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「キャンピングカーを自作!?カップルで日本一周! 匠&結花」

人生は旅
着くまでを楽しむ
福島正伸

voicyラジオ収録後、こんなことを感じた。
「2人共、未来を楽しむために今を愉しんでるなぁ」って。
匠くん結花ちゃん2人の共通点は、「旅好きで海外で暮らしたことがあること」その影響からか、自分たちが「何をしたいか?」を優先している。「~したい!」自分の思いに素直なのだ。そこがいい。

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2021年11月からキャンピングカーで日本一周中のカップルを、中村あっちゃん(中村あつよしさん)から紹介された。うちの娘が23歳と21歳だから、ほぼ同世代の2人とは話しやすかった。匠くんは京都の大学に通う大学4年生22歳。2021年9月、24歳の彼女、結花ちゃんの実家の青森でキャンピングカーを1ヵ月でDIY。ゆうかちゃんは新卒1年半で会社を辞め、ゲストハウスをどこで開業するか決めるため、キャンピングカーで日本一周を始めたが、場所は日本でも海外でもどこでもいいらしい。開業日も決めていない。「まだ、付き合って1年ちょっと・・・」という息もピッタリな2人と対談した。

フォローして聴いてほしい。

2人の話を聞いていると、出会うべくして出会ってる気がした。

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まず匠くんの小学生時代を聞いて驚いた。日本、フランス、ドイツで過している。両親がフランスで出会っていて、再びフランスに行きたい父の仕事の関係でフランス滞在が最も長い。小学生の時、1回泣かされたことがあって以来1回も泣いたことがないという、負けず嫌いで決意の固い少年だった。小2から中3まで長期間フランスで過した。インターナショナルな1万人規模の中学校で1,000~2,000人の学生を集めてパーティーをして1年で退学になったロシア人、廊下でキスしまくる中学生、学校を一歩出ると警備員の隣でタバコを吸う生徒もいたという。高校で日本に帰国、フランスの「発言しなきゃ」から日本の「発言し過ぎ」のギャップに悩む。気づけば仲間外れになっていた。日本に馴染めない彼に両親が一冊の本を買ってきた。その本がきっかけで起業するための学校に入り大学はいかなくていいと思っていた。ところが両親に「大学は卒業してほしい!」と説得されて進学する。テニスやダイビングのサークル活動をするも違和感を感じ、スタンフォード大学に短期留学。羽目を外し過ぎて退学になりかけ、「高い学費をかけて得たものがあったのか?」疑問に感じた彼はエジプトから南スーダンまでアフリカ縦断の旅をする。旅の目的は「生ぬるいと感じていた自分に活を入れるため危険なことをする!」。当時、政情不安と言われていた南スーダン。「死ぬかもしれない!」そう思って行くもメッチャ平和、最も安全な国だった。期末試験があって旅の途中、日本に帰国した。

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一方、ゆうかちゃんは、お母さんがいないと何もできない子だったが、小4の時、アメリカに2ヵ月暮らすことで強くなる。中学から高校にかけてクラスの中心的な存在。ヤンキーであればあるほどカッコいいと思っていた時代。真面目だけど、ちょっと不良っぽかったという。高校になって母との依存関係がなくなって変わった。高3の夏休み、弘前市からお金を出してもらってシンガポールにも行って中学からPCを使いこなしてる現地の高校生に驚いた。観光を専攻したいと東洋大学入学を機に青森から上京。大学2年でハワイ大学に1年留学し海外のほうが自分に合うと感じていた。卒業後は豊洲のホテルで働いて外国人の接客をする予定だったが、この状況下で1年半で退社。

社会人2年目にして安定した職と家を無くした24歳ゆうかちゃんのnote!

「変わりたい!」と思っていた2人は旅好きが集まるイベント「旅カレ(旅人カレッジ)」で出会う。「日本一周したい!」は2人の共通の夢。就活せずに、自分の力で生きていくと決めてる匠くん、いつかゲストハウスを開業する夢を持つ結花ちゃん。「旅カレ」のイベントで出会った人の影響でキャンピングカーで日本一周しようと決めたように、これから旅の途中で出会う人によって人生は大きく変わっていくと思う。そういう意味で2人には無限の可能性を感じた。2人の今後の行方が楽しみだ。

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できれば、以前voicyラジオに出演した日本一周してるカップルにも、どこかで会ってほしいな。この出会いが化学反応を起こす可能性は大きいと思う。

 大切なのは「やる」ではなく「やり続ける」。
 やるのは誰でもできる。やり続けることだ。
 それが教養になる。
 ぼくは教養を、稼ぐための必須科目としている。
 BLACKPINKが世界的アーティストになれたのは、
 この意味での教養があるからだと思います。
 阪本啓一noteより


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