104、2021年9月8日(水)ワクチン3本目開始
スペインの2回ワクチンを接種した人が、全体の人口の73.2%にもなった。
当初の8月末までに70%に到達するという目標を1週間遅れて達成したわけである。年代別で見ると、40歳以上に関しては、全体の92.9%が2回接種したこととなっている。また、昨日スペイン厚生省はワクチン3本目の接種を承認し、早速明日9月9日から免疫不全患者などにワクチン3本目が打たれるらしい。
エルパイス紙によると、現在のスペインの1日あたりの平均新規感染者数は5,196人。2週間前あたりが1万人くらいあったので、かなり減ってきている。(参照 https://elpais.com/sociedad/2021-03-15/el-coronavirus-en-espana-dia-a-dia-asi-evolucionan-casos-ingresos-y-muertos.html?rel=friso-portada)
スペイン厚生省のグラフを見ると、第5波が終わったようにも見える。現在スペインでは緊急事態宣言も出ておらず、外出を制限する条例も出ていない。
9月となり、いよいよカタルーニャ州では来週から新学期だ。
ちなみに去年は息子がクラスメートと担任が陽性となり、4回の学級閉鎖。娘は1回の学級閉鎖となった。今年はワクチンを2回打っていれば、クラスに陽性者がたとえ出たとしても、学級閉鎖とはならないらしい。そもそもワクチンをそこまで過信するのもどうかと思うが、さてどうなるか。
スペインでは若者も積極的にばんばんワクチンを打っているイメージがある。子どもたちのクラスメートもみな当たり前のようにワクチンを8月に打ち始めていて、悩んでいた私はスタートで出遅れた。
(写真はひこうき雲。最近飛行機が飛んでないので、久々に見た)