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みなさま こんにちは、大阪府堺市からみなさまのちょっとした変化を応援しています。堺なかもず経営支援センターの中小企業診断士山本哲也です。

今日は、失恋ほど深刻ではないのですが・・・本来は、真剣に向き合うべき、「解約」について考えてみたいと思います。辛気臭いと言わずにお付き合いください。

ワクワク感はないけれど大切なこと

マーケティングのお話や新規事業のお話は、“ワクワク感”を持って語られるのですが、解約のお話はあまり語られない。自分たちの考えたサービスが、一度もあったことのない第三者に評価されて、命の次に大切なお金を支払ってまで手に入れようとしてくれるわけですから。そりゃワクワクもしますよね。私もワクワク派です。
いま話題の事業再構築補助金など、国のいろいろな補助金も新しい取り組みを支援する形になっていることがほとんどです。でもね、今日は、今から5分だけでよいので、解約のことを一緒に考えていただいて、その大切さを思い出して欲しいのです。

10%は大きいか小さいか?

では、まずは、質問から。あなたが、何か会員制のサービス(サブスクリプションモデルなど)を提供しているとしましょう。ほとんどのビジネスが、リピーターもしくは紹介で成り立っていると考えると、それはある種サブスクみたいなものです。もし、サブスクリプションモデルを「休眠会員で儲かるサービス」と捉えている人がいたら、それはかなり危険信号です。(この話はまた別途しますね。)

気を取り直して・・・。

毎月10名の新規会員を獲得できるが既存会員の10%が何らかの理由で退会するという会員制の小さなビジネスがあるとします。想像できましたか?宅配牛乳だと月額利用料は4,000円くらいでしょうか。このビジネスを新しくスタートさせて会員が100人になるのはいつか?

「10か月後ではないよなぁ。毎月10%の退会者を加味すると・・・。1年半くらい?」いかがでしょうか?

毎月10名の新規入会があるが、既存会員の10%が毎月退会するサービスにおいて会員100名になるのはいつか?

その答えは・・・50か月目です。

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写真は、先日、中小企業大学校仙台校へ研修受講に行った際にいただいた太助の牛タンです。あーまた食べたくなってきた・・・。蔓延防止期間だったためにお水と牛タンの組み合わせでしたが、十分に幸せを味わうことができました。仙台へお出かけの際は、ぜひお立ち寄りください。入った瞬間しか後悔はありません(笑)必ずリピートするはずです。


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