中村 篤史/ナカムラクリニック

神戸市元町で「ナカムラクリニック」を開業。健康情報を配信中。翻訳本「オーソモレキュラー…

中村 篤史/ナカムラクリニック

神戸市元町で「ナカムラクリニック」を開業。健康情報を配信中。翻訳本「オーソモレキュラー医学入門」 http://www.clnakamura.com 078-599-9122 「中村篤史栄養サロン」開設中 https://lounge.dmm.com/detail/6960/

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    オーソモレキュラー医学入門

    エイブラム・ホッファー
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    オーソモレキュラー医学入門

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最近の記事

医学界にはびこる利益相反

副反応検討部会の委員14人中8人が、参考人6人中3人が、製薬会社から寄付金などを受け取っていた。つまり、関係者20人中11人が利益相反の状態にあった。 製薬会社から金をもらいつつ、副反応の検討をしている。これでは、お金をくれる人への配慮が働いて、正当なジャッジはできない。これを利益相反といいます。 この手のデタラメは、医学界にしょっちゅう見受けられます。 たとえば、 血圧の基準値は、かつて180/100でした。 しかし現在の基準値は、140/90です。 こんな低い値を

    • クエン酸の効能

      『ダウンタウンDX』で小藪が、愛用の健康食品として「有機ゲルマニウム」を挙げた。地上波の有名番組で「有機ゲルマニウム」というワードが発音されたのは、ほぼ初めてのことじゃないかな。 小藪さん、ありがとう! さて、有機ゲルマニウムの新商品が出ます。 有機ゲルマニウムウォーター『ロータス』です。 ゲルマニウムには全身の血のめぐりをよくする効果があって、そこにクエン酸が加わることで、抜群の疲労回復効果を発揮します。 ゲルマニウムとクエン酸、お互いに高め合う両者がコラボして、さらな

      • マスクとPFAS

        コロナが終わり、インフルなどの感染症もひと段落したように思われる今でも、まだマスクをしている人がいる。 街行く人を見ると、そうだな、だいたい3割ぐらいはマスクしてる印象。多いのは、高齢者と、あと女子高生。 今マスクをしているということは、もう外せないということだと思う。気の毒だけど、この人たちは一生マスクだろう。 自分の顔を人様に見せずにコミュニケーションするなんて、本来失礼なんだ。コロナという致死的な感染症が流行していた(設定)からこそ、マスク着用が求められたのであって、

        • コロナワクチン集団訴訟

          コロナワクチンについて、ついに国を相手取った裁判が起こされた。そして、NHKや毎日、フジテレビなど大手メディアもこれを報道した。https://twitter.com/sousyou13/status/1780515389224743286 記者会見を終えた鵜川さんから電話があった。 「あっちゃん、ありがとう」 それだけで、鵜川さんの言いたいことが伝わった。泣きそうになった。 「ワクチンのこと、まだ誰も声をあげてないときから、身の危険も顧みず、言い続けてくれた。あっちゃんの

          レプリコンワクチンを止めるには

          4月1日からコロナワクチンについてのルールが、何かと変わります。 これまで、コロナワクチンはタダで受けられました(全額公費)が、4月1日以降有料になります。努力義務とか接種勧奨の規定はなく、「打ちたい人は自腹でどうぞ」という格好です。 この変更の背景に何があるのか? 実はコロナワクチンは、これまで特例臨時接種として行われてきた。しかしコロナもひと段落、5類に格下げになったし、そういう特別扱いを令和5年度末でやめようということで、そこから、いろいろなルール変更が生じるというこ

          レプリコンワクチンを止めるには

          レプリコンワクチンを止めよう

          レプリコンワクチンがなぜヤバいのか?それは、ワクチン自身が増殖するからです。 これまで7回にわたって行われてきた、いわば従来型のコロナワクチンは、一定量のmRNAを注入して、それが細胞内に侵入し、細胞のタンパク産生機構を利用してスパイクタンパクを作る。そのスパイクタンパクに毒性があって、いろんな体調不良が起こったり、あるいはシェディングの原因になったりして、それはそれでもちろん危険なんだけど、レプリコンワクチンはもっと危険です。 レプリコンワクチンは、mRNAが増える。レプ

          レプリコンワクチンを止めよう

          ワクチンを勝手に分析すれば

          コロナ関係の情報を追いかけている人は、情報過多になりがちで、情報というのは多すぎてもまずいんじゃないかな。いわば、情報で”着ぶくれ”していて、皮膚感覚が鈍ってしまう。 「ワクチンで無数の人が亡くなっている」。 恐ろしい事実だよ。初めてこれを知ったときはショックだったはず。でも、同じような情報に毎日触れているうちに、皮膚が固くなる。刺激も日常になると、何も感じない。 30万人以上の超過死亡という、戦後最大の死者数が発生していながら、しかし政府もメディアもその原因が何であるか真剣

          ワクチンを勝手に分析すれば

          今後の講演予定

          いくつか、今後の僕の予定について、告知させてもらいます。 9月23日~24日、横浜で『国際栄養医学シンポジウム2023』という栄養医学についての講演会があって、そこで僕も演者として話します。僕は23日15時半から、ゲルマニウムについて30分ほど話す予定です。 田中善先生がワクチン接種者12人に対してアサイゲルマニウムを4週間投与する治験をしたんだけど、非常に興味深い結果が得られた。そういう”新ネタ”もあわせて、発表するつもりです。 興味のある方はお越しください。 10月7

          できればハゲたくない

          できればハゲたくない。でも「そのとき」が来たとなれば、変にハゲ隠しの工夫をすることなく、自然体でいきたい。あるいは、隠すどころか、さらす。松山千春的なスキンヘッドもありかもしれない。 遺伝的には、間違いなく、来る。 父は20代前半からすでに来ていた。母方の祖父も若い頃から丸ハゲだった。 血統的には、まず文句なしに、ハゲのサラブレッドである。 ちなみに、ハゲの遺伝性について、以下のような研究がある。 「ドイツのボン大学の研究によると、若ハゲはアンドロゲン受容体の特異的変異

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          noteの更新が長らく止まっていますが、noteでの情報発信をやめたわけではありません。今みなさんが読んでいるように、告知などにこれからもnoteを使っていきます。ただ、メインのプラットフォームをnoteからDMMに切り替えたというだけです。DMMで記事を更新しているので、興味のある方はフォローをお願いします。 https://lounge.dmm.com/detail/6960/ なぜ、プラットフォームをnoteからDMMに移したのか。 一番大きいのは情報の検閲ですね。n

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          タイ旅行2

          タイの公園には、すべり台とかジャングルジムなど子供の遊具があるのはもちろん、懸垂器具とかラットプルダウンのマシン、ディップスのバーがあったりして、大人も本格的な筋トレができます。公園で筋トレができるってすごくないですか? こうちゃんは、すべり台などの遊具を見て大興奮で、あちこちに走り回る。僕は常にこうちゃんを追いかけて、遊具から落ちないように背中をサポートしたりで大変だった。 そんな僕を見て、地元のタイ人が僕にタイ語で話しかけてきた。多分、肌の黒さから僕をタイ人だと思ったんだ

          タイ旅行

          タイに来ている。 バンコク空港に着いた後、タクシーを拾って1時間ほど走り、予約していたホテルに到着した。 そこで、僕らより1週間早くタイ入りしていた鵜川夫妻と合流した。 鵜川さんは仕事でタイに来ているけれども、僕ら一家は旅行目的。鵜川さん、仕事の合間をぬって、タイ観光のガイドをしてくれるというのだから、ありがたいことだ。 僕は20年前に一度タイに来たことがあって、20年ぶりのバンコクなんだけど、一番驚いたのは経済発展ぶりです。高速道路を走っていると、高層ビルの乱立する風景

          腸内細菌と神経難病

          以前の記事で、「自閉症児にベータグルカンを投与したところ、自閉症スコア(CARS)が改善し、血中αシヌクレイン濃度と血中メラトニン濃度が上昇した」という研究を紹介しました。 https://note.com/nakamuraclinic/n/n73df4a65dd01 昨日この論文の著者のSamuel Abraham博士と当院でお会いする機会があり、ベータグルカンが神経難病になぜ著効するのかについて直接レクチャーをしていただいた。研究の第一人者から直々に教えてもらえるなんて

          統合失調症とヨウ素

          おかしな言動をする人に対して「頭がおかしい」などと言うように、世間一般の人は「精神疾患は脳の病気である」と考えている。 しかし、腸内細菌の研究が進むにつれて、「精神疾患は腸の病気である」という説が登場した。『腸脳相関』という言葉を聞いたことがある人も多いだろう。 さらに、第3の新説「精神疾患はホルモンの病気」という考え方がある。具体的には「精神疾患はHTPアクシスの内分泌異常である」。 HTPアクシスというのは、視床下部(Hypothalamus)、下垂体(Pituitary

          ロン、ツモ、こうちゃん

          「投げて」とボールを持ってくる。 投げると、嬉々として駆け出し、すぐに戻って来て「もう1回投げて」。 また投げる。持って来て「投げて」。これがずっと続く。 ツモの体力は無限大だから、こちらの体力が先に尽きる。 しかし、永遠に「投げて」。 この無間地獄が僕の休日です(笑) こうちゃんは1歳3か月。何でもできる。 つかんだものを上手に投げる。犬を見て「ワンワン」という。 その場でくるくる回ったり、布団の上に身を放り投げるようにバタンと倒れたりする。 もう「赤ちゃん」じゃない。

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          手かざしの効用

          70代女性 「私は特に宗教的な人間ではありませんけど、宗教によって人が救われることはあり得ると思っています。それは精神的な意味だけではなくて、肉体的な意味、たとえば病気が治るとか、そういうこともあり得ると。 これは私の夫の実体験です。もう40年前のこと、夫は37歳でした。先生、ベーチェット病ってご存知ですか? ぶどう膜炎といって白目の部分に炎症が起こって、口の中には米粒大の口内炎がびっしりできていました。あと、静脈の炎症がひどくて、腹部からチリチリと広がってきて。 近所の医