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次男と久しぶりに出かけてきた

少しずつ元気になってきている次男。
先日、久~しぶりにシャワーを浴びることができた!
そこからさらに、みるみる元気を取り戻していった。

「行きたいところがあるんだけど」

という次男の言葉にこれまたびっくり!
自分からどこかに行きたいなんて言ったの、何ヶ月ぶりだろう?
下手するとここ1年以上は聞いてないかもしれない。
大好きなゲームのコラボイベントが隣町のゲームセンターであるらしい。
その予定の日付を確認しながら、そこまでに自分の身体を整えていった。

次の日には、ワイルドに育っていたヒゲを剃り、さらにその数日後、外に行けず伸び放題になっていた髪の毛を自分で切ってみたいと言う次男。
えー、切ってもらった方が絶対楽だよ(しかも大変な作業だから、元気になってきたとはいえさすがに今の次男には負担が大きいのではという心配もあった)と言ってみたものの、次男の決意は硬いらしく、ならば好きにさせてみようと、「準備と後片付けは任せて!」と私にできるサポートをし、あとは次男に全てを委ねる。

とても長い時間をかけて、丁寧に切っていく次男。
時々様子を見るたびに、「え! 初めてなのに、けっこううまいじゃん!」とびっくりする。そういえば次男、もともと手先は器用だったな。
さすがに後ろの襟足だけは届かないらしく、私が手伝ってしまったけれど、自分の思う髪型に自分でできたことが自信となったようで、とても嬉しそうだった。
その後シャワーを浴びてすっかり見違えた次男!
1週間前の姿からは想像できないほどに、表情もぴかぴか!

そして、本当に、本当に、何年ぶり?っていうくらいの、病院以外での次男との外出。
自分の行きたい場所に行き、自分の欲しいものを頑張ってゲットし、とても嬉しそうだった。
さすがに帰り道は「疲れた」と言っていたけれど、表情はずっと明るく、帰ってきてからもゲットしたお宝を楽しそうに撮影していた。

帰ってすぐに、今日あった出来事を楽しそうに夫に報告していた。
夫もしっかり話をきいてくれた。
最近夫も少し変わってきていて、次男が元気になってから、次男との会話が増えてきた。もちろん、元気になった次男から話しかけていることも多いけれど。
私は夫のことはもうなんとも思っていないけれど、子どもたちからしたらたった一人のお父さんに変わりないので、その関係性は大切にしたい。

まずは回復の第一歩。
ここであまり頑張りすぎると揺り戻しが来てしまうので慎重に。
このまま次男を見守っていきたい。

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