新刊が出ます
8月23日に僕の本が出ます。
内容をざっくり要約すると、
「薬は毒」
ということで、わずか3文字で話が終わります(笑)
なのでもう少し詳しく言うと、「抗生剤は万病のもと」とか「コレステロール降下薬は毒物そのもの」とか「尿酸は最高の抗酸化物質」とか書いています。
あるいは、「日光は無料のサプリ」であり、「味噌と麹を薬とせよ」、「アレルギーは胃酸不足」みたいなことも書きました。
この本の編集者氏は、2019年に僕を「発掘」してくれました。
2019年、コロナ前というところがポイントです。コロナ禍の情報発信で僕は注目され、界隈でそれなりの影響力を持ちました。だから、コロナ後に僕に出版なり講演のオファーをいただくことは、「発掘」という形容に当たらない。
https://clnakamura.com/blog/5044/
しかし、2019年、世間一般的にはまったく無名だった僕に、「『安心』で連載を持ちませんか」と声をかけてくれた。『安心』といえば、健康雑誌の横綱です。そこに「好きなことを書いてくれたらいい」という。
こんな大抜擢があるだろうか。僕がどれほど驚き、また、感激したことか、誰も想像できないだろう。
コロナ禍で、僕の情報発信の注目度が高まるにつれ、栄誉あるお声がけをいただくことが次第に多くなった。池田議員から「厚労省に嘆願書を提出し参議院会館で記者会見をする。そこで講演をしてくれないか」と言われたときにも震えた。全国有志医師の会から「名古屋でマスコミを集めて記者会見をするからそこで話して欲しい」と言われたときにもうれしかった。
でも、そんな光栄なオファーも、2019年、編集者氏に声をかけてもらったときの喜びに比べれば、何ということはない。
編集者氏にとっても冒険だったと思う。まったく無名の僕ですよ。どこの馬の骨とも分からない一開業医に「連載を持たないか」と声をかけた。賭けに違いない。
文章に自負はあった。「分かる人がみれば絶対おもしろいと思うはず」そういう思いがある一方、同時に「分からない人には分からないだろう」というあきらめも半分あって、確固たる自信なんてない。そこに来た、全国で販売される雑誌への掲載オファー。「認めてくれたんだ」僕は自分を一気に是認し、喜びで舞い上がりました。そして、その編集者氏の漢気に(女性だけれども笑)、感謝しました。
編集者氏は謙遜して、こんなふうに言う。「いえ、私が見つけなくても、中村先生はいずれ世に出る人でした。今いる場所は、当然のことだと思いますし、きっともっと求められるようになると思っています。
先生の本を出すことは、諦められない私の絶対にやりたいことの一つでした。日記をつけているのですが、去年の今頃の日記に「中村先生の本は、やっぱり作りたい」と書いてありました(笑)
今回の本は、その編集者氏の協力のもと、完成しました。
当然、僕の過去記事をすべて読んでいる人です。そして恐らく、僕の強み、弱み、魅力、ダサいところ、かっこ悪いところ、全部知っている人でもあります(笑)
自分でいうのもなんだけど、2018年とか、古い記事のなかにもおもしろいのがけっこうあります。編集者氏が、そんな記事を発掘してくれて、今回の本となりました。
ぜひとも、アマゾンで予約購入してください(笑)