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考えることは誰でもできる。しかし行動する人間は一握りだ。

51記事目となります。新たな気持ちでnoteに想いを記していきます。0から1を生み出す距離と、1から2にする距離は同じ1でも大きく異なります。AIやDXが加速するこれからの時代は、まちづくりを行う際にも0から1を作り出すアイディア創出能力が問われてくるはずです。新しいものを作る時には、角度を変えて再定義し、ひと手間加えることで価値が生まれます。しかし、その原点は誰もやったことがない事を、自らが一番に踏み出すことが何より大切です。行動する事で初めて自分の人生が開けてきます。

今日は少し昔話を書いていきます。

昔から何か新しいものを生み出したり、価値を作ることを得意としていました。例えば大学時代に塾講師をしていた時も、生徒たちに教える際に、知識を提供するのではなく、興味を持ってもらい集中できる環境を作る為にはどうしたら良いかを考えていました。

所属していた塾は、先生1に対して、生徒が3人から4人と1時限ずつ生徒が入れ替わります。そこで、授業の中の10分間はコミュニケーションをとる時間を設け、何に興味があるのか、どんな言葉に反応するのかなどをメモしていき集中するためのスイッチがどう入るかなどを分析してみました。

結果、次第にコミュニケーションの質が高くなり、生徒側から指名されるほどになり、一時期は指名が取れなくなるぐらいに生徒と信頼関係を築けていました。

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大竹市に帰って10年が経過した時のことです。大竹市に帰る前は大学時代から東京にいました。美術館もない、映画館もない、劇場もない、カフェも、バーもない。また、大竹には小学校1年生までしかいなかったので、友人もいない。帰ってきた時の何も無いと感じてしまう喪失感は大きなものでした。

24歳の私は父が経営している中野自動車に、Uターンという形で働くことになります。今考えると、そのまま仕事だけをしていたら何も変化はおこらなかったと思います。

そこで、同世代の人たちでコミュニケーションを取ることで、この町にも新たな魅力や、価値が生まれるかもしれないと思い、【cotona company】という団体を立ち上げました。

【cotona company】を立ち上げたときは24歳でした。この年代は、子どもから大人に自立していく過程の年代という位置づけで捉え【子どもと大人を掛け合わせてcotona】とし、この世代が関わることで、新たな魅力が生まれたり、挑戦することで素敵な30代を送る仲間を見つけたいとの想いで立ち上げました。コンセプトは【この日常にひと手間を】ということで、ひと手間加えることを愉しむことで、生活を豊かに送りたいと考えていました。

またこの世代は、仕事をある程度覚え、業界の全体像が見えてくる世代なので、自分とは違う仕事をしている人たちと関わることで、人生の選択肢が増えたりするのも面白いと考えていました。

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ということで、同じ世代の人たちを集めて異業種交流会を行いたいと企画したのが、【change summer】でした。いつもと違う夏を送ろうというテーマのもと、本当に何もない状態から始めました。繋がりも何もなかったので、市役所に聞き50名が入ることができる場所を聞き、その時紹介されたのがエスポワールさんでした。

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当時、右も左も分からず勢いだけで行動していた私のような若いものが、誰の繋がりもない中で、急に50人のイベントを行うので、会場を貸して欲しいと言ってきたら戸惑うのが普通だと思います。そのような中で、当時エスポワールおおたけで働かれていた山根さんが、快く受け入れていただいた事でこの企画が成立しました。山根さんが真剣に話を聞いてくれたからこそ、私も安心して企画を行うことができました。

またこの企画を聞きつけ、お手伝い頂ける仲間たちにもたくさん出会いました。武者小路実篤の【龍になれ、雲自ずから集まる】という言葉にあるように、集中し、熱意を持って行動することで、周囲の人間が寄り添ってくれ、協力してくれるのです。

そこから着々と準備を進めていき、チラシを作成したり、オープニングムービーを作ったり、ポスターも各所に掲示したりと0から始めた企画も最終的には80人を越える、同世代の方にご出席頂き大盛況のうちに終わりました。

手伝ってくれた皆様や、お声かけ頂いた皆様、お越し頂いた皆様と私一人の力ではなく、さまざまなところで人が繋がり、その繋がりから出会いが生まれた企画でした。

何が結局伝えたいかと言いますと、【挑戦しないと自分の人生は何も始まらない】ということです。挑戦したいことを頭に思い浮かべる事は誰でもできます。しかし、そこから行動することに大きな意味があり、行動することで自分の道がひらけてくるのです

結局この事がきっかけで、現在所属している大竹青年会議所の先輩から入会のお声掛けがあったり、この時に繋がった方と仕事や、まちづくりで繋がったりとその後の人生に大きな影響を与えています。

その時の損得勘定ではなく、自分のやりたいことや可能性を信じ、集中して全力で行動する。今日のnoteを書いて、これこそが今求められているリーダー像だなと改めて感じました。

私は自らが中心となり、周りの方を巻き込みながら行動していく、そんな魅力溢れるリーダーになりたいです。

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