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1年間の美化活動を通じて感じたこと

12月19日第3日曜日に、本年度最後の美化活動を行いました。大竹青年会議所の活動の一環として行った美化活動でしたが、様々な気付きを得た活動でした。やはり何事もやってみないとわからないことが、多々あります。

前回は、美化活動で感じる継続することの大切さについて書きました。こうした地道な活動は、1回で大きな成果が出たりするものではないかもしれません。しかし継続して行うことで、地域の課題を発見したり、マインドフルネスの一環になったりと、習慣が人を変えていくのだなと改めて思います

こうした地道な作業が地域にとって、とても大切なことだと感じることがありました。まずは【教育】という面です。3歳の娘といつも一緒に美化活動に参加します。この活動を通じて、買い物やお散歩の時にもゴミが落ちているということに、よく目が届くようになりました。家の中でも、ゴミが落ちていたら気付いて捨てています。

「ゴミは捨ててはいけないよ」と教育として伝えるということは勿論大切ですが、実際にゴミ拾いをして、「ありがとう」や「きれいになって気持ちが良いね」と、結果だけを伝えるのではなく、そのプロセスや、結果から得られる満足感や清々しさなどを伝えることで、教育になることもあります

体験に勝る教育は無いとよく言われますが、まさにこの事業を通しても実感する部分がありました。

そしてもう1つは、娘が地域の大人たちと関わるという「地域コミュニティの大切さ」という部分です。

新型コロナウイルスの影響で、地域の子どもが世代を超えた大人たちと繋がる機会が減少しています。これは本年度行った「おおたけスマイル文化祭」でも感じたことですが、これまで当たり前に行われてきた、地域のお祭りや行事は、地域コミュニティの中で繋がることの大切さを改めて考えさせられた機会でした。

これまでのnoteでも触れてきましたが、人口減少が加速していく中で、ますます重要な役割を担うのが、地域コミュニティによる繋がりです。しかしその地域コミュニティの繋がりも、何かイベントが無いと中々形成することはできません。

防犯という観点からも、大人側が子どものことを知っているのといないとでは、大きく異なってきます。また子どもたちにとっても、1度会った事がある、知っている大人がいる方が、安心して生活を送る事ができるはずです。

また、世代を超えた交流は、大人も子ども学ぶことが多々あります。他の子供たちと一緒に美化活動を行う時にも、どう声をかけたら良いかな、どうやったら楽しくやってくれるかなと考えさせられます。

また、子どもたちも、どうやったらお話しできるかな、思い切って両親以外の大人たちに声かけてみよう、など子どもなりのコミュニケーションの仕方を学んでいきます。学校教育でも友達の作り方、大切さは大いに学ぶと思いますが、地域の大人と話す機会は、やはり自分で機会を作らないと、中々できません。

様々な発見があった美化活動でしたが、まちが綺麗になるのも大切です、そしてこの活動を通じて、人との繋がりや、子どもたちへの教育についても考える事ができたのは非常に大きな発見でした。

そして何より重要なのは、こうした「機会を作る」という事です。参加することは誰でもできますが、機会を作るというのはエネルギーが非常に要ります。だからこそ、地域に住まう我々のような若い世代が、子どもたちのためにも機会を作るということにもっと積極的にならなければいけません。

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