睡眠の質を高めるための意外なポイント
こんばんは!
ココロとカラダのレジリエンシーを探求するセラピスト、なかむぅです!
9月に入り、だいぶ涼しくなってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私は先日久々に風邪を引いてしまい一夜にしてノドが激痛に...
ですが、あることに気をつけることで3日も経たないうちに完全復活を遂げました!
今日は当たり前過ぎて見過ごしがちな、気をつけるポイントについてシェアしたいと思います!
何だかんだ言って睡眠が大切
なんだ、結局、睡眠かぁ
と、思ったアナタ!
そうなんです。結局は睡眠ですw
やはりカラダの回復力を高める時に「睡眠」なくしては語れません!
今回、私が体調を崩しかけた時も、いち早く睡眠に注意を払ったことによって、その恩恵を得られたと言っても過言ではないのです。
またまた、先日、キネティコスの谷さんとの対談でも「睡眠」の重要性について、すこーしシェアしたので、「睡眠」がタイムリーな話題であることは間違いないでしょう。
で、その睡眠ですが、いろんな書籍が出ているのでココではあえて睡眠の概要には触れません!
では何に触れるのか?
それはレストポジション&レストムーブメントについてです。
睡眠の質を高めるための姿勢と動き
睡眠ってただ寝るだけでしょ?
姿勢や動き方は日中動いている時に気をつけてますよ〜
そんなことが聞こえてきそうですが、実はここが盲点なのです。
「睡眠=姿勢であり動きである」
なんのこっちゃ?ですよね。
少し前のnoteに書いた「休息ポジション」について思い出してください。(※読まれていない方はコチラもどうぞ!https://note.mu/nakamu_powernote/n/n09ed56e6584c)
そもそも休むための姿勢がとれますか?という話なんです。
ヒトが休む時は、座ったり、寝そべったりしますよね?
もちろん、その時の姿勢の違いは人それぞれありますが、大まかに言っても、寝るか座るかです。
では、そもそも寝る・座るといった姿勢が痛み・不調なくとれますか?という話なんです。
いやいや、みんな寝てるんだから、そんな姿勢当たり前にとれるでしょってなりそうですが、意外や意外。
そんな単純でもないんです。
睡眠という休息に必要な3つのポジション
休息ポジションの中でも睡眠にフォーカスした時に最もスタンダードな姿勢は3つ。
・仰向け
・うつ伏せ
・横向き(左右)
になります。
本来、この3つの姿勢はどれをとっても痛みなく、不快なく、とれるはず。
ですが、実際はどうですか?
仰向けだと腰が...
うつ伏せだと首が...
横向きは右下じゃないと...
という風に、皆さんそれぞれすこーしずつ習慣や習癖、今抱えている不調などの影響によって、とりやすい休息ポジションとそうではないポジションがあるということなんです。
これが何を意味するのか?
休める機会(姿勢)が限られてくる
ずっと同じ向きで寝ていると、体重で圧迫されている部分にはストレスが加わるので痛くなったり床ずれになったりします。
そうならないために丁度いいタイミングで寝返りするんですよね。
で、仰向けがダメ、うつ伏せもダメ、横向きも右が下じゃないと落ち着かない・・・
なんて方がいたらどうなると思いますか?
仰向けでいる時間は短く、すぐに右下の横向きになる。
でも、右肩や右太ももは圧迫が続くから、また仰向けに戻る。
それでも結局、仰向けは腰がしんどいからまた右下に...
何となくわかってきましたか?
そうなんです。
休むはずの睡眠で、そもそも休めることができない...
これって結構キツイと思います。
もちろん、本人は眠たいわけですから、そんなに意識することはないでしょうが
夜中によく目が覚めら
体の片側が痛い・こっている
睡眠時間はとれてるのに熟睡感がない
そんな時は睡眠の質の低下、しかも睡眠時の休息ポジションが失われていることが要因となっているかもしれません。
ちょっと面白くないですか?
あなたは睡眠マイスターか⁉︎ 休息ポジションをチェック!
では、睡眠の時に必要になる休息ポジションが問題なくとれるかどうかをチェックしていきましょう!
それによって、休むための能力がそもそも備わっているのか大まかに把握できますし、睡眠トラブルを姿勢の観点からもアプローチできるキッカケにもなるはずです。
それでは早速いきましょう!
①仰向け+バンザイ
まずは仰向けです。仰向けというのは、体を全て伸ばした状態です。
腰もせなかも股関節も膝も、体のほぼ全ての部位が伸びた状態です。
加えて、両腕もバンザイしましょう。
こうすることで、より体には伸びるための柔軟性が強いられます。
寝る時に両腕バンザイする必要はないのですが、スクリーニング(簡易検査)する時には、あえて強めのストレスを加えてチェックすることも多々あるので、その一貫だと思ってください。
そしたら、そのままの姿勢で約20分間、苦痛なくいられるか想像してみてください。(実際に計ってもいいですが、2、3分で感じてもらうだけでOKです)
どうですか?
なんだか肩がキツイ...
腰が痛い
股関節が...
20分いたら痛みや不快感が出てきそうな部位はありませんか?
もしあるとしたら、「仰向け」という大切な休息ポジションを1つ失ってしまっている可能性があります。
それでは次!
②うつ伏せ+バンザイ+首回旋
うつ伏せになったら、先ほどと同じように両腕バンザイをしましょう。
そしてさらに、首は右か左かどちらかに向けてください。
そのまま20分間、問題なくいけそうですか?
首の回旋については反対側もチェックして下さいね!
さぁ、どうでしょうか...
首がキツイ(両方?それとも片方?)
腰が痛い
肩がキツイ
もし、この姿勢が20分間耐えられないような感じがする場合、それは「うつ伏せ」という大切な休息ポジションを失っている可能性があります。
では、最後!
③横向き
右でも左でも、どちらからでもよいので横向きに寝ます。
膝と股関節は軽く曲げておきましょうか。
枕は使わずに、ご自分両手を組んで枕代わりにしてください。
さて、どうですか?
反対向きも同じようにチェックしてくださいね?
腰がしっくりこない
膝どうしが当たって痛い
上側の股関節がつっかえる感じがする
などなど
不快な症状はないですか?
もし20分耐えられない側があるとしたらそれは、「横向き」という休息ポジションを失っている可能性があります。
睡眠の質を高める食事や入浴以外のポイント!
睡眠の質の話になると必ず、
食事のこと
入浴のこと
日中の活動のこと
夜間の光のこと
が注目されますよね。
ですが
今回お伝えした休息ポジションという観点も大切な要素だと私は思っています。
苦手なポジションが見つかったら、その姿勢を楽にとるためにはどんなケアが必要なのか考え実践していく。(具体的な評価とケアは今度シェアしますね)
このちょっとしたことがカラダの回復力を高める大事な要素になるんです。
今回は風邪の引き始めを早く改善させようと、休息ポジションをチェックして、セルフマネジメントしてぐっすり眠れる時間を確保したことが功を奏したと信じております!
みなさんも一度チェックしてみてください!
そして今回シェアできなかった「睡眠の質を高めるためのムーブメント」については、またタイミングをみて投稿しますね!
それでは良い睡眠を〜
なかむぅ
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