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人生初リッツ・カールトンに泊まった感想は「日本って広い」でした。

先日、人生で初めてリッツ・カールトンに泊まってきました。こちらのnoteで紹介した最強クレカSPG AMEXのポイントを使って無料で泊まってきました。今回はカードの話がメインではないのでSPGに興味がある方は下記のnoteをご覧ください。

さて、今回僕が人生で初めてリッツ・カールトンに泊まった感想は「日本って広い」でした。本当に。日本の広さを23歳で目の当たりにして、めちゃめちゃいい経験になりました。この感動を、ぜひ皆さんにも知ってほしいと思い、このnoteを書いています。

リッツ・カールトンは日本に東京、大阪、京都、日光、沖縄の5カ所にあります。今回僕が泊まったのは東京のリッツ・カールトンです。六本木のミッドタウンにあります。

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このミッドタウンは就活をしてた頃に某外コンの面接で何回か足を運んでおり、リッツ・カールトンがあることはずっと前から知ってましたが足を踏み入れるのは初めて。荘厳な入口をくぐり中へ。

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まずびっくりしたのが廊下の長さです。フロントのある45階まで行くエレベーターまでの道のりが、長い。しかもなんかいい匂いがします。そして空気が明らかに違う。すれ違うスタッフさんには深々とお辞儀をされ、「ああこれからリッツに泊まるのか」と気持ちが昂ってきました。ちなみにこの日の宿泊料は9万円。それがポイントで無料なのは本当に強い。

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そしてエレベーターで45階へ。皆さんは一気に45階まで登ったことはありますか?この高さを一気に登ると、標高が高い所へ行ったときのように耳がツーンとなるんです。もはや、リッツは山です。地上、なんと200メートル。長い長い上昇を終え、ついにエレベーターはフロントに到着しました。

降りるとそこにはピアノの音色が。巨大なフロアには巨大なクリスマスツリーがドカンと立っています。そしてまたなんかいい匂いがする。すごい。

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時刻は14時。SPGのおかげで早めにチェックインができます。ちなみにSPGがあれば14時のレイトチェックアウトもできるのでこれから約24時間丸々リッツを堪能することができます。

そしてフロントで受付をします。和装のスタッフさんがチェックインを済ませてくれました。カードを受け取り、テンションはMAX。そして51階の部屋まで上ります。

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エレベーターを降りて感じたのは「静」です。高級感溢れる薄暗い廊下。何一つ物音がしません。ここが地上200メートル以上なのを完全に忘れる静けさ。なぜか緊張感を覚えながら部屋まで歩きます。そして中へ。ドアを開けるとそこは、地上51階の楽園が。とにかく広い。そして、眺めがすごい。

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目の前に六本木ヒルズがドカン。港区を一望できます。この光景はすごい。人生初の絶景に心が踊ります。そして部屋をチェック。まずお風呂場がデカい。な、なんだこれは。住める。ここに住めるぞ。というか僕の家よりでかい。なんだそりゃ。

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この部屋全体では52平米あるそうです。もはや家だ。テンション上がって写真を撮りまくっているとスタッフさんが来て季節のフルーツを運んでくれました。見たことないおしゃれなリンゴです。見るからに高そう。

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もちろん水もネスプレッソも完備。リッツ・カールトンと書かれたボトルは高級感しか感じません。

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それにしても、この眺めはすごいです。人間は本能的に高いところが好きなのかもしれません。タワマンが人気なのも、高いところが好きな人が多いからです。戦国時代にも武将たちは権力を示すためこぞって高い城を建てました。高いところから下界を見下ろすことに本能的に興奮を覚えるのかもしれません。

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巨大な窓枠に座ってくつろぎました。

そんなことを考えながら部屋のWiFiに繋ぎ、備え付けのスピーカーで音楽を流し、卒論を書き進めました。大学4年の12月。研究も佳境です。研究室のパソコンとリモートで繋いでいるのですが、まさかリッツ・カールトンからプログラムを書いてるとは誰も想像つかないでしょう。

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黙々とカタカタしながら、ふと外を見ると陽が傾いてきました。西日が差し込み、雲の隙間から光の柱が降りています。息を呑む美しい光景。地上にいたら気付かなかったはずです。

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いつもはなんて大きいんだと見上げていた東京のビルも、今は小さく見えます。地平線の先には富士山も見えました。ああ、絶景かな。

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そして陽が落ちてからジムとプールに行きました。そう、ここリッツ・カールトン東京には立派なスポーツ施設があります。六本木ヒルズを見ながら懸垂をし、ベンチプレスをし、サイドレイズをしました。プールはもちろん市民プールみたいな造りではありません。宮殿を思わせるような豪華な内装。宿泊者は無料で使えます。そしてジャグジーまでついてます。横になれる椅子もあり、一通り泳いで温まった後は夜景を見ながらくつろぎました。

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<公式サイトより引用>

部屋に戻って着替えた後は、ラウンジでコーヒーを飲みました。ちょうど友達が会いに来てくれたので、二人でのんびり話しました。ちょうど生演奏している時間帯で、クリスマスソングを聴きながらコーヒーを飲みました。ちなみにコーヒーは一杯2000円です。おまけに生演奏に対するミュージックチャージ料が2600円。つまり、コーヒーを飲むだけで5000円札が1枚吹き飛びます。

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すごい世界だ。ちなみに宿泊客はこのチャージ料がないのでお得でした。それでも一杯2000円のコーヒーは過去最高値でした。美味しかった。クリスマスツリーもとても綺麗でした。

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さて、ここまではリッツ・カールトン東京の素晴らしさを写真と共に解説してきましたが、この宿泊記で伝えたかったのは冒頭でも触れた「日本の広さ」です。そう、日本って、めちゃめちゃ広いんですよ。僕はそれが伝えたかった。

友達とコーヒーを飲んだ後、ご飯を食べるために下へ降りました。リッツでディナーを食べると数万円はします。さすがにそんな余裕はないので六本木のどこかでご飯を食べるべく降りました。そのとき通常の入り口ではなく後ろのロータリーがある方に出たんです。ミッドタウンによく行く人なら知ってる、檜町公園の方です。

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僕らがそこから出ると、ロールスロイスがドカンと止まっていて、中からワンピースのドフラミンゴみたいな格好をした男性が出てきて、そのままリッツの中へ消えていきました。

ロールスロイスといえば、一台3000万円はする超高級車です。たまに見かけはしますが、中から降りてきた人を見たのは初めてでした。ドフラミンゴというのは全く大袈裟な表現ではありません。金髪に、どデカいサングラスに、フッサフサの何かしらの皮のコートを着た男性が、そのままホテルに入っていったんです。

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「日本って広いな」

そう思いました。見た目で人を判断するわけではないですが、こんな意味不明な人がいるわけですよ。日本には。一体なんの仕事してるんだろう。どんな人なんだろう。もしかしたら怪しい事業で財を成した成金かもしれませんが、とにかく金は間違いなく持ってるわけです。自分の理解不能な人間がいるんです。日本には。たくさん。そう、日本って、めっちゃ広いんです。

実はチェックインの時からそれは感じてました。あのフロントでは、アフタヌーンティーを楽しんでる人たちがいました。もちろんごく普通の会社員らしき人もいましたが、明らかに威圧感を放ってる御婦人や、眼光鋭い色黒の男性だったり、街中ではそうお目にかかれない美女だったり、スーツケースを大量に抱えた謎の外国人だったり、理解不能な人がいっぱいいました。この日はド平日。こんな日にリッツにいる人間は、何かしら僕の理解の及ばない世界に生きてる人が大多数です。大袈裟じゃありません。僕は自分の年齢にしては今までいろんな人と会ってきた自覚があるのですが、何か圧倒的にスゴい人というのはオーラを持っています。実際にこの場にいた人たちの多くからそのオーラが感じられました。「ぶっ飛んでる」というオーラが、目から、佇まいから、風貌から放たれてるんです。これは本気で言ってます。

そして、お金はあるところにはあるんです。持ってる人は持ってるんです。お金を。山ほど。僕が愛用してるSPG AMEXは、持っているとホテルに空きがあれば部屋が無料でアップグレードされます。このアップグレードが適用されやすくなるコツがあるんですが、それは遅めにチェックインすることなんですね。

これがどういう意味だか分かりますか?これって、リッツにアパホテル感覚でウォークインで泊まって超高い部屋に泊まるガチの富裕層がいるってことなんですよ。

つまり僕みたいな早めに来た一般人をアップグレードさせていい部屋に泊めさせると、夜にフラッとリッツに泊まりにきたガチ富裕層が泊れなくなるので空きを確保しておくってことなんです。

つまり世の中には、リッツ・カールトンをアパホテル感覚で気軽に泊まるガチの富裕層がいるってことなんです。お金は、持ってる人は持ってるんですよ。

ジムで筋トレしてるときも、そんな会話を耳にしました。僕が筋トレしてる横でおじいさん二人がストレッチをしてたんですが、「昨日は大阪のリッツに行ってねえ、来週は日光のリッツに行くんだよ」「いいねえ。私もハワイのリッツに来月行く予定なんだよ。まあこんな状況だから飛行機飛ぶか分からないけどねえ」なんて会話をしてました。一見どこにでもいるようなおじいさん二人でしたが、意味が分からないくらい金を持ってるわけです。もちろん老後資金で悠々自適に暮らしてるだけの可能性もあるわけですが、あの眼光は一通り人生クリアした人の目つきだったと僕は感じました。

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そんなことを考えながら、六本木で適当にご飯を済ませ、部屋に戻りました。目の前の六本木ヒルズは23時をすぎても煌々と光っています。あそこにはゴールドマンサックスだったりバークレイズだったりと、サラリーマンの世界では最も年収が高い外銀のオフィスが入っています。僕も面接で何度も足を運びました。彼らは日系企業ではまずあり得ない数千万という年収をもらっています。僕の知人も何人か働いているので、給料の良さは知っています。一方で鬼のようにハードワークで、3時間睡眠は当たり前の世界です。他にもリッツからはテレ朝や、渋谷のスクランブルスクエアも見えました。まだ光るビルの中では、たくさんの人が働いています。かくいう僕も、コンビニで買ったお酒を飲みながら、卒論を書いて、ブログを書いて、仕事をしてます。

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みんな頑張っています。とても。でも世の中には、サラリーマンの世界では到底達成できないレベルの富豪がわんさかいるわけです。あのロールスロイスから出てきたドフラミンゴだったり、アフタヌーンティーを楽しむ貴婦人だったり、アパホテル感覚でリッツのスイートに泊まる富豪だったり。僕らの理解の及ばない世界に生きる本物が、確実にたくさんいるわけです。僕らが知らないだけで、彼らは存在しています。そんな決して交わることのなかった世界を、大学4年生23歳の時点で覗けたのは非常に幸運でした。今回はSPGで1泊9万円を無料で泊れましたが、これはお金を払ってでも泊まる価値があります。日本って広い。めちゃくちゃ広いんです。それを早めに目の当たりにして、ガツーンと、いい意味でショックを受けることはとても大切です。

そんなことを考えながらリッツのふかふかのベッドで寝ました。輝く六本木ヒルズを眺めながら、日本の広さに思いを馳せました。ついでに寝てる時間にかかるお金も考えました。この日、もし普通に1泊したら9万円です。

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通常なら15時チェックイン11時チェックアウトで滞在時間はMAXで20時間です。9万円を20時間で割ると、1時間あたり4500円です。8時間寝るとしたら、寝てるだけで3万6000円飛んでく計算です。ちょっと短めで6時間睡眠だとしても2万7000円という大金が、寝てるだけで、いびきをかいてるだけで飛んでくわけです。これってすごくないですか。すごいんですよ。でもそんなこと気にせずアパホテル感覚で泊まる富豪もいるわけですから、結論、日本てめちゃめちゃ広いんです。

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というわけで1時間あたり4500円かかってるんだと考えながら、ぐっすり熟睡しました。起きなきゃもったいないと思ったのか、7時に目が覚めて朝の絶景を満喫しました。部屋のネスプレッソで優雅に朝のコーヒータイムを過ごしながら読書しました。

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そして朝のプールへ。9時にも関わらず泳いでる人がちらほら。思いっきり泳いでリフレッシュしました。

そして部屋へ戻って、僕の家より大きなバスルームで浴槽にお湯をため、優雅に朝風呂しました。スピーカーでクラシックを大音量で流しながら、それはそれは優雅なバスタイムを過ごしました。

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そして全裸でベッドへダイブ。早起きしたせいで眠くなったので寝ました。これもSPGのおかげで14時にレイトチェックアウトできるおかげです。12時くらいまで熟睡し、のんびり卒論を書いて仕事を片付け、チェックアウトの時間を迎えました。

チェックアウトも昨日と同じ和装のスタッフさんが案内してくれました。これほどまでの極上体験が本当にポイント泊で無料なのか内心疑ってましたが、ちゃんと無料でした。この日もラウンジにはたくさんの人が溢れかえっていました。やはり並々ならぬ威圧感が出てる方が何人かいました。このタダモノじゃないオーラを感じることができただけで、泊まった価値がありました。ありがとう、リッツ・カールトン。

45階から一気に1階まで降り、僕はいつもの世界に戻ります。リッツの扉を出れば、いつもと変わらない六本木が広がっていました。

でも、僕は昨日までの僕とは違いました。日本の広さを、僕は肌身で感じました。自分の目で、耳で、鼻で、脳で、日本の広さを感じたわけです。

「僕もやってやろうじゃねえか」

気づくと心が静かに燃え上がっていました。心に炎を宿した僕は、そのまま日比谷線に乗り込み、家に帰りました。

ありがとう、リッツ・カールトン。また、僕は来るぞ。日本の広さを、世界の広さを忘れそうになったら、またここへ来よう。また会う日まで、最強を目指し、僕は鍛錬を積む。それではご機嫌よう。お元気で。

人生初リッツ・カールトンで、僕は日本の広さを思い知りました。ぜひ皆さんもリッツに足を運び、日本の広さを体験してみてください。

今回触れたSPG AMEXについての解説はこのnoteをご参照ください。

こちらの招待リンクからSPG AMEXを作るとどこよりも高い3万9000ポイントがもらえます。

今回泊まったリッツ・カールトン東京ですと1泊7万ポイントから泊まることができるので、よくカードを使う人ならすぐ1泊できる分のポイントが貯まります。(ちなみに今回は特に空いてる時期だったのか6.5万ポイントで泊まれました。時期によって変動します!)

ぜひ興味のある方はSPGを作ってリッツ・カールトンに泊まってみてください。非日常体験があなたを待っています。

それでは素敵な1日を。





最強になるために生きています。大学4年生です。年間400万PVのブログからnoteに移行しました。InstagramもTwitterも毎日更新中!