島話22 島の情報は◯◯に集まる

明けましておめでとうございます。
さきほど書類に平成29年と書いてしまった。

さて、僕が住む兵庫県姫路市にある離島家島(人口3000人ちょっと)の話。

島話7でも少し触れたが、島の情報ネットワークはすごい。
伝達が早い。
SNSを軽く超える。
島の中学生なんかは、夏に夜に家を抜け出して友達と海に遊びに行ったりするらしいのだが、家に帰ってくるまでの間に親の耳には”誰とどこで何をしていたか”が届いているらしい。
内緒の話も「これは内緒の話やで」と言って、結局みんなに広まる。
そんな様々な情報が集まる場所はどこか。

答えは、お酒の飲めるご飯屋さん。
人間、気心が知れた人たちと食べて飲むといろんな話が出てくる。
それを店の人は聞いているどころか、勝手に話に入ってくるパターンも多い。
人が集まるところに、情報が集まるというのは自然なことだろう。

そういえば、島に喫茶店がない理由も同じように思う。
みんな、お茶は友達と家で楽しんでいるが、聞かれたくない話をしているんだと思う。

いえしまコンシェルジュ
http://ieshimacon.com

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