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かっこいい上司

リクルート時代の最初の上司の鷲津 知文さんの誕生日会があり参加。
いつもはクアラルンプールにいらっしゃって東京は10年ぶり。
10年前のクアラルンプールへの壮行会にも参加しました。

私にとって鷲津さんかかっこよい上司の代表。
新人だった当時参加した関西情報ネットワーク部の部会でのスピーチを今での覚えています。

当時リクルートは通信事業を垂直立ち上げ中。5,6年目の社員が課長になっていました。

すると課長になっていない4,5年目の社員の方が優秀なケースもあったのです。
すると課長になってない社員から不平が出ていたのです。

そして、鷲津さんのスピーチです。「課長よりも下のメンバーが優秀なケースがある。そんなこと分かっている。ただ、優秀なんだったら、そうじゃない上司を助けてやって欲しい。それが本当に優秀な人のやることだろう」というような話をされたのです。

ほんとそうですよね。個人の能力が優秀かどうかという視点だけではなく、チームで最大の成果を出すって考えれば、まさにそうですね。

新人の私は、課長が優秀じゃないって本当のことを言っても良いんだ!そして、リーダのスピーチ1つで不平不満を持っているメンバーの視点を変えることができるんだと衝撃を受けたのです。偉い人はかっこよい!

そんな人になりたいって思った上司が最初でラッキーでした。

・その鷲津さんからメッセンジャーが。昨日国会中継を見ていたら、質問者がKPIについて話をし、岸田首相がKPIは、って回答していたと教えて下さったのです。こんな細やかな配慮もできるリーダーなんですよね。だから、誕生日会に25名も集まるんです。そんな人生の過ごし方をしたいものです。

・ちなみに年齢は私の一回りほど上なのですが、見た感じは、めちゃめちゃお若い。10年前にリタイアされて、日々やりたいことをしているそうです。それも若さの秘訣ですね。かっこよい年長者がいるのも有難いです。

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