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{日記} セミにアタックされそうになった {8/10}


今日はさ、玄関出た瞬間にさ、セミがとんでもない飛び方しながらぶつかりそうになって来て、「ギャア!」って叫んで、それでもうだいぶ疲れて…。

あのセミ、たぶん死にかけだった。体が言うこと聞いてない感じの飛び方で、文字通り必死だったな。
もうすこし頑張れば、うちの緑が生い茂る庭で息絶えれるのに、石畳で息絶えそうになってて、「おい!がんばれ!おまえもせめて緑に囲まれて逝った方がいいだろ…!」と願いながら敷地から出て出勤したけれども。
帰って来た時、すっかり忘れて確認しなかったのであのセミが息絶えているのか、はたまたわたしの勘違いかあるいは頑張って他のところへ飛んでいったか分からない。

もし本当に死にかけていたとして、どういう気持ちで飛んでいるのだろうか。もうすぐ死ぬと分かっていて飛ぶのだろうか。飛ばない方が、残り少ない命を温存出来るだろうが、それはあくまで人間的な考えであって、他の種としては「行けるところまで行く」方が良いのだろうか。また、自分はもうつらいから飛びたくない的な気持ち?はあるが身体は最期のその時まで飛ぶようにプログラミングされているのだろうか。

そのようなことを考えながら出勤した。やはり仕事がつらい。完全に「嫌」の方にメーターが傾いてしまっている。何故か分からない。いや、原因みたいなものは分かっているがそれについて考えたり、書いたりしたら本格的に行きたくなくなってしまうので今は見て見ぬフリをしている。ああ、飛べるなら飛びたいよ。

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