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30歳から始めるサラリーマン生活

私は、つい最近サラリーマンになりました。

芸人→フリーランス→サラリーマンという流れです。

フリーランスからサラリーマンになったきっかけは、「友人からの誘い」でした。

そこの会社も人がやめて、「人材がほしい」という状況だったようです。

そこの会社は、中小企業のメーカーで営業の仕事でした。

友人からは「仕事は楽、会社もトップが代わって、生まれ変わろうとしている、でも、給料は安い」と言われました。

その時の私は、フリーランスで週5でぼちぼちやっていて「今後もフリーランスでやっていく」と思っていました。

その場では、酒の席の話ということもあり「俺には営業なんてできないよ」といって話を流しましたが、そのあと、家に帰って一人になり改めて考えているとあることに気付きました。


「俺が、サラリーマンねぇ・・・」


上記にもあるように私は、大学卒業後にお笑い芸人となり、そこからフリーランスで現在に至る。

会社に勤めた経験がありませんでした。

大学を卒業する時も「芸人になる」と決めていたので、就職活動もしていませんし、養成所のお金を捻出するためアルバイトに明け暮れていました。

芸人をやめる時も、知り合いづてに新しい仕事を紹介してもらい、そのまま流れるように新しい仕事に就いたので、就職活動もしていませんでした。

「社会の歯車には、なりたくない」「社畜になるなんて、ごめんだ」といったような考えは、全くなかったです。

むしろ、僕の大学時代の愛読書は「課長 島耕作」だったので

「出世・派閥・裏切り・情事・出張・左遷」は僕にとって憧れでした。


多くの人が通る道を通ってこなかった私からしたら

「スーツを着る」というのもコスプレ的な感覚で見ていました。

「電車通勤」も、憧れのまなざしで見ていました。


「フリーランスは、その先もフリーランス、もしくは、会社を立ち上げる」

という選択肢しかなかった私の中に

「サラリーマン」

という項目が追加されました。

自分でも最初は信じられませんでした。

しかし、信頼できる友人でしたし、僕ならやっていけると踏んで声をかけてくれたのだろうと思いました。

昼の生活、電車通勤、事務の人と雑談、帰りに同僚と飲みに行く・・・


翌日友人に連絡し「あの話まだいける?」


それからは、とんとん拍子で進んでいき、3ヶ月後には、スーツを着てサラリーマンをしていました。

額面でいうと、給料は下がりましたが、フリーランスのときと違い出費が大幅に減ったので、実質の手取りは同じもしくは、少し増えた状況でした。

今のところは、「快適過ぎてえぐい」

朝6:30に起きて、夜11:00には寝ていて、週末は、サッカーをに見にいったり、何より「予定が組める」というのは私にとってすごい良いことでした。

週休二日のため、イレギュラーなものが無ければ土日はほぼほぼ休みなので、友人と遊んだり、バーベキューの計画をしたり

私が一番良いと思っているのが、会社から帰ると自分の時間が過ごせるということです。

あたり前だろ!と思うかもしれませんがフリーランスは、出社、退社といった決まった時間に仕事をするということがありません、仕事が終わった後に、次の仕事の事を頭の中で考えて「あれと、こらやって」と考えを巡らせるということがほとんどでした(休みの日も同様)

しかし、サラリーマンは、仕事の時間がくぎられているため、仕事が終わったら「休み!今日は何をしようかなー?」という感じにシフトできます。

最近は、その時間に、本を読むことが増えました。メリハリがしっかりしてるというのは今の僕にとってとても働きやすいです。


今後、どうなるかは、わかりませんが、今もところサラリーマンは最高です。



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