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エニアグラムをやってみた。

エニアグラムとは
「人間は、9つの本質(タイプ)の中の一つを与えられて、この世に生を受ける。自分のタイプを知り、そのタイプの持つ囚われから解放されれば、自らの能力と個性を最大限に活かすことができる。」

かなり歴史もあるらしく、2千年前にアフガニスタン地方で体系が築かれたらしい。

エニアグラムには、9つのタイプがあるのだが、実際やってみて、自分の中で当てはまるだろうと思えるタイプは「堅実家(タイプ6)」だった。

堅実家:安全を求め慎重に行動する人

なんか堅苦しいサラリーマンっぽくて嫌なのだが、本を読んだりワークショップをすると「堅実家」が1番自分にしっくりとくる。
堅実家は、恐怖に囚われ自分の安全を守る為に、権力に対して①忠実であるor②立ち向かうという行動に出るらしい。

友人達と話していて、自分の危機意識(恐怖)が周りよりも明らかに高いと思う場面が多々ある。なんで友人達は危機感を持たないのか?と思うこともチラホラあるのだが、多分私の危機意識が高過ぎるだけなのだと、エニアグラムをやった今は思うようになった。
noteに書くネタも危機意識が起点になる事が多いように思う。

私自身、恐怖から身を守ろうと、権力側につきたくなる事もあれば、やたら権力に反発したくなることもある。いずれにせよ、恐怖が自分を突き動かす起点になっている事は間違いない。

堅実家は「恐怖」という囚われを解放する方向に向かえば、より自分の能力と個性を活かせる方向に進むらしく、その為に何となく持っている恐怖の正体が何かをしっかりと理解することが必要らしいのだ。これからは、自分が何に恐れているのかを、定期的に内省しながら見つけていきたい。

ちなみに、約20年前に書かれた「9つの性格」という本を中心にエニアグラムを学んだのだが、この本の冒頭に次のような言葉が述べられている。

今、ビジネスに関わる人々は、会社人間だけが人生ではないことに気づき始めている。同時に、ひとつの会社に依存すれば一生安心していられる社会構造は崩壊しつつある。心の支えや人生の指針を見失い、右往左往している人がなんと多いことか。・・・自分なりの人生を価値あるものにするためには、自分を真から生かす知恵がぜひとも必要になる。そこで、私が自分を生かすための知恵としておすすめするのがエニアグラムだ。

20年前から今言われていてもおかしくないことが書かれているのだが、コロナの影響も含め、この言葉が現実味を帯びてくるのではないかと思う。いよいよエニアグラムが求められる時代がきたのでないだろうか。

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