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「楽しんで生きるのは、闘いだ。ビーチ・バム まじめに不真面目!?」

 俺はとことん楽しみつくしてやる
 無理してつまづくヤツが多い。
 ただでさえ大変なのに
 映画「ビーチ・バム まじめに不真面目」より

GWに入って、中華街も山下公園も「みなとみらい」も、横浜はどこも観光客でいっぱいだ。

そんな中、友人Kazuがいつものように映画に誘ってくれた。映画館はコロナ対策もバッチリで換気がいい。初めて行ったミニシアター、横浜みなとみらい kino cinéma(キノシネマ)。リクライニングシートが心地よくてトイレまでお洒落で気に入った。

いつものようにkazuは、何を観るか言わない。俺もネットで何を上映しているか調べずに行く。それだけkazuを信頼している。彼の選択に外れがないからだ。それにいつも「俺が誘ったから」って俺に払わせない。

男2人で観た映画は、「ビーチ・バム まじめに不真面目」。
ぶっ飛んだ!こんなハチャメチャな映画は初めてだ。ほぼ全編、酒に葉っぱに女・・・ついて行けない人も多いと思うが、俺はこういう映画、好きだな。見終わった後、「うじうじ悩んでも仕方ない。考えすぎだよ、考えない。自分に素直に直感に従い人生楽しもうぜ!」って言われてるようで、スカッとした。成長しない、反省しない、期待しない、「天才放蕩詩人のなかなか成長しない旅物語」、おススメ。

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お店で酒も飲めないから、妻にワイン買って早々に帰宅。冷蔵庫の残り物で旨い夕食をつくった。「細切り牛肉とエリンギ、ピーマンのピリ辛オイスター炒め」。久しぶりに料理したが料理の腕は落ちていない。

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「銀座アスターみたいなプロに負けない味!」って大絶賛の美香。この映画「ビーチ・バム まじめに不真面目」観たら、「料理はいつも料理上手な美香に任せっきりだから、たまには俺が料理しよっ!」て気分にさせてくれた。

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先月kazuと観た映画、こちらは「ある教師の成長物語」、「ブータン 山の教室」。今回の「ビーチ・バム まじめに不真面目」と180度違う映画のようで、どちらも「純度」が高い。「純愛」って心打つよね。「本当の幸せとは何か?」を観るものに問いかける。
いやーやっぱ映画っていいなー。

「ビーチ・バム まじめに不真面目」を観て、キャンピングカー7台、隊員31人でフロリダを一周して大晦日、アメリカ最南端キーウエストで真上に打ち上がる花火を見ながらカウントダウンしたのを思い出した。キーウエストのニューオリンズハウス前は、なぜか全米最大の祭り、ニューオリンズの「マルディグラ」のミニバージョンをやっていて、ショッキングピンクの派手なレオタード姿のゲイが群衆に向かってカラフルなビーズの首飾りを投げて異常な熱気に包まれていた。安物のビーズをもらうため、あちこちで女性がTシャツ脱いで胸を出して「わたしにちょーだい!」とアピールしている。隣のカップルの女性が突然、Tシャツ脱いでブラ取って右手の拳を振り上げ、左手で俺の頭を掴んでオッパイの谷間に俺をうずめた。笑 「隊長、とろけそうな笑顔の写真撮りましたよ。奥さんに送ろうかなぁ 笑」って隊員ヨーコに言われたのを鮮明に憶えている。確か2002年から2003年のカウントダウン。まさに「大人の修学旅行」だった。笑

「ブータン 山の教室」では、モンゴルの草原を思い出した・・・俺の人生、いくつものハッピーな思い出でできている。やっぱ「仲間と一緒につくる旅」再開したい。旅好き同士がつながるコミュニティをコツコツとつくっていこう。

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人との出会いも絶妙のタイミングだが、映画も必要なタイミングで観てる気がする。どちらの映画も良かったが、「隊長、映画観に行かない!」って毎回誘ってくれるkazuの優しさが嬉しい。
kazuいつも素敵な映画、紹介してくれてありがとう。そして、今回も映画にランチ、ご馳走様でした!

 将来は先生になりたいです。
 どうして?
 先生は未来に
 触れることができるからです。
 映画「ブータン 山の教室」より


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