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「苦手なコトはしない」という意思決定術。

こんにちは。中村です。

人には「得手・不得手」というものがあります。
当然ながら得手(得意)が多い方がいろいろと便利だし、重宝されるのですが、それが仕事となると、得意が多すぎるのも困りものです。
なぜかって? その「得意」を「お金を払ってもいいくらいに上手」だと思われるためには、そこまでにそれを進化させるための行動が必要だからです。

生まれ持って「ビジネスレベル」の得意分野を持っている人は少ない。
だからそれを突き詰めるために「ひとつのことに集中して」それを磨く必要があるのです。

「好き」を「得意に」。

以前こんなツイートをしたことがありました。

好きなことを仕事にしたいっていう欲求は誰でもあるでしょう。
好きなことが仕事になったら最高ですし、その「好きなこと」で報酬がもらえればなお最高です。

「好き」は「得意」になってはじめて、それを仕事にできるためのスタートに立てる。
「得意」が「得意中の得意」になってはじめて、価値が少し出てくる。
実際にそれを仕事にできる人は、その「得意中の得意」を超えた存在。つまり「すごい」と言われるレベル。普通の人ではできないレベルになっていく必要があるのですね。

「苦手」はどうすればいいか。

義務教育の学習は別として、私の考えは「苦手なことに時間を使うのはもったいない」というものです。これは賛否両論あると思うので、あくまで私の自論として受け取ってくださいね。

「苦手」は苦手です。それができなければ生活や家族や友達との関係に支障をきたすことであれば最低限できるようにしないといけませんが、そうでなければ「やらない」と決めるべきだし、その方が楽です。

これには理由がありまして、
総合的な人の能力って、それほど個人差はないのですね。それまでに生きてきた環境や習慣によって多少の違いはあるけど、それでも潜在的にはほぼ同じだと言います。
だけど「得手・不得手」という点ではいろいろ個人差あります。絵を描くのが得意な人もいれば、歌を歌うのが得意な人もいる。どれも個性だし、どれも素敵な潜在能力です。
「絵が得意でも歌が苦手」という人もいるでしょう。だったら「絵」を得意中の得意にしていく方がいいし、その方が可能性があります。

苦手なことも時間を使って真剣に訓練(勉強)すれば、それは普通にはなるでしょう。苦手だったことが普通になった!それも成長ですから素晴らしい。でもあなたには苦手ではなく、その「得意」を「得意中の得意」にしてほしいし、その先の「誰もできないレベル」に挑戦してほしいと思うのです。

まあ、これは私のエゴなんですけどね ^^;
でもこれは自分自身の経験からそう思うのです。


※私の「苦手」について、Voicyで話しました。


ただ「やらない」のではなく、「やらない意思決定」をする。

苦手なことを「ただやらない」のは逃避だと思われるし、自分自身の心の中にも「避けた事実」が残ってしまいます。

だから私は「やらないという意思決定」をするようにしています。
避けるのではなく、自分の意志で「やらない」を選択するのです。

実はこの「やらないという意思決定」には「私は別のことに挑戦する」という副次的な意味が含まれています。「私がやるのは、これではなくてこれ!」という自己主張です。

そこに重要な鍵が隠されています。

苦手なことを普通にすることに時間を使うのではなく、得意なことを研ぎ澄ます時間を「自分でつくっていく」のです。


まとめ

私には実は苦手なことがたくさんあります。
昔はそれがコンプレックスだったし、他人に触れられたくない部分でもありました。
でも今はまったくそう思っていません。
なぜだと思いますか?

他に「誰にもできないことができるようになったから」です。
自分の世界観を表現できるようになったからです。自分の考え方に共感してくれる人がいるからです。

そのことによって、どれだけ楽になったか。
そして、そのことによって、どれだけ自信がついたか。

人はみんな限りない能力を持っています。
でも人はそれぞれ「得手・不得手」がある。

苦手にこだわっているということはネガティブにこだわっているということ。もっとポジティブに。もっと明るい未来に目を向けたい。
そんな私からのメッセージだと思っていただけるとありがたい。

何か自分が好きなことにポジティブであれたら、
いい人生だとは思いませんか。


それでは今日はこのへんで。
またnoteでお会いしましょう。

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