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SHiRO 1期生の卒業式が終わりました!
初めまして。
株式会社SHiROという会社で取締役副社長をしております、中本と申します。
2021年の1月に前職のリクルートを退職し、SHiROを仲間とともに立ち上げ、1年と少し経ちました。
多くのクライアント様や、サービスをご利用いただいたカスタマー様、
立ち上げから一緒に苦楽を共にしてくれた仲間達のおかげで、
少しずつサービスも大きくなり、感謝のお声も少しづついただけるようになってきました。
いつも本当にありがとうございます。
タイトルにもあるよう、直近の大きなトピックとして、社内イベントではありますが、立ち上げ期から一緒にサービスの拡大に尽力してくれた、
インターン1期生の卒業式が行われましたので、そこで感じたことを、この記事では書かせていただければと思います。
5分程度で読み終える内容ですので、
これからインターンを始めようか迷っている学生様や、
インターン採用を初めてみようか迷われている企業様にお読みいただければと思います!
弊社の事業について(ざっくりと)
何をやっているのか
まず簡単に、株式会社SHiROが何をやってる会社かというと、
「キャリアに気付き、キャリアを築く」そんなサービス開発をミッションとし、
「ココシロインターン」という長期インターン採用に特化した求人媒体の運営、長期インターン制度の導入支援、新卒採用支援などを行っています。
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サービス立ち上げの背景
実は僕もそうですし、このサービスを一緒に立ち上げた代表の瀬川、役員の松井も大学生時代は一緒に営業の長期インターンで汗を流してました。
その経験があったからこそ、就職活動は「ここに行きたい!」と心の底から思える会社と出会え、ありがたいことに内定も頂けました。
入社後も、長期インターンでの実践経験のおかげで、凄く楽しく仕事をさせてもらい、
そこで出会った仲間がいたからこそ、SHiROを立ち上げることもできました。
自分たちはたまたま縁があって、知り合い伝いに長期インターンに出会うことができましたが、
社会人になってそのありがたみに気付いた時に、ふと思ったのが、
ほとんどの学生は、長期インターンという機会を知ることもなく卒業してしまっている。
それが凄く勿体無いと感じて、
「リテラシーが凄く高い子だけじゃなく、全ての大学生が、機会に触れられるようなサービスを作ろう!」
と、このSHiROを立ち上げ、すぐにサービス開発を始めました。
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卒業生スピーチで多く語られたこと
立ち上げの経緯から、1期生の卒業まで一気に飛びますが、
今回のメインタイトルはインターン生の卒業式で感じたことなんで、
創業ヒストリーは割愛し、ここからは、創業期から一緒に苦楽を共にしてくれたインターン生の卒業式で感じたことを書かせていただければと思います。
十人十色という言葉通り、個性豊かで、本当に優秀なメンバーでしたが、卒業式での後輩へのスピーチで語っていた内容は、共通点が多かったのがとても印象的でした。
特に語られていた内容が、
①横の繋がりを大切にしよう。
②辛い経験はお得と考えよう。
③面白くない仕事を面白くしていこう。
という内容が共通していました。
大学4年生の社会人0年目で語る内容ではないですね。笑
本当にインターンを通して、素晴らしい経験、成長をしてくれたと思っています。
ここからは、卒業生が語っていた上記3つの内容を要約し、
記載していこうと思います。
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横の繋がりを大切にしよう。
ここで出てくる「横の繋がり」とは、僕とインターン生という上司と部下、という「縦の繋がり」ではなく、同期や一緒に汗を流したインターン生同士の事です。
卒業生のスピーチで特に共感できたのが、下記の言葉です。
「利害関係の無いフィールドで一緒に苦難を乗り越えた仲間への信頼は、時間が経って薄れるものでは無いです。自分がもし3年後に起業を考えるなら、一緒に働きたいメンバーは、必ずこの環境で出会った仲間をまずは想像します。」
長期インターンは、卒業後に会社員として働くことと、大きく性質が異なることをよく捉えている言葉だと思います。
何が違うかというと、長期インターンはあくまで、「+α」であること。
別にやらなくても決してマイナスにはならないですし、途中で辞めても元の大学生活に戻るだけです。
決してキャリアに傷がついたり、生活に困ることはありません。
そんなフィールドで、それぞれが自身の成長や、理想の実現のために努力しているわけなんで、確かにそこで切磋琢磨した仲間は信頼できますし、
すごく高い視座を持った仲間だと思います。
なので、これから長期インターンをやってみようと考えている学生様や、
現在長期インターンを頑張っている学生様は、自身のスキル開発のみに囚われず、横の繋がりを大切にし、ずっと続いていく信頼関係を築いていただければと思います。
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辛い経験はお得と考えよう。
卒業生の西川くんが後輩に語っていた言葉が印象的でした。
「毎日、毎週、この仕事の先に自分はどうなっているのか。を考えるようにしています。負荷のかからない仕事は、これを考えた時の伸び代がなくて危機感を感じるようになりました。
インターンの中で、全力でやってみたら出来た!という成功体験を積めた事で、負荷のかかる仕事ほど、1ヶ月後を考えた時にお得と感じられるようになりました。何とかなると思えるようになったので。笑
なので、皆さんも最初はしんどいかもですが、1ヶ月後、1年後の視点から今を見つめて頑張ってほしいです。」
大学生の遊び盛りのタイミングで、わざわざ目標を持って仕事に取り組むわけなので、結構しんどいこともあると思います。
特に、長期インターンは伸び盛りのベンチャー企業などが実施しているケースが多いので、ほとんどの場合、KGIやKPIと呼ばれる目標値を持つことになります。
可視化される自分のパフォーマンスと向き合いながら、時には憂鬱や不安と共存し、責任を全うしていく必要があります。
しかも、やっとできるようになった!と思ったら、
一段階上の難易度のミッションが降りてきたりします。
その分成長できると言うと、それはそうなのですが、当事者になると結構しんどいですし、ストレスも溜まります。
そんな状況で、辛くなった時は、是非西川くんの経験談を思い出していただければと思います。
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面白くない仕事を面白くしていこう。
今回の卒業生は特に創業期から一緒に働いてくれたメンバーですので、
楽しい経験もあったと思いますが、同時にそれ以上の壮絶な経験もしてきたメンバーです。
上司として、楽しめる、やりがいに溢れた仕事をたくさん任せられると良かったのですが、実際は結構大変で、憂鬱な業務も中には沢山あったかと思います。
そんな環境で精一杯努力してくれた、卒業生の下記の言葉は、
自分も改めて学べるものがありました。
「仕事なので、全てがやりがいに溢れているわけではないです。
やりたくない事を必死に9個やって、初めてやりたいこと1つできるのが仕事だと思っています。
ただ、やりたくない事9個に取り組む姿勢が重要で、この9個を自分なりに面白く、やりがいを持てるように取り組める人が、本当に仕事が上手い人だと思います。
そのために、意義付けや、環境整備など、仕事を楽しむための工夫をインターンで皆さんには学んでほしいと思っています。」
本当にその通りだなと。
キラキラしたものを想像して社会に出ることは、決して悪いことではないですが、結局、仕事を選べるかどうかは運と実力です。
環境に左右されずに、自分のモチベーション、パフォーマンスを高く持ち続ける事は、大切なビジネススキルだと改めて感じる言葉でした。
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まとめ
ここまで卒業式で、卒業生が実際に語っていたことをメインで書いてきましたが、最後に簡単に、僕自身の経験も含めて感じたことを書かせていただければと思います。
インターンの価値(学生さん目線)
インターンの価値は、人それぞれ目指す姿が違うので、一概にまとめることは難しいですが、
自身の経験と、卒業生たちの言葉を借りて、ズバリまとめるのであれば、
・志が高い、素晴らしい仲間と出会うことができる
・社会に出て辛いと感じることの乗り越え方を知っておける
・仕事を通して自分を知ることで、納得の行くキャリア選択ができる
というものだと思います。
詳しい理由は上でも述べているので、割愛させていただきますが、
僕の意見を言うのであれば、やはり経験しておくべき事だと思います。
きっとその経験は、社会に出た後に、「やっておいて良かった!」
と言える、素晴らしい経験になると思います。
インターンの価値(企業様目線)
結論から書かせていただくと、下記のものだと感じています。
・優秀な人材との信頼関係を築くことができる。
弊社のクライアント様からもよく聞く話ですが、
優秀だったインターン生が、社会に出て独立後に事業提携などの形で協働を提案してくれる事や、出資をお願いしてくれる事。
転職でさらにレベルアップして戻ってきてくれる事。
どれも経営者としては、とても嬉しい事だと思います。
・エネルギッシュな素晴らしい人材が業績を支えてくれる。
日々、自分たちがインターン生と仕事をしていて
「自分の可能性を広げるために、目的を持って努力しているインターン生は社会人顔負けで、超優秀」と心底感じています。
みんな素直で、中途採用などと違って何事にも基準値が無いので、
育成次第でいくらでも成長してくれます。
だからこそ、社員は育成に対して責任を持つので、社員の育成にも繋がってくると思います。
・時代と共に変わる志向性やトレンドに敏感になれる。
僕も97 年生まれの、ギリギリZ世代なんですが、今の大学生と喋ると、かなり面白いです。
フュージョン、精神と時の部屋、ブリーチで言うと愛染。
全く通じません。笑
志向性も全然違います。
企業は成長の過程で、既存社員の志向性や文化にマッチする人材採用を進めてしまうと、時代の変化について行きにくくなります。
そんな中で、長期インターンを採用するというのは、単に人材を拡充するだけに留まらず、新しいカルチャー、文化を迎え入れていく。
という事にも繋がっていくと思います。
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最後に
ここまでつらつらと書かせていただきましたが、
やっぱり、学生さんは長期インターンやったほうがいいです。
色々含めて、楽しいです。
とはいえ、僕も思い返すと、インターンでの経験はしんどい事も多かったです。
彼女とのディズニーランドデート中に、後輩のクレーム対応をトイレに篭って行なった苦い経験もありますし、
思い描いた成長曲線が描けずに、自信を失った事もあります。
そんな苦い思い出を全て含めて、
やっぱり卒業生の姿を見ていると、その経験がとても大切で、
振り返った時に楽しかった思い出になるんだなと。
そう感じています。
なので、もしも、踏み切れない!迷っている!
って学生さんがいらっしゃいましたら、思い切ってまずはやってみるのがいいかと思います。
色んなインターンがありますので、興味がある方は、
是非こんなものもあるので、聞いてみてください!
色んな企業のインターンでのお話を聞くことができます。
ラジオ番組:稲村亜美のココシロ!インターン
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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