マンガでわかる東大読書

本の読み方を知らない少年が精霊から本の読み方を学ぶ物語。

  •  読みやすさ 5

  •  面白さ   4

  •  知識    3

  •  共感度   4

  •  再読    2

要点 

 装丁読みと仮説作り:タイトル、帯、目次等には、中身を読む上で理解を助けてくれる情報がある。どんな事が書いてある本なのか仮説を立てて、その本から自分が何を得たいのか目的をはっきりさせる。
 取材読み:文字を漠然と追うのではなく著者が目の前にいると思って質問を考えたりメモを取ったりしながら本と向き合う。
 整理読み:著者の主張を整理し内容を一言で表せるようにする。著者の主張は①本の最初と最後の部分②しかしの後の文③ではないだろうかと言う問いかけの文④装丁読みでみつけた内容に書かれた文に書いてある事が多い。
 検証読み:テーマが近い二冊の本を並行して読む。共通点と相違点を探し偏りなく複合的に読み違いがなぜ生まれるか、自分にはどちらが合っているか、そういったことを考えながら読む。
 議論読み:アウトプットする。アウトプットには、誰かに本の感想を話したり、内容を短くまとめる。SNSへの投稿。

感想

本はただ読めば良いと言うわけではない。得た情報を理解し知識を得る事が大事。本を読むコツを端的にマンガにした良本。マンガとしてもレベルが高いように感じた。

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