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リアルだけがたったひとつの足音

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  • 散文

    詩や短文などを書いちょります

  • 極めない生き方

    ”極めない生き方”を題材に,思たこと,出来事やなんちゃらを書いてくマガジン

最近の記事

Stars overhead

空を見上げて見てごらん 頭上の星を 自由の天使がビール瓶持ってたら 酔いどれ天使の歌声がマイ・タイ 僕ちゃん達は今日も従順 自主的正義振りかざして我が物顔で歩いてる もっと気楽に 毎日寝落ちの生活 ルールなんてあっちむいてホイでハートで感じて 海辺でビールにサンドウィッチでも合わせてさ 灰色のアスファルトより満天の輝きを見つめよう 空を見上げて見てごらん 頭上の星を 明日がもし土砂降りの雨だとしても 空を見上げて大きな口を開けよう 空を見上げて見てごらん 頭上の星を

    • Reminiscence

      目の前の酒瓶がゆがむ 追憶の脳裏にクラクション 照明が時折俺の目には白く映る 小皿の中アーモンドが一粒 どっかでグラスの砕けた音 茶色の地面にブルーの海を描く 音もしない雨の中ただ歩く歩く歩く 口の中のウイスキーの残り香消したくて 真っ暗な空見上げて口を開いた すれ違う少女のポケットから 聞き覚えのあるラップミュージック 何故か懐かしくて 競走馬の走る1マイル90秒の世界がキレイに思えた 車のライトエメラルドグリーンのネオンサイン 夜の闇に濃く深く沈む影 頭ん中はニュージャ

      • 極めない生き方 石の上にも3年

        「極めない生き方」第2作目 取りあえず,今の僕の中で3年以上続いているもの カメラ,煙草,酒,読書,音楽鑑賞,位かな(笑) 厳密に言えば,酒はしょっちゅう銘柄変わるし,音楽や読書もジャンルが変わったりはするけど,取りあえず続いている物としてカウントしてます。 仕事で言えば,少し前まで働いていた建築関係の仕事が8年位続きました👏 これは僕にとっては最長で,自分も周りもビックリ見たいな感じでしたね。 日本では今でも,1つの事を辞めずにやりきるみたいな風潮があるようにおもいま

        • ”極めない生き方”はじまりはじまり

          先日、Youtubeでとあるタロットを見ていたら、 ふたご座さんは何か一つを極めるよりも、極める事を求めないで複数の事を行った方が良いやらなんちゃらと。。。 そっか!と言う事で、なにやらすごく腑に落ち、 何となく言葉も気に入ったので何か書いてみようかなと言う事で 今noteを書いとります。 極めない生き方というと、そろそろアラフィフにもなる僕は 確かに何も極めておらず、イチローやら同じ会社に勤続50年の親父とも違い 何か一つの事を続けて行くと言う事が出来ないありさまで、

        Stars overhead

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          2本

        記事

          Blue Point

          青い空が舞う しずかになって やさしくなって 夕暮れ時の空 青い太陽 かすかなプライド yeah やさしくて so 君は来なくて demo 僕ははしゃいで 君が来るまで走り回って しずかになって やさしくなって かすかなプライド 揺れる木漏れ日 しずかになって やさしくなって のぞきこむ空 青い微か美 yeah ​ 白いシャツが舞う ゆるやかな雲 楽しくなって  青色のレインボー so 君は笑って じゃれるネコ眺めて 青く染まった 白いキャンバス ​ し

          Blue Point

          The way we are

          地図を真っすぐ眺めてみた 僕等のいる場所は米粒 世界は広い Google mapじゃわからないスケール 真っすぐな路をただひたすら走る 曇の空、今にも泣きそう 左には緑な海、右には真っ赤なハイビスカス どこへ行こう、どこまでも行ける 過去に用はないし、未来もいらない ただ窓を開けて湿った空気を感じてる、ただそれだけ 目の前に見えるトンネル トンネルを超えたらどんな世界が広がってるかな? 僕にはわからないよ、トンネルの先なんて僕等にはわからない 聞かれ

          The way we are

          Light off

          さあ、灯る古い外套 ゆらめく赤い灯 ここは知っていた 僕はこの場所を知っていた 2回目の春、繰り返される日々、3年前が脳裏に響く ここは知っていた 僕はこの場所を知っていた おびえる夜、来る明日が嫌で、眠る事を拒絶していたあの時 さあ、陰る世界が灯る 部屋の中、灯すライター この街を知っていた 君はこの街を知っていた 僕を連れて、白い箱の中、夕陽に照り伸びる古いビルの影 この街を知っていた 君はこの場所を知っていた 揺れる木々、作り笑いの老人、無

          Light off

          朝の脳裏

          5歳の僕に銭湯の入り方を教えてくれたおじちゃんの背中には鷹の紋章があった。 25歳の僕が腕立て伏せやダーツをして遊んでいたオッサンの背中には龍の紋章があった。 そして、45歳の僕の前を歩く米兵の二の腕ではマリアの紋章が微笑んでいる。 米が炊けるタイマーの音で僕は目を覚ます。 米を蒸らす時間の間にベランダでコーヒーと煙草。 17度の寒い沖縄の朝、熱いコーヒーを啜り、まだ薄暗い空へ煙を吐く。 白い煙と赤く燃える火種。 スナイパーのスコープ発する赤い焦点と仕事を終えた

          朝の脳裏