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ナカジマ薬局 新人研修について

こんにちは。運営研修チームの灘本です。
今回はナカジマ薬局で行っている新人研修についてご紹介します。

弊社では入社から3ヶ月間新人研修を行っています。 



入社1週目

 (1)役員講話
 (2)本社の部署紹介
 (3)ビジネスマナー研修

入社してすぐに行われる研修では主に
部署紹介
どの部署がどのような仕事を行なっているかや自分たちにどのような関わりがあるかを学びます。
マナー研修
学生と社会人の違い、電話対応、などなど自ら学ぶ姿勢の大切さや社会人の基礎を学びます。


入社2週目~3ヶ月


入社2週目以降、研修期間中は店舗での経験を積みながら
週に1回程度本社あるいはWEBで集合研修を行います。
 
(4)疾患系の講義
    ①高血圧症
    ②糖尿病治療(含手技)
    ③皮膚疾患
    ④小児疾患(服用方法のアドバイス)
    ⑤がん治療
    ⑥在宅訪問
    ⑦腎肝機能評価・投与量設定
    ⑧吸入薬手技

 (5)保険薬剤師業務全般
    ①倫理・過誤
    ②医療保険
    ③診療報酬
    ④監査

 (6)コミュニケーション
    ①服薬指導の基本
    ②傾聴・共感
    ③マインドマップ

 (7)情報セキュリティ

    (講義内容は2024年度を参考にしております。
     年度により変更になることがあります。)


講義内容をいくつか紹介します。


疾患系の講義
高血圧やがん、糖尿病など大学時代深く学んだ分野でも、
現場でどのような処方がされているかや
服薬指導時どのような点に気を配っているかなど学ぶことができます。

また、吸入薬・注射剤のデバイスを用いて使い方を学んだり、
皮膚科疾患や小児への薬の飲ませ方のアドバイスなど、
大学時代に深く学んでこなかった内容も取り入れています。


保険薬剤師研修
薬剤師としてのあり方や保険薬局薬剤師として業務する上で
重要な項目を学びます。
ヒヤリハットや過誤を知ることでどのような点に注意をして
調剤や監査を行うかのポイントを学ぶことができます。

監査はただ薬の数を確認するのではなく、
適応症から外れていないか・用法や用量が妥当かどうか
要件を満たした加算がされているかなど
たくさんの項目をチェックしています。
医療保険や診療報酬を学ぶことで監査のポイントを知ることができます。


コミュニケーション
傾聴や共感など基礎的なスキルを改めて学んだり、
服薬指導に活かせるマインドマップの作成などを行います。
KJ法やSEAを用いた振り返り研修も行っており、
同期同士で悩みの共有や解決方法の模索などをしています。



店舗ではチェックリストを用いて、
教育担当者と進捗状況を確認しながら業務全般を覚えていきます。
チェックリストにより業務内容の全体像が把握でき、
フォローやフィードバックをしてもらいながら業務を行っています。


最後に

3か月という短い期間で実りのある研修にするためには、
受講者の研修姿勢もとても大切です。
自ら学ぶ姿勢を忘れずに研修に臨みましょう!