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海外経験なしでも外資系で働く

皆様こんちには。なかむです。今回は英語学習のおはなし。

いつもこのnoteでは対訳をしていますが、そもそも僕がどのぐらいの英語力でどのように勉強してきたのか、ということを書いてみたいと思います。
ヒップホップの対訳は僕より上手で正確な人が沢山いるので、これからは僕は僕の経験を基に皆様の役に立つような情報を発信していければと思います。

海外在住経験なし、中学に入るまでアルファベットも書けず。

僕が初めて英語に出会ったのは、その他大勢と変わらず中学校に入ってから。
中学に入った時点ではアルファベット(特に小文字)は書くこともできず自分の名前も英語で書けず周りに笑われたのを覚えています。
家は片親だったので、海外旅行どころか国内旅行すら行ったことがなかったですし、もちろん周りに外国人の知り合いなどは皆無でした。
しいて言えば最寄りの相武台前駅の近くには米軍キャンプがあるので、米軍兵を街で見かけるぐらい。

そんな僕が本気で勉強をし始めたのは中学1年でアメリカンプロレス、WWE(当時はWWF)にドはまりしてから。
魅力的なスーパースターたちのマイクパフォーマンスやキメの一言をそのまま理解したい。
そんな思いが初期衝動だったような気がします。

例えば、当時のスーパースターだった、ザ・ロック(俳優のドゥエイン・ジョンソンといった方が伝わる?)の決め台詞。

"If you smell what The Rock is cooking!"

このセリフの日本語訳が、

「ロック様の妙技を味わえ」

?????

なぜそういう訳なるのか、全く理解できない… ifで始まるのに、そのあとに文章がない…

学校英語では教えてくれない口語としての英語に触れた瞬間でした。

僕にとっての英語の先生は学校の担任ではなくて、ザ・ロックだったのかもしれません。笑
そこからは参考書を開いて猛勉強…というより自分なりのやり方で今も学習を続けています。


海外在住・留学経験がなくても英語は習得できるし、仕事にも使える。

僕は現在、外資系の多国籍企業で働いていて営業部門のマネージャーをしています。
海外との打合せはもちろん全て英語ですし、報告資料も英語で作ります。
TOEICテストでも一応940点を獲得することができました。

もちろん、僕はネイティブスピーカーのようには喋ることはできないし、内容によってはうまく伝えられないこともあります。
海外に長く住んでいた帰国子女と比べれば話す速度も発音も劣るでしょう。

それでも、事実として英語を使って仕事ができています。世界何十か国の人と日々やり取りをして業務を行っています。
そもそも論ですが、これは日本人の僕に限った話ではありません。米英など一部の国を除いた国籍の多くの人にとって英語は第二外国語であり、その第二外国語を使って仕事をしているわけです。
これが僕が見てきた事実。中国人も、フィリピン人もフランス人も、スペイン人もメキシコ人もみんな英語で話しますが、全員が全員、完璧な英語ではありません。

僕が伝えたいのは「ネイティブでないことを恥じる必要などない」ということ。

最低限の語学力さえ身に着けてしまえば、あとは中身勝負。
「どう思考して分析し、どう伝え、どう実行して成果に繋げるか」が仕事の本質であって、言い回しの多彩さや発音の流暢さではないです。

矛盾するようですが、僕はアメリカンプロレスやここで対訳を載せているヒップホップを通じて英語を学ぶ面白さを知り、ネイティブスピーカーや帰国子女に憧れつつ。自分が仕事で使うようになる中で最終的にはこうした考えに至りました。

なので、このブログを読んで下さっている海外のヒップホップに興味のある若い方々にも同じように考えてもらいたいです。海外経験がないことを理由に世界を目指すことをあきらめないでほしい。
発音が完璧でなくても英語は喋っていいし、それを将来仕事に活かしてお金を稼ぐことだってできるのです。

このnoteでは、引き続きUS HIPHOPの対訳もやりつつ(絶対やめません)今後、英語の勉強方法や仕事にどうやって活かすのかなどを自分の実際の経験を交えながら紹介していけばと思っています。

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