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63、2020年9月21日（月）長男はただの風邪だと思ったんです【前編】

中森有紀／うきうきバルセロナ　Yuki Nakamori


我が家でもとうとう起こるべきして？ということが起きてしまったので、記録として残しておこうと思う。

１）9月14日（月）新学期初日、帰ってきた長男が熱を出す。と言っても、37.8度。36.6以上は学校に行けないので、母がっくり。ちなみに息子は毎年新学期3日目に病欠（過去2度経験あり。今年で3年目3回目...甲子園か！）
２）9月15日（火）朝、37.8度、熱あり。学校休む（おーーい！）長男のギターの先生の家族？に陽性が出たと知る。（先生が陽性の人と接触したのは、うちの長男とのレッスンのあとだったとのちに知ってホッとする）
３）9月16日（水）元旦那がPCR検査に連れてけ！というが、いったん37.2度まで下がっていたので様子見。
そして、夜に長男のクラスメートのお兄さん（高校生）が陽性が出たとママ友ワッツ（LINEグループみたいなもの）で知る。

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４）9月17日（木）朝8時に061（カタルーニャ州のコロナ専用ダイヤル）に電話。すぐに最初のオペレーターに繋がるが、そのあとに医者に繋ぐと言われたものの、ずっと保留音。途中で切ろうと思ったが、我慢して待つこと55分で繋がる。

＜質問内容＞
「陽性者との接触はあったか？」→「あった可能性がある。陽性の家族が出たクラスメートも検査を受けるところ」
「熱は？」→「月曜から」
「咳は？」→「少し」
「月曜からなぜにすぐに電話してこなかったの！？」だって風邪だと思ったんだもん... 怒られた…

＜指示された内容＞
「PCR検査、今日の12時半か、午後か、いつがいいか？」そりゃできるだけ早くよ！

「今すぐ自室に隔離すること、ごはんも自室で」
「トイレもひとつを長男専用のものにすること」（スペインは２つとかある家が多い。我が家も２つ）
「長男が部屋から出るときはマスクをすること」
「長女も陽性の疑いのある人の濃厚接触者ということで、PCR検査の結果が出るまでは学校には行けない」

などなど。
速攻ほんとに電話したその日のわずか3時間後、木曜12時半にCAP（公立診療所）で鼻にぶっ刺され、PCR検査をしてもらい、土曜日に結果の電話をする、アプリも入れてくれ、と言われたらしい。（PCR検査は元旦那が連れて行ってくれた）


土曜日に？と思ったが、ママ友には過去にちゃんと土曜日に電話がかかってきた人もいたという。検査結果は電話と、あとアプリもしくはウェブでも登録すれば見られるというので急いで登録。まずわたしが登録して、そのあとに子ども二人を紐づけした。途中わからず電話して聞いたら丁寧に教えて内容も確認してくれ、すぐにPC版で内容を見ることができたがアプリはパスワードが違うと出て、機能せず。怖いのでそのまま触っていない。（おーい！）アプリ↓La Meva Salut(直訳すると「私の健康」カタルーニャ州のアプリ）このアプリがスペイン全国にあるわけでは、ない。


ちなみにPC版はこんな感じ。↓ https://lamevasalut.gencat.cat/web/cps/welcome

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色合いがとても素敵。センスいいわ。（感心してる場合じゃない）ここを見てみたら、今までの公立病院の通院記録、検査結果、入院記録など全部出てきて、びっくり。ほう、便利だ。ちなみにスペインの社会保険料は高く、給料から引かれているが、そのおかげで常に公立病院は無料、そして今回のPCR検査も無料。

そして、言われてた土曜日に結果は出ず、ずっと3時間ごとくらいにウェブの検査結果をチェック…　夜中にも「スペインの公務員が週末の夜中に働くわけないだろ！」と思いながらもチェック。同じクラスのクラスメートほかに2名＋その親御さんも木曜にPCR検査を受けて結果待ちの状態で月曜を待った。

つづく。

（本日9月21日時点でのスペインの累計感染者数は671.468人、亡くなった方の累計は30,663人、過去24時間の新規感染者数2,957人、PCR検査の結果の陽性率全国平均13,1％、現在の入院患者数11,031人、そのうち ICUにいる重篤患者は1,417人、スペイン厚生省調べ） って、こういう数字あまり当てにならないけども、まあ、ちゃんと毎日公表してる姿勢は評価できると思う。（上から目線）

参照　https://twitter.com/sanidadgob/status/1308077704504389645/photo/1）

https://www.mscbs.gob.es/profesionales/saludPublica/ccayes/alertasActual/nCov/documentos/Actualizacion_211_COVID-19.pdf



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