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オンライン結婚式 『リモート婚』 のすすめ

2020.4.4 / 結婚式を延期した2人のLIVE配信による『オンライン結婚式』を実施しました!私たちは「リモート婚」と呼んでいます☺︎

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琵琶湖のキャンプ場での結婚式

↑これだけで楽しいに決まっているワクワクする結婚式。
昨年から着々と準備を進めてきた100名超のゲストが参加する予定だったキャンプ場でのフェスのような自由で楽しい結婚式。

お2人は滋賀の方ですが、2人の思い描く結婚式を探していたところ、
弊社にたどり着いてくれました。
お電話やSkype、名古屋まで来てくれたり、
私たちが滋賀に行ったり。
打ち合わせは脱線ばかりで、ほぼ9割雑談。←笑

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そんな打ち合わせだけでも楽しすぎていたのですが、場所もコンセプトも決まり着々と準備も完了し、あとは当日を迎えるのみ!
前日は前夜祭の予定で部屋割りどうしよう〜と悩んでいたあたりで.....

新型コロナウイルス感染症の流行

3月に入った頃には、
自粛要請は3月中旬あたりまで様子を見るとか、
「オリンピックの中止は選択肢はない」
という発言があったりとか、
とにかく3月中には収まるかも....?という空気を残しており、3月中のお客様は延期の方と決行する方が半々なくらい曖昧な時期でした。

それが3月下旬に「オリンピック延期」が決まり
一気に緊急事態感満載になっていくことで、
4月以降のお客様は「ワクワク」から、
一気に「不安」な気持ちに変わっていきました。

特に3月末は不安を煽る怖いニュースばかりで、
「自粛する」ことが大切なのはみんな分かっているのですが、
結婚式を控えているお客様にとっては、
「自分たちは誰からも祝福されていない」
という風に感じてしまうのです。

ゲストはきっと「そんなこと思っていない!」
と言ってくれるだろうし、
決行を決めても、延期を決めても
「絶対行くよ!」と言ってくれるだろう。

結婚式なんて今じゃなくても、いつやってもいい。だから延期でいいじゃないか。という気持ちもわかる。

だけど、「今」結婚をすると決意し、家族に感謝を伝えたい、周りの人たちに最高のもてなしをしたい、いろんな想いを「結婚式」に詰めて準備をしてきた2人にとってゲストを危険に晒すかもしれない「決行」も、せっかく準備を進めてきた特別な日を「延期」にすることもどちらも辛い。

我が社では「延期料」を頂かないという決断をしたけど、式場は大きな固定費を抱えているので「延期料」をもらわないとやっていけないところも多く、人によってはお金という大きな負担もかかる。

結婚式を間近に控えていたのに、急にこんな事態になり、「自分たちは誰からも祝福されていない」という気持ちになるのも分かる。

しかも政府は結婚式を現時点では「不要不急ではない」と定義しているようなので、もちろん新郎新婦にも会社にも保証はされないし、決行してもいいのだからゲストのために延期や中止を選択しても「自己都合」とされ、キャンセル料が発生する対象になってしまうのだからやりきれない。

コロナの影響で苦しんでいるカップルが本当にたくさんいるので、そんなカップルの少しでも力になれるように「相談窓口」を開設。ここでの活動や想いに関しては次回じっくり語りたいと思います。(だいぶ話してしまったが)
Instagramは☟こちらから

そして今回の本題は、
2人だけの結婚式をLIVE配信した谷口夫妻についてです!

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オンライン結婚式 「リモート婚」 を実施!


まず、お2人の中の結婚式で大切にしていること。それは、

● 自分たちが全力で楽しむ
● ゲストを全力で楽しませる
● なんならスタッフとも仕事の境界を無くして
 一緒に楽しむ

こんな感じだと思います。
打ち合わせの時から、みんながHAPPYであってほしい。みんなが楽しんでくれれば。みんなが楽しければ僕らも楽しい。
といつも話してくれていました。

「前日の準備スタッフだけで楽しむのずるい!
 前日から友人たちを引き連れて、
 一緒に準備するー!」

と言っちゃうような、
とても変人で最高すぎるお2人です。

そんな2人の結婚式のコンセプトは
「CHEERFUL」に決まりました。

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↑デザイナーが描いたデッサン画
ストーリーは、またどこかでゆっくりご紹介します!

延期を決めたのは「3日前」

オリンピックの延期が決まり、毎日徐々に恐ろしさがあらわになって行くコロナ。
そんな中でも3密を避けた結婚式の内容、ゲストへの出欠確認のし直し、さまざま感染対策を練ってきましたが、結婚式の5日前の3/30の夜にお2人から電話がしたいと連絡が。

「親兄弟に中止を提案されている」

とのこと。 
「しっかり対策をして決行したい。」
という思いと、
「結婚式で感染者が出たら怖いから延期すべきか。」という思い。

お2人は結婚式を予定通りこの日にやりたいという想いと、こんな直前に延期を決めたらスタッフの方々に多大な迷惑がかかるし、延期したら同じメンバーでやってもらえないかも...それは嫌だという想いもあったそう。

我が社も他のパートナー会社も全く迷惑じゃないし、問題ない。延期しても同じメンバーを集める!ということと、どちらかの意見を飲み込むのではなく、2人ともが納得できる結論を見つけよう。

というのを元に、お2人は本当に悩みに悩み、
次の日「決行」することを決めた。
ただし、

「LIVE配信型のオンライン結婚式」

という選択をしました。ゲストは呼ばない。
必要最低限のスタッフだけ。
なんなら接触はしないので、スタッフはアテンドだってしない。あくまで2人が作り、進行する。
私たちは事前の準備だけ。
これまで準備をしてきたゲストを呼んだウエディングパーティーは「延期」

本番までにゲストを楽しませる。
さらにワクワクさせるための、
いわば「0.5次会」である。←新婦がつくりました☺︎♩

そんな条件で結婚式のわずか3日前に内容を全変更しました。

そうと決まれば私たちは本当に早い。
さっそく4/1に打ち合わせ。

挙式進行は
「オンライン結婚式用」に総替え

オンラインで「LIVE配信」にするなら、
流れも変わってくる。
その場での空気を楽しませることは難しいから、画面上で楽しませる進行にしなくてはいけない。もともと決めていた内容は全て白紙にして総替え!

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↑私の手書き進行表。私はデザイナーじゃないんで実力はこんなもんです。笑

そして残りの2日間で準備を進め、
当日早朝から準備スタート!!!!

キャンプ場なので3密も十分に避けた対策。
場所は結婚式の会場である
「白ひげ浜キャンプ場」
ご好意で休業中なのに特別貸切として開けといてくれました。

ちなみにこのキャンプ場は、今回の結婚式がさらに素敵になるようにと、この日に間に合うようにオシャレにリニューアル工事をしてくれていました!!!!

「まかない」というサプライズ♡

この日のために仕込んでいた食材があり、お2人はかかったものは全てキャンセル料払わせてほしい!とは言ってくれていました。
料理にかかったものはいただこうか...となりましたが、全て破棄するのは勿体無いからと、当日勝手にケータリング(笑)をしてくれたパチパチの長尾さん。
朝ごはんと昼ごはんを賄いとして持って来てくれました☺︎♡

これがまた身体にしみて、
本当に嬉しかったです。。

本当に我が社のパートナー会社の方々って素敵で最高すぎるんです。急遽の変更にも対応してくれた全てのパートナーに感謝しかないです。
また今度自慢だけをする回を設けさせてください。笑

LIVE配信を意識した内容

とにかくお2人が大切にしているのは、
みんなが楽しみこと。
画面越しに見ているゲストがいかに楽しめるかをメインとした進行やデザイン。
(ぶっつけ感もあったので若干の反省もありますが...)
当日の閲覧列席者は100名を超え、
とにかく本当に楽しかった!!!

当日用意する予定だった「焼きたてのピザ」を再現してピザ食べてるゲストや、挙式後には勝手にオンライン二次会まで始まっていたり....笑

あくまで延期なので「カミングスーン!」
で結んでいます。

↓実際の結婚式の全貌は以下よりご覧いただけます!

急遽オンライン牧師をしてくれたご友人に。
挙式するなら「賛美歌!」ということで新郎の弾き語りで、みんなで合唱。
結婚証明書は、琵琶湖の砂浜へ、リベンジを誓う!

本当にふたりらしい。
もんのすごーく楽しくて最高の日になりました。涙

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本番はもっと楽しくて最高になります!
あくまで「延期」です。

まだいつになるかは決まっていないけど、このリモート婚を通して「普通にやっていたら気づけなかったこと、感じれなかったこと」がたくさんあるとお2人は話していました。同じように苦しんでいるカップルがいれば是非力になりたい!とこの結婚式を「公開」することにし、相談にも乗っています!

☟よろしければ、お2人のInstagramも覗いてみてください!


みんなが幸せな結婚式ができますように。

微力ながらも、
引き続きサポート頑張っていきます!


最後まで読んで頂きありがとうございます☺︎*


☟お2人のパイロットムービーはこちらからご覧ください!



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