听写レビュー・時事中国語の教科書シリーズ
今回ご紹介するのはこちら。なかむらの推し教科書のひとつです。
時事中国語の教科書2023年度版
三潴正道 /陳祖蓓 /古屋順子
2,090円(本体1,900円+税)
これいいんですよ。本当にいい。听写やりたい人、ぜひこれやってくださいね。
レベルはどうかな、听写するなら、
「基礎を一通り抑えて、先生がいなくても自学自習である程度勉強を進めることができる」人くらいか。中検で言うと2級受かるか受からんか、準1級目指すかどうか、或いはHSK6級とりました、くらいの人向けかな。
①毎年出るのがいい
すごくないですか?毎年でるの。例えば2023年版なら、2022年の中国で何が起こったかがふわっとだけど、わかる。
②听写するのに分量がいい
全15課なんだけど、1課あたりの分量が絶妙。
あんまり長いと嫌になっちゃうじゃん。「もうちょっとやりたいなー」くらいで終わるのがいいんよ。
平日の夜に帰った後でもできる。
よくないとこ…?
よくないとこ…あるし、一応書くけど、そんなん気にならん。
①Amazonで買えん
朝日出版社さんのこだわりかな。いや、そんなことはどうでもいいんです。本屋さんで買おう。なかったら、注文しよう。
②内容が変わり映えせん
時事モノなんで話題は変わるんですけど、空気感が毎年一緒だから、何冊もやってると飽きる。
でもこれは5年分くらいまとめてやろうとしたなかむらが悪いんです。毎年1冊、出版を楽しみにしながら、じっくりやればいいんです。
③日本語訳がない
これも別にいいんです。
一応「教室で先生についてやる」のが前提の教科書なので、そういうもんなんです。でも、もしあったら、日訳の練習とかするかもな…とかは思う。
結論:買え、やれ、年に一度のお祭りと思って
繰り返します。短期間にまとめて何冊もやるもんじゃないです。
けど、毎年一回の楽しみとして、15課くらいやろうよ、って思う。
中国語を急激に伸ばしたい人、ではなくて、長いスパンで、生涯の共として中国語と付き合って行きたい人に強く勧めたい。
著者の先生方、これ毎年出すのほんと大変だと思う。でも末長くやってほしい。大好き。来年もよろしくお願いします。まじで。
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