【道徳マップ】課題は、思考の言語化

「道徳マップ」実践してくれている先生方とオンラインで授業を振り返る「道徳マップ実践会」を毎週行う中で、現状での課題が明確になってきているます。
正直まだまだ完璧は遠いですが、共に探究する仲間を増したい、そう考えています。

いじめをなくす安全基地学級を道徳で作る
「道徳マップ」は、道徳を研究され探求し続ける先生にとっては、邪道なのかもしれません。
ですが、いじめをなくすためには子ども達の相互理解を促し、子どもと先生にとって居心地が悪くない安全基地となる学級経営を行うのには、道徳を活用するのが効果的です。
特に、道徳を苦手とする先生の苦手意識を軽減するための補助輪として「道徳マップ」を開発しました。

イメージできなければ、行動できない
道徳が苦手だ、そう言う人ほど授業準備しながらも、授業のイメージができていない人が多いです。
イメージすればいい、そう言うのは簡単ですが、苦手意識を持っているからこそ、イメージする事を困難にしています。

誰でもできる、フレームワーク
道徳に苦手意識があっても、一つ一つ質問に答えていくことで、授業準備を行えます。
それが授業の流れとして1枚にまとめられているので、イメージしながら作り込めると共に、実際の授業での指針となります。

道徳マップの課題は、スゴイ先生の思考を言語化するために
探求と経験を土台とするスゴイ先生方の多くは、無意識で授業準備や授業を行なっています。
無意識下のねらいや子ども達の見取りからの発問を、どう言語化するか?

まずは、やってみたい人にだけ、やって欲しい
「道徳マップ」今はまだまだ、試行錯誤の段階です。
興味と可能性を感じてくれた先生方が実践してくれていますが、まだまだ汎用性は低いです。

でも、だからこそ、これからも仲間と共に探求し続けていきます。
いじめをなくすための一助になる、そう確信していますから。

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