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コマ回しの功名

わたしの新しい称号は
「コマ回しのお兄さん」。

名誉なことだ。

先ほど知り合いのイベントの手伝いで
子ども祭りなるものにスタッフで参加。

要は子どもと遊ぶ役目を与えられたわけだ。

その場には昔ながらの遊び道具が用意されていた。

ちょっと懐かしい気分になりながら、
いいものはないかと物色すると「コマ」が出てきた。

わたしは昔ながらの遊びが結構好きな子どもだったのでよくベイゴマやコマを回し、遊んでいた。

とはいえ、コマを回すなんて10年以上ぶり。

「無理かなー」

なんてちょっと紐を結んで回してみた。

すると、あの頃のようにコマが見事に回った。

「お、意外にいけるやん!」

その後、がむしゃらに子どもの頃に戻ったようにコマを回しまくった。

そして、自分のコマ回しに熱中しているうちに参加者の子どもが興味を持って

「僕も回したい」

とわたしの楽しげな様子が伝播したようだ。

何人かの子どもにコマ回しを教えていると
なんだか先生みたいでこっちも少し嬉しかった。

そして、多分50回ほどコマを回してみんなで楽しんだ。

イベントも大盛況で終わりを迎えた。

最後、帰りがけに子どもから

「コマのお兄ちゃん、ありがとねー」

と、お礼をいただく。

光栄なことだなー。

コマの練習、またしようかな〜!

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