見出し画像

大崎上島町の公用車シェアリング事業について

夕方に見たTVニュースで、大崎上島町では、広島トヨペット株式会社と共同で、超小型電気自動車「C+pod」(シーポッド)を活用した、公用車のシェアリング事業を開始されたそうです。自動車業界に携わるものとして、シェアビジネスの可能性がいよいよ行政まできたなと感じました。

大崎上島町では、広島トヨペット株式会社と共同で、超小型電気自動車「C+pod」(シーポッド)を活用した、公用車のシェアリング事業を開始されたそうです。

C+pod1台を、平日は町が公用車として、休日は一般の方向けのシェアリングカーとして利用するという、併用モデルに取り組むそうです。

大崎上島町は、道が狭いためこの2人乗り超小型電気自動車を導入されたとのことでした。

画像1

トヨペットさんのホームページでも大きくご紹介されていました。

大崎上島町では観光用モビリティの導入も進んでおり、ホームページにて観光地の情報発信なども行なっています。またこのホームページデザインが素敵なので、このページを訪れるだけで行ってみたいなと感じました。

また観光用モビリティについての動画をYouTubeにアップされていました。非常にわかりやすいですし、普段乗れないような車に乗ってみたいというニーズも掘り起こされているなと思いました。

今回の事業で何と言っても新しいのが、平日公用車使い、休日は一般向けのシェアリングエコノミーとして活用されていることです。

自動車は何と言っても維持費がものすごくかかります。自動車税、車検、自動車保険、ガソリンと、地方在住者にとっては無くてはならないものですが、都会ではカーシェアリングの普及がかなり進んでおり、乗りたい時だけ乗るという生活スタイルが確立されています。

シェアリングエコノミーとは、インターネットを介して個人と個人・企業等の間でモノ・場所・技能などを、売買・貸し借りする等の経済モデルです。

カーシェアなどから始まったこのビジネスモデルも、今では様々な業種に展開しています。私もついこの前、娘の運動会があったのですが、ビデオカメラをレンタルしました。購入すれば、10万円近い金額になりますが、レンタルだと1万円以下で借りることができます。

1年に1回使うか使わないかというところで、大きな出費となるより、必要な時に最低限の出費で最新のものが使える方が良いなと感じました。

【所有する】という概念が大きく変わってきています。

その民間で広がりつつある概念を、行政に取り入れ実践されているというのは、非常に柔軟な組織なのだなと感じました。公用車をシェアリング事業にした取り組みは全国でも初めてだそうです。

行政の財政面で言えば、どこの自治体も人口減少で税収が確実に減ります。このシェアリングエコノミーも年間利用金額で言ったら、そこまで大きいものにはならないかもしれませんが、こうした取り組みをすることで、新しい取り組みを積極的に行う大崎上島町という、自治体の1つの付加価値が生まれるなと感じました。

こうした積み重ねが、ふるさとの特徴として表に出て、移住者を増やし、企業誘致を行う際の1つの判断材料になるかもしれません。

またこのインタビューの中で、大崎上島町長から「カーボンニュートラルを意識したまちづくり」という言葉が出てくるのが、またすごいなと思いました。

【カーボンニュートラル】とは、2020年10月、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言したものです。

環境問題に関しては、特にヨーロッパでは非常に関心が高い問題です。政治政党も環境問題に対してどう取り組んでいくかが、大きな政策課題の1つであり、有権者も環境問題に対しての公約について、選挙の時には非常に敏感になります。

先ほどの人口減少問題についての取り組みにあるように、これだけインターネットが普及・拡大した世の中だったら、企業誘致を海外から行う時代も当たり前になると思います。

これから5G回線が普及してきたら、生活様式が大きく変わります。そのような時代の準備のためにも、行政側が新しい取り組みをされているということは素晴らしいなと感じました。

5Gの概要はこちらの動画がわかりやすいです。

大竹市ー自然と都市が調和する臨海工業都市ーFacebookページ
https://www.facebook.com/otakekoichan

#大竹市 #広島県 #おおたけブランドコミュニケーション戦略室 #がんばろう大竹 #情報発信 #大竹青年会議所 #大竹JC #新型コロナワクチンWEB予約サポート #がんばろう大竹 #おおたけエールめし #おおたけテイクアウト #ボランティア #中野友博 #デジタル


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?