓声

少し違う風も

新日鉄釜石V7の時代、と上に記しましたが、基本的にはいままでのトップリーグ(トップチャレンジ含む)の仕組みと登場人物も同じです。
ただ、すこしだけチームや選手によっては異なる場合もあります。
例えば、

🏉クラブチームも参加できるようになった
2001年に新日鉄釜石ラグビー部がクラブチーム「釜石シーウェイブスRFC」に移行することになりました。

一つの企業の持ち物(=会社の部活動)では、チームの存続が一企業の経営状態に左右されることがある。そうではなく、新日鐵も含んだ地元企業をはじめ、複数の企業、個人が支えるクラブチームにすることによって、継続的な活動を続けることができる。

という考えによるものでした。
前述の「登場人物」のなかの『🏉会社』が複数になったということですね。
ただ、この時までは日本ラグビーの「社会人」のカテゴリーに所属するチームは、そのものずばり「会社の部活動」のチームしか認められていませんでした。その会社の社員だけが選手として所属できる。社員じゃない人は所属できませんでした。

シーウェイブスの設立はそこにすこしの風穴を開けました。ラグビー協会の規約も変わりました。クラブチーム(企業チーム、つまりその会社の社員しかいないチームではないチーム)でも社会人のカテゴリーで大会に参加できることになったのです。
当時、つづいて、数チームがクラブチーム化しました。今の清水建設ブルーシャークス(当時は清水ブルーシャークス)も企業チームからクラブチーム化したチームです。

🏉プロ契約選手
企業に雇用された社員(=会社の業務を行ってお給料をもらっている人)だけではなく、企業と「プロ契約」をしてチームに参加する例もでてきました。だって、クラブチームがOKとなると、社員じゃなくてもその企業チームに参加できるのですから。
ここでいう「プロ契約」には会社、チームによっていろいろな形態があった(ある)のではないかと思います。(なかぴーの想像入ってます)

いわゆる契約社員の人や、なかには建設業でいうところの「一人親方」(=個人事業主)として会社と契約していた選手もいると思います。

でも、クラブチームであろうが、企業チームであろうが、どのチームもラグビーをすることによって収入を得ることはありません。これが大原則でした。

💰試合の興行はラグビー協会が行っていた。

トップリーグ、トップチャレンジリーグの各チームは絶対に倒産しません。
だって法人じゃないし、事業をやってるわけではないのです。
銀行からオカネを借りることはできません。オカネを借りることができないなら、倒産するわけないですよね。

新リーグ構想の当初の参加要件では、チームを企業とは別の法人とすることが求められていたと聞いています。ただ、各チームの事情があり、「法人化」が要件ではなくなったとも聞いています。

でも、新リーグでは興行権は各チームに委ねられるはずです。

興行を行う、とは、チケットを販売し、収入を得て、試合を運営する(経費を負担する)ということです。

いままでは、ラグビー協会が試合の興行を行っていました。
チケット収入、放映権料、試合へのスポンサー料や試合会場の広告料はすべてラグビー協会に入ります。
そのかわり、ラグビー協会が試合会場の使用料、試合の運営、それにかかる経費などを負担します。
各チームは与えられた舞台でラグビー披露する。それに対する直接的なオカネの見返りはありません。
スタジアムに5万人の観客が来ても、テレビで100万人の人が見ても、観客席のないグランドでの公式戦でも、チームに入る収入は同じです。変わりはありません。ゼロです。

※グッズ販売収入はありますけどね。ただ、その割合は低いと言わざるを得ません。チケット収入が4,000円✖1万人だと4000万円もの収入が入ります。1試合で4000万円ものグッズの売上を上げるのは難しいとご理解いただけると思います。
※もしかしたら、プロ契約の選手は契約によっては試合給のような性質のオカネや、観客数に応じて支払う金額が変わる契約になっている、かもしれません。
※いわゆる社員選手は・・・。どうでしょうか。試合に出たことによって会社から日当や給与が支払われている・・・、ことはまずないでしょう。
だって部活動だから。選手個人の自由意思による参加だから。「業務」なのであれば時間外労働ですよね。賃金を払わなければならない。試合だけだったらもしかして成立するかもしれませんが、日々のトレーニングも業務?のわけはありません。日中、会社の仕事をして、平日の夕方や土曜のラグビーも「業務」だとすると、そんな長時間労働は36協定や労働法令に照らし合わせると・・・・。コンプ・・ラ・・イアンス・・・。

※2021年6月4日チケットについて追記
全体の一部であり枚数は限られていたようですが、チーム券として協会からチームが安い値段が買うことができたようです。いわば「卸値」で仕入れることができるので、それをチームが一般向けと同価格で販売すれば利益がでる。観客動員のインセンティブになる仕組みだったようです。
ただ、ほとんどのチームではその券は関係者や取引先に営業ツールとして配っていたようです。だって、チームは利益を出す必要はなかったのですから。

💰新リーグでは各チームが興行を行うのですがお🐯

新リーグでは!ラグビー協会ではなく、各チーム(ホストチーム)が興行権を持ちます。

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新リーグでの登場人物とその役割を記すと・・・

🏉ラグビー協会
大会をまとめますが、試合そのものは各チームが興行、運営します。
各チームの収入から一定の金額(数%だと思われます)を協会に支払うという仕組みになるはずです。

🏉選手、チーム
雇用形態は変わらないようです。いわゆる社員選手のまま引き続きプレーする場合もあると思われます。
(ちょっと心配なのは、チームは試合開催を事業としておこない収入を上げるのに、選手の中にはタダ働きの方がいる、それってなにかヘンじゃない?という気がすることです。あくまで自由意思による参加なのであれば、チームとしてその選手を試合や練習に参加させる法的な拘束力は皆無ですよね。また、けがをした時などのためにも、社員選手も副業のような形で何かしらの契約を結ぶことが必要になるのではないかとなかぴーは思います)

🏉会社
チームによってさまざまになるはずです。「スポンサーのひとつ」になるケースもあるでしょうし、現状とほとんど同じまま、大部分の経費をだすのはいまの会社のまま、つまりスポンサーが1社のみ、という状態で継続するチームもあるかと予想されます。(その場合のリスクは・・・、お分かりですよね)

🏉ファン、サポーター
ここが新リーグになって最も変わることのはず!🔥

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🎫チケット代がそのままチームの収入になる!

チケット代➡そのままチームの収入になります。

ファンクラブ会費、グッズ売上による利益➡チームの収入です。ただし、チケット代に比べると割合は低いというのが実情です。また、グッズに関しては利益率もそんなに高くないでしょう。

ラグビーマガジン➡ベースボールマガジン社の収入です。
Jspo➡Jspoさんの収入ですが、チームに放映権料が入ります(放映権はどうなるのかは、いままでの報道では不透明ですが)

😀「チケット収入ってそんなに重要なの?」
🐯「重要ですがお🔥🔥🔥

Jリーグを例に見てみます。Jリーグのwebサイトで公開されている「2019年度経営情報開示資料」
https://www.jleague.jp/docs/aboutj/club-h31kaiji_001.pdf
によると、2019年度において、

J1チーム平均では、営業収益 49億5千百万円のうち、
 スポンサー収入: 約22億円 (44.7%)
入場料収入  :   約9億円   (18.7%)

J2チーム平均では、営業収益 16億5千5百万円のうち、
 スポンサー収入: 約9億円(56.1%)
入場料収入  : 約2億円(12.0%)

となっているのですがお。

ぼくらファン、サポーターがスタジアムに詰めかけることによって、チームの収入になる、選手に払うお給料になる、そして、チームを継続する力になるのです。

いままでは、チームの存続は母体企業の経営状態に大きく左右されてきました。新リーグになってもスポンサーさんが負担する割合は大きいものがあります。
でも、
ぼくらの🔥熱量🔥がいまよりももっと直接チームの力になるはず!

スライド11

🔥🔥🔥🔥🔥スタジアムに来てください!🔥🔥🔥🔥🔥

以上、🐯なかぴー🐯なかりんからの新リーグへの期待、そして、みなさまにはこれからもさらなる応援をよろしくお願いします!でした!

どんとはれ。