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自分でジブンを繁盛させる力。

ビジネスをしてる人にとって「繁盛」は目標にする部分でしょう。
「いいモノ」や「いいサービス」をつくってそれが繁盛する。
または自分の信じる「いいモノ」や「いいサービス」を導入してそれが繁盛する。
それが自分でビジネスをする人にとって、結果としての目指す部分なのではないかと、私は思うのです。


特にフリーランスとして仕事をしている人にとっては、自分のスキルをサービスとして売るというビジネススタイルの場合が多いものです。デザイナーやライターやクリエイターもそう。だからスキルを磨くことが、イコール「商品力・サービス力を強化する」ということになる。

一方で、傾向としての話だけど、フリーランスになる前などの 会社員時代にいろんな経験をされた人がフリーランスやひとり社長になると、スキルを磨くというよりもどちらかというと「会社員時代の経験」を自分のビジネスにしていくことが多いように思います。

どちらにしてもフリーランサーは、自分の経験やスキルを磨いて 自分の商品やサービスが繁盛するように日々努力しているわけです。

繁盛するほどの優れたスキルって素晴らしいし、さらにもっと評価されて繁盛したいから、さらにもっとスキルを磨いていくわけです。より良いサービスを提供することで安心する部分もあるから、自己研鑽に時間を使うのですね。


ものづくりニッポンの国民性。

日本は「いいモノ」をつくりたいという美学があるんですよ。ものづくりニッポンであるし、だから Made in Japan という世界的にも認知されている部分にプライドもある。国民性もそのイメージも同様です。日本人の作ったものはきちんとしていて性能がいい。車も壊れにくいし内装は素晴らしい。家電も同様。高度経済成長期に日本を支えた産業の恩恵が今もなお、国内外で認められているわけです。

そう言う意味で「良いものをつくる能力」というのは、日本の文化なのです。とても偉大なことなのです。

今はモノ=商品の話をしましたが、その国民性はモノじゃなくても「良いサービス」という意味でも同じです。「良いサービス」はそれを依頼する人に「イイこと」を提供します。良質だということは、それを買った人に「いい生活」とか「イイ人生」を送る力があるんですね。素晴らしいことです。

ただ残念ながら、「イイものをつくる」という能力は、開発・生産による能力であって 「それを繁盛させる能力」ではないということ。
つまり、いいモノをつくる能力と、それを繁盛させる能力は、異なる能力ということなのです。いいモノを作り続けてもそれが売れない可能性がある。
とても矛盾した言い方に聞こえるかもしれませんが、実はそれが事実。
そしてフリーランサーはその事実を正しく知らなければなりません。

なぜならば、フリーランサーにとって、あなたの商品がどんなに「いいモノ」であっても、どんなに「優れたサービス」であっても、それが売れなければ「何もしていないと同じ」だからです。

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