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{日記} この世の終わり {6/2}


生まれた時から漠然と「地球はいつか終わるのではないか?」という恐怖?というか諦めみたいなものがある。
始まりがあれば終わりがあるのが世の常、いつその「終わり」が来るのか、誰にもわからない。それがわたしが生きている間かもしれないわけだよね。なんか、その時はめちゃくちゃ焦るのかもしれないけど、一方で「まあ、そういうものだよなあ」という気持ちもあるんだよな。

地球の終わりと言えば、わたしが生まれた1999年は、「ノストラダムスの大予言」によって地球が滅びるとされていた年だ。お腹の中にいたから分からないけど、割と人間たちは焦っていたようだし、今の今までその話って結構されているから、的中してなくてもこれは相当なインパクトの話だったのだなと思う。

予言の月は7月で、予言が的中することなく、わたしは9月に産まれた。本当に地球が滅びていたら、わたしはこの世にいなかったんだよな、と思うとなんとも言えない気持ちになる。しかもすっごいギリギリで産まれなかったかもなのよ、母のお腹の中で8ヶ月過ごして、もうすぐ、やっと産まれるって時に、地球滅んじゃったらどうしてたんだろうな。「《わたし》という存在は確かにいたのに、いなかった」、そういう《矛盾》が生まれていたんじゃないだろうか。そう思うとなんとも不思議な感じがする。

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