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2019年8月の記事一覧
思春期における前十字靭帯損傷のリスク因子(思春期の筋骨格系の成長がそれに相応する神経筋の適応を伴わないことにより内的ACL(前十字靭帯)損傷リスク因子を助長する)
性差による成熟と前十字靭帯損傷リスク
男子は、実年齢を重ねるとともに、成熟段階と相関してパワー、筋力、コーディネーションの増大示す一方、女子は、思春期を通じて示す変化が有意に小さいことが示されています。
女子は、男子にみられる身長、体重、神経筋パフォーマンス間の相関関係は、思春期には存在しないとされています。
例えば、バーティカルジャンプ高(全身のパワーを示す数値)は男子においては思春期に着実