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ダメそうな意識高い系と良い意識高い系の見分け方

こんな名前で活動している通り、僕は生粋の意識高い系です。今に至るまで「プログラミングが必須!」と聞けばノリで勉強してみたり(理系のくせに1ヶ月で挫折)、「英語はできて当然!今は中国語の時代!」と聞けばすぐ参考書を買ったり(1回開いたっきりで終了)、イケてるレストランがあればシティボーイ気分を味わうために面接に行ってみたりと(週1回3時間勤務を希望し落ちた)、とりあえず意識は低いより高い方がいいだろということで爆走してきました。

今でこそだいぶ落ち着いて、何かを始めるにもどれくらい時間をかけて、こういう方法で進めれば勝てるとか考えるようになりました。意識高い系から「意識高い」大人になれたかと思います。そして意識高めに生きてたおかげで、多種多様な意識高い系に出会ってきました。はじめのうちは世の中にはこんなに意識高い人がいるのかと同世代ながら感動して自分も見習おうかと思っていたのですが、しばらく経つと「あれ、案外そんなにすごくないぞ?」という人もちらほらいまして、この人はダメそうな意識高い系なのか、それとも良さげな意識高い系なのか分かるようになってきました。そこで今回は意識高い系の代表として、ダメそうな意識高い系と良さげな意識高い系について解説していきます。

ダメそうな意識高い系

①評論家気取りの頭でっかち

読書は最高にコスパの良い自分への投資で僕もゴリ押ししてますが、本ばっかり読んで偉くなったと勘違いして、なんでも上から目線で評価してる意識高い系は例外なくダメです。読書もしてるわけではなく、ネットでみた記事や人の話を根拠に否定してくる人はもっとダメです。こういう人、良くいますよね。

僕も昔、プログラミングを勉強するためにノリで大学の学生団体が運営してるプログラミングサークルに入ったのですが、こんなアプリを作ってみたいと伝えたら偉そうにMacを叩いてる大学生に「君はまだ初心者だろう。〇〇の知識もないのにそんなもの作ろうだなんて、現実が見えてなさすぎだよ。」と言われました。そんなこと言ってくるなら、自分で作ってみろよという話です。とりあえず知った気になって可能性を否定してくる評論家気取りはダメです。自分で手を動かしてる人が一番すごい。知識だけ膨らんで、何か試みようとしても「それ無理だよ」と諦める人に未来はありません。

②「人脈」という言葉を使う

よく「人脈を作りたい」という相談を受けますが、「人脈」っていう言葉を使ってる時点でダメです。なんですか人脈って。そんな損得で付き合う人を決める人と仲良くなりたいわけないでしょ。大体、自分が誰かすごい人と仲良くなって学びたいなら、自分がすごくなった方が早いです。同じ土俵に立たないと、すごい人と会ったところで話が理解できません。というか、自分が何かで結果を出せば、自然とすごい人に出会えるようになります。自分が何も提供できないのに、一方的にすごい人と繋がって良い思いをしたいだなんて、自己中心的すぎます。

意識が高いどころか他界してます。何にも考えられていない。それじゃ意識他界系です。

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言葉遣いはその人の人格をよく表します。今までの経験上、「人脈」という言葉を使ってる人は例外なくダメそうな、いわゆる「持ってない」オーラがすごいです。おそらく「人脈」という言葉を使う人の裏の心理には、「自分がまだ微妙なのは環境のせいだ。俺にすごい人と出会える環境をくれれば、大化けするぞ。」という誰かのせいにする他責の思考があると思ってます。人のせいにする人はまずダメです。

別に自分がずば抜けてすごくなる必要はありません。いろんな場所にフッ軽に突撃してれば、思いがけない素敵な出会いがあるはずです。まず「人脈」という自己中心的な言葉遣いをやめましょう。

③群れている

何かやりたいときに、とりあえず仲間を求める人もダメな可能性が高いです。TOEICで800点取りたいから、アプリ作りたいから一緒に勉強しようとか、この業界で働きたいから一緒に就活しようとか、必要以上に群れる人がいます。1人でできることはひとりでやった方が学びが多いです。誰かと群れても、自分がやるべきことを相手になすりつけたりして責任感が薄くなり、なあなあに終わる場合がほとんどです。まずは自分1人でやりましょう。

かつて大学の友達に「ねえ中島。俺、社会のルールに縛られたくないからフリーランスエンジニアになって生活したいんだけど、一緒にアプリ作らない?」と言われましたが、2秒で断りました。「絶対やらない。まず自分1人でやってくれ。」と伝えましたが、結局何もせず、よく分からないベンチャーにインターンしてました。そこではプログラミングを学べるという誘いで入ったらしいですが、結局エクセルに数字を打ち込むだけの雑用で何も学びはなかったそうです。彼のように仲間が欲しいからインターンするという考えにも僕は否定的です。就活の実績作りにインターンという思考も当然嫌いです。必要以上に群れても、責任を押しつけあうだけで何も得られません。

ここまでダメそうな意識高い系について書きました。続いては良い意識高い系についてお話しします。

良い意識高い系

①とりあえずやってみる

すぐ動ける人は強いです。「この本いいよ!」と勧めたらその場で買ったり、「これやってみたら?」と言われたらその日のうちに取り掛かったり。何も持たない人は速さで勝負するしかありません。評論家気取りで「これはうまくいく可能性が低い。なぜなら〜」とか偉そうに講釈垂れる暇があったら、さっさと手を動かして、失敗するなら早めに失敗した方が学びがあります。僕自身、尊敬する人にアドバイスをもらったらとりあえず爆速でやってみます。ダメならダメで「ダメでした」と伝えれば、「こいつは俺の言ったことをすぐ実行するし見込みがある」とまた助言をもらえる可能性があります。

よくわかんなくてもとりあえず「はい」と返事してやってみる。よく分からなくても面白そうだと思ったらトライしてみる。そんなノリの良さがある人は強いです。


②返信が速い

物凄いピンポイントの話になりますが、返信が速い人は良さげです。僕は超即レスです。なぜなら返信を遅らせてもいいことなんて何もないからです。例えば「来週の日曜日の夜空いてる?みんなで焼肉行かない?」と誘われたとき、返信が遅いと相手に迷惑がかかります。行けない場合、自分の中では行かないことが決まっていても、相手はそれを知りません。返信が来るまでの間、相手は代わりの人を誘えなければ、予約の人数も変更できません。とっても迷惑なわけです。

返信なんてトイレでうんこしてる間にいくらでも返すことができます。死ぬほど忙しい総理大臣や大統領でも、スマホを見る時間くらいあるでしょう。返信ができない人は彼らよりも忙しいのでしょうか。そんなわけありません。相手を思いやる気持ちがあれば即レスするという行動ができるはずです。要するに即レスな人は、意思決定が速く相手を思いやれる人というわけです。

あと返信が早いと「こいつはいつ連絡しても真っ先に返信するから連絡しやすい」と思ってもらえるので、自然といろんな誘いを受けるチャンスが増えます。もちろん誘い全部に行く必要はありませんが、返信が早いと打席に立てる回数が増えるわけです。これがめちゃめちゃ大切です。返信が遅いと「こいつは行く気なさそうだからもういいや」と2度と連絡がもらえなくなる可能性があります。

今日から即レスになりましょう。ちなみに僕はLINEの一言を「返信めちゃめちゃ早いです」にしてます。どんなメッセージも爆速で返すので、通知は一切溜めません。

③バイト以外でお金を稼いだことがある

最後はちょっと難しいかもしれませんが、バイト以外でお金を稼いだことがある人はかなり良さげです。別に起業しろなんて大げさなことは言いません。メルカリで物売るとかでもなんでもいいんです。自分で頭を使って自力でお金を稼いだ経験がある人は、「お金は自分の時間を切り売りしてその対価としてもらえる」という雇われの思考から抜け出せているので、そこから飛躍して柔軟に行動できる下地があります。

あとこの経験がある人は①の「とりあえずやってみる」を既にクリアできてる人が多いです。メルカリで物売るでも、プログラミングしてサービスを作るにしても、「こうしてこうやればいくらで売れていくら儲かる!」みたいなガチガチの計算からは出発できません。「なんかわかんないけどこれ売れるんじゃね?ま、とりあえずやってみっか!」とノリで最初は始めたはずです。僕もブログも筋トレも何もかも、今の生活の重要な一部になってることは全て「細かいことはよく分からないけど楽しそうだしやってみっか!」とノリで始めました。

とりあえずやってみるノリは想像以上に大切です。僕らに失うものはありません。どんどんトライしてみましょう。

というわけで意識高い系を代表してダメそうな意識高い系と良い意識高い系について書きました。僕も油断すればダメそうな意識高い系にいつ逆戻りするか分かりませんので、しっかり意識を高く保ちながら頑張りたいと思います。それでは素敵な1日を。


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サムネイル画像は地獄のミサワのホームページよりお借りしました


最強になるために生きています。大学4年生です。年間400万PVのブログからnoteに移行しました。InstagramもTwitterも毎日更新中!