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ドル箱をぶっ叩け!!!!!

卒論を書いていた1月と、書き終えた2月にそれぞれ、1日で40万円を手にしたことがあった。これはそのままマルっと自分の利益で、僕の手元に40万円が入ってきた。合算して2日合わせて80万円が入ってきたわけだ。ちなみにそれぞれの1日に作業にかけた時間は1時間くらいだったから、単純計算で時給40万円ということになる。

僕はお金を”増やしたこと”について滅多に話すことはない。なぜならそれを売りに文章を書いていないからだ。世の中には歪みがあって、その歪みを利用すれば利益を得られる、という抽象的な表現しかしていない。だから今から書く内容も非常に抽象的なものになる。が、僕にとっては極めて大切なことを書いていく。そして4月からサラリーマンにもなった。そこで気づいたことも交えて書いてみる。

ドル箱は探せば必ずどこかにある

小学生の時、クリスマスプレゼントに親にニンテンドーDSを買ってもらった。ソフトはNewスーパーマリオブラザーズ。皆さんご存知、マリオが左から右に進み、敵を倒しながらゴールを目指すシンプルなゲームだ。ジャンプして踏めばクリボーを倒したりブロックを壊すことができる。それと同様にヒップドロップという空中でクルッと回ってお尻から勢いよく落ちるアクションをすると、より強い威力で敵を踏め、ブロックを壊すことができる。覚えている人も多いだろう。

そしてブロックの中には、ヒップドロップをすると10枚ほどコインがドカーッと出てくるものがある。お尻でブロックを踏んだまま、「チャリンチャリンチャリン」とコインが出続けるのだ。僕はこれを「ドル箱」と呼んでいた。ドル箱を叩くと気持ちがいい。チャリンチャリンと小気味いい音を響かせながらコインが山ほどもらえるからだ。

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そしてこのコインがたくさん取れるブロック=ドル箱は、ゲームの中だけでなく僕たちが生きる現実世界にも存在している。僕が初めてドル箱の存在を知ったのは大学2年の5月だった。

何度か記事で書いたので知ってる人も多いかもしれないが、僕は大学2年の4月、人生のどん底にいた。もらっていた返還不要の給付型の奨学金が2年生からもらえなくなったのだ。もらえなくなったと言ってもこれは完全に自分のミスで、この奨学金は初年度しか給付されないものだった。勝手に毎年もらえると誤解していたのだ。さすがに親がお金を貸してくれるだろうと事情を説明したら、「それはあんたの責任だ。自分で払えないなら大学を辞めなさい」と言われた。泣きながら土下座してもダメの一点張りで、どうしようもなかった。他にも恋愛や友人関係だったりいろんな負の出来事が重なって、僕はどん底に落ちた。(他に何が起きたかはまた別の機会に書こう。ただ言えることはこのどん底のおかげで今の僕があるということだ。)

そこで僕はメルカリでApple製品を売ることを思いついた。様々なルートから安く仕入れ、様々なルートで高く売った。売値と買値の差が利益だ。これでどうにか2ヶ月で50万円を用意することができ、退学を免れた。だいぶ端折って書いたが、もちろんこの裏には複雑な仕組みがある。正直、再現性はない。火事場の馬鹿力とはよく言ったもので、自分の人生が台無しになる崖っぷちに追い込まれたことで、思わぬ力が開花した。

前置きが長くなったが、当時の僕にとってはこのApple製品を安く買って高く売るという行為が「ドル箱」だった。当時は昼夜を問わずいろんなフリマアプリをチェックし、発送作業に追われていた。ただ、それがとんでもなく楽しかった。「俺は、俺が考えた俺独自のアイデアで、俺の窮地を救っている」そんな気持ちだった。あの2ヶ月は興奮のしっぱなしで、アドレナリンが常に出ていた。力の限り、思いっきり「ドル箱」をぶっ叩き続けていたのだ。

あれから3年の年月が流れた2021年1月、僕は卒論を書いていた。実験データをまとめ、図や表の作成に追われるなか、とあるツイートがバズった。Twitterでバズったことがある人なら分かると思うが、1万ほどリツイートされるとインプレッションが100万を超える。要するに、100万回自分のツイートが見られるということだ。結論から言えば、このバズったツイートがドル箱になった。どのようにドル箱にするのかはご自身でぜひ考えてみて欲しい。僕はこのツイートひとつで40万円を1日で手にした。

もうひとつは卒論を書き終えた2月に見つけた。こちらはTwitterではなく、Instagramで見つけたドル箱だった。とある歪みを見つけ、1時間で集中して投稿を作成し、その日のうちに40万円を手にした。

何一つとして具体性のない話で、読んでる人の99%の頭に「???」が浮かんでいるに違いない。ただ冒頭でお伝えした通り、この話はとっても抽象的だ。分からない人には苦痛な話になるだろう。しかしもう少し続けさせて欲しい。

この話でもっとも大切なのは「ドル箱は探せば必ずどこかにある」「ドル箱を粉々になるまでぶっ叩け」の二つだ。実は今話した1日で40万円を叩き出したドル箱は、全く異なるものだ。要するに、2つは同じ方法で生み出されたものではない。全く別々のもので、僕が偶然歪みを発見し、利用した。

この歪みは、見つけようと血眼にならなければ、絶対に見つけることができない。僕はいつも血眼になって世の中の歪みを探している。3年前、お金を用意できなければ大学を辞めるしかなかったあの時、生まれて初めて血眼になった。コンプレックスに苛まれ惨めな気持ちであった一方、世の中の歪みを利用して利益を手にすることの楽しさを知った。あの興奮が忘れられなくて、今も血眼になって歪みを探している。ドル箱は探せば必ずどこかにある。これは完全に根性論だ。気合があればどうにかなる。事実、僕はどうにかなった。だから仮に会社をクビになっても、何が起きてもこれまで通り血眼になって歪みを探せば飢え死ぬことはないと自信を持って言える。

ドル箱を粉々になるまでぶっ叩け!

大切なこと2つ目は「ドル箱を粉々になるまでぶっ叩く」ことだ。ドル箱を見つけたら、何も出なくなるまで叩き続けなくてはいけない。つまり、得られる利益を最大化させるため、あらゆる手を尽くさなくてはいけない。このくらいでいいか、と手を緩めてはいけないのだ。

もう満腹で吐きそうと苦しむ人の胃袋にタピオカを流し込まなくてはいけない。口にヤンニョムチキンを詰め込まなくてはいけない。

100株かって満足している人に、押しのもう1株を買わせなくてはいけない。

1回しか着てない服が何着もあるクローゼットに、新作のセーターをもう1着ねじ込まなくてはいけない。

えげつなく、がめつく、目の前に現れたドル箱を粉々になるまでぶっ叩き、旨そうな肉を骨の髄までしゃぶらないといけないのだ。

下品だ、とあなたは思うかもしれない。事実、ほとんどの人はドル箱を粉々になるまでぶっ叩くことができない。ちょっと叩いて、怖くなってやめてしまう。別段、人生に不満もないから欲深くないのだ。だからこそ、強欲であることに価値がある。自分の欲求に素直に、奔放に行動すれば、大きな利益を得られる可能性が高い。敵が少ないのだ。飽食の時代、お金がなくても幸せに生きていける。誰かと競わなくとも、欲をセーブしても、楽しく平和に生きていける。もちろんそれもいいだろう。しかし僕はドル箱を叩き続ける楽しさを知ってしまった。性欲、食欲、睡眠欲の三大欲求に加え、「商売欲」という第四の欲が生まれた、という表現が一番近い。世の中の歪みを見つけ、利用しているとき、とても興奮するのだ。血が滾る。寝食を忘れて没頭できるくらい楽しい。

もしあなたが世間一般には忌避されるほどの強い欲を持っているなら、それは素晴らしいことだ。欲は大きな原動力になる。満ち足りなさ、コンプレックス、負の感情はエンジンだ。もしドル箱を見つけたら、粉々になるまでぶっ叩こう。すっからかんになるまで叩きまくろう。

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(ドル箱を叩いているとき、ウルフオブウォールストリートのこのシーンをいつも思い浮かべる。名作。)

最後に最近考えていることをちらほらと

僕史上もっとも抽象的でまとまりがない記事になった気がするけど、最後に最近考えてることを徒然なるままに書いてみる。

ボランティアはしない

僕のTwitterやInstagramを見ている人の中には、僕が利益を出していることを知らない人が大勢いる。完全にボランティアで、趣味でやってると思っているらしい。それは間違いだ。皆さんからお金を直接はいただかずとも、利益を出す仕組みはいくらでもある。そしてこういう話をすると、「お前はカネ目的で発信してるのか」と怒る人が出てくる。もちろん、その通りだ。

僕はボランティアはしない。利益が出ないことはやらない。資本主義社会を生きているのだから、自分の時間と労力を投資し、きちんと対価を得る必要がある。

もちろんお金だけが目的ではない。大前提として、僕は書くこと・発信することが大好きだ。楽しいから誰にも頼まれなくてもやっている。ただ、楽しむだけじゃ物足りないから、しっかり利益が出る仕組みを裏で作っている。これもまた同様に楽しい。

1日3万円入る仕組みを作れば年収1000万円になる

世間一般には年収1000万円以上が高収入とされている。サラリーマンなら月給83万円稼げば1000万円に届く。が、これはなかなか大変で、個人の努力というより入った会社が1000万円の給料を出す会社なのかで決まる。

一方、日単位で考えると案外ラクな気がしてくる。1日3万円入ってくれば、かける365日で1095万円になる。余裕で1000万円オーバーだ。要するに、気合を入れて毎日3万円入る仕組みを作れば年収1000万円が余裕で達成できる。同様に、1日30万円入る仕組みを作れば、年収1億円を突破する。これは1ヶ月に830万円仕事で稼ぐことよりもずっと簡単に聞こえる。もちろん1ヶ月に稼ぐ額が同じなことは言われなくても分かっている。要するに、1日ドカンと何百万円も稼ぐことより、毎日コツコツ数万円入ることの方が価値があるのだ。その点で言えば今回話したように1日40万円入る日がたまにあることにはあまり価値がない。大切なのは毎日何もしなくても数千円、数万円入る仕組みを作ることなのだ。(まだ僕はその仕組みを作れていない)

人間はいっぱいいる

日本人全員から1円貰えば1億円になる、という妄想をしたことがある人は多いだろう。ただ歳を取ればそんなのは現実的じゃないと誰もが分かる。が、SNSの世界ではこれに近い考えがとても大切になる。僕が幼少期を過ごした街は人口10万人程度だった。「どうしてもお金が必要なんです」と一世帯ずつピンポンして回れば100人に1人くらい1000円くれるかもしれない。仮に100人に1人1000円くれたら100万円になる。だから何だと思うかもしれないが、SNSの世界では似たことが可能だ。

先ほどツイートがバズると100万回見られると話した。話を単純にするために100万”回”見られると仮定しよう。そしてバズったツイートのリプライ欄に自分が売ってる1000円のシャツの紹介をする。100万人のうち10%の10万人がそのシャツの紹介を見て、うち1%が買ったとしよう。100万人×10%×1%は1000人だ。1000円のシャツを1000人が買えば100万円の売り上げになる。これはピンポンして一軒ずつ回ってお金をもらうことよりずっと現実的ではないだろうか。そして再現性もある。

人間はたくさんいる。そしてSNSにはたくさんいる人間に知ってもらえるチャンスが溢れている。日本人全員から1円貰えば1億円の夢は、SNSの普及に伴い実用性のあるアイデアになっている。

サラリーマンにドル箱はない

最後に4月から社会人になったので感想を一言。サリーマンにドル箱はない。もしもドル箱を見つけても、自分の判断でぶっ叩くことは許されていない。グレーゾーンを攻めることは認められず、定められたルール、出来上がった仕組みの中でミスなく動くことが求められている。仮にドル箱を見つけても、利益のほとんどは会社が持っていってしまう。インセンティブがあったとしても外銀でもない限り極々わずかだ。ドル箱を丸々自分のものにしたければ自分で商売するしかない。「だったらなんで中島はサラリーマンをしているんだ?」と思うかもしれないが、一応それにはきちんとした理由がある。それについてはまた後々話したいと思う。


以上、ドル箱をぶっ叩けというタイトルの元、お金について気づいたことをつらつらと書いたら5000字を超えてしまった。この執筆活動は自分のために書いているようなところもあって、文字に起こすことで自分の思考を整理することができる。乱雑な記事になってしまったが、何かしら皆さんに楽しんでいただけたら嬉しい。それでは素敵な1日を。


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