内館牧子さんの男の不作法を読んだ際に、この男の作法の話があったので手に取りました。
池波正太郎さんの本です。
かっこ良い本です。
冒頭に、こんなくだりがあります。
そして次のような話が載っています。
これらは、扉に書かれていた文章です。
全部食べ物の話です。
中身は食べ物以外の話も多いんです。
ただ、食べ物を食べる時に男の作法の違いが出るんだなって気がします。
知ったかぶりや半可通をひけらかすようでは一人前じゃないですね。
職人さん(相手)が最高の仕事をしたものに敬意を払えないようじゃ一人前じゃないですね。
待つ時間を楽しめるようにじゃないと一人前じゃないですね。
美味しいものを美味しく食べる方法を知らなきゃ一人前じゃないですね。
これって食べ物だけではなく、生活全般、仕事全般につながりますね。
そばの食べ方、ビールの旨い飲み方は知りませんでした。
勉強になります。
男を磨かなきゃって思います。