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「最大の親孝行は子が幸せに生きること」

夢を持った瞬間に
すべての過去が
輝き出す
福島正伸

「世界中で一番好きな人」、認知症の母に会いに行くの投稿はFacebookでもnoteでも反響があった。今回は子の立場から綴ってみたい。

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翌日、妹の悦子から、こんなLINEがあった。

お母さんちを整理していると、
お兄ちゃんの物がたくさん出てきます❗️
この間は同窓会で、小鷹先生にお会いして
花束を渡している写真が載ったマガジンを
大切にしまっていました😄
よっぽど嬉しかったんでしょうね😊
お兄ちゃんは自慢の息子だったから🎵
お母さん、すぐに忘れてしまうけど、
嬉しかった!楽しかった!
という感覚は残るはずだから。。。
悦子

ウルっときた。
写真って、35年ぶりに小6の時の同窓会があって、その時、「全校生徒の中で本を書いてるの伸ちゃんしかいないから」って同級生にお願いされて、卒業生総代として先生に花束贈呈しているものだ。

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小学生の頃、おふくろから宿題を教えてもらっている時、俺がわからないのに、2歳年下の妹が横から正解をどんどん答えるもんだから、勉強のできない俺に「お兄、大丈夫かしら」と心配をかけた。

高1で生徒会副会長やって成績も上がって一安心したのに悪友が遊びにくるようになってグレ始めたかしらと心配かけた。

社会人となってからも、「前年比3倍の売上なのに給料ゼロ!」みたいなブラック企業で働きつつ、一人旅に目覚めて海外を放浪するようになって心配をかけた。それでも会社を創業してすぐに雑誌やラジオなどのメディアに取り上げられるようになってからは、我が事のように喜んでくれた・・・インタビュー記事が雑誌で大きく取り上げられた時は「親バカだけど・・・」って手紙が送られてきた。母から送られた手紙の内容を本に載せたら、メッチャ喜んでくれた。

最近のことは忘れてしまっているのに、嬉しかった思い出はよく憶えているようだ。

そこで改めて考えた。最大の親孝行は子が幸せに生きることだって。還暦になった俺は3人の子(23歳、21歳、2歳)の父であると同時に80歳の母の子でもあるって、おふくろの笑顔が教えてくれた。そして、また親の喜びは子の喜びだって。

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友人の本田こーちゃんの言葉、親の立場で共感してたけど、子の立場から読むと、また違った感覚で読めるね。幸せに生きよう!

 最大の親孝行は、親の期待に応えることでは無く、
 子供が幸せに生きること
   本田晃一


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