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覚悟のある顔つきと言動、そして覇気

「覚悟」とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開く事だッ!

ジョジョの奇妙な冒険第5部の主人公ジョルノ・ジョバーナは作中で「覚悟」という言葉を多く使う。イタリアを舞台にマフィアとの戦いをダイナミックに描いた5部はジョジョの中でも特に人気の作品だが、ジョルノの芯を捉えたセリフも人気の理由なのは間違いない。

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ジョルノが言うように、覚悟とは暗闇の荒野に進むべき道を切り開くことだと、最近リアルな感覚として思う。それは覚悟がある人間とない人間とで、その顔つき、言動に大きな差が生まれているからだ。

僕は世の中の平均的な同世代よりは、たくさんの人間と会ってきた。高校生、大学生、サラリーマン、経営者、芸術家、音楽家、スポーツ選手、etc...... 幸運にもバラエティに富んだいろんな人間と会う機会に恵まれてきた。念のため言っておくと、僕は決して人との繋がりを自慢したいわけではなく、人と会う中で気づいた「覚悟」の大切さについて話がしたくてこの話をしている。(脇道に逸れるが僕は「人脈」と言う言葉が嫌いで絶対に使わないようにしている。)

いろんな人と会う中で、だんだんとその人が真剣に生きているか、血が滾(たぎ)るような興奮する日々を送っているのかが、分かるようになった。一言で言えば「覇気」である。数分も話せば、その人がどんな覇気を纏っているかが分かる。

これは決してスピリチュアルな話ではない。覚悟がある人間には、その顔つき、あるいは言動に覇気が漲っている。あ、この人は覚悟がある人だ、真剣に生きている人だと、所作の節々から伝わってくるのだ。この感覚が既にある人、ない人で分かれると思うが、それなりに人間と会っているとだんだん分かってくる。

極端な話をしよう。ここに2人の男がいるとする。1人はろくに勉強してないのに「学ぶことがない、時間の無駄」と大学を中退して自分でビジネスをやりたいと思いながらまだアイデアが湧かずバイト暮らしをしている。もう1人は大学を中退して銀行から融資を受け、不退転の覚悟でアパレルブランドを立ち上げ、毎日寝るまも惜しみながらビジネスに打ち込んでいる。

この2人と話している自分を想像してみよう。あなたに今説明したような彼らの事情は与えられていない。ただ初対面の男として、彼らと普段どう言うことをしているのか、何を考えているのかを話す。さて、カジュアルな会話の中で、あなたはどっちが覚悟のある人間か、見分けられるだろうか。

僕は見分けられる自信がある。覚悟があるのは当然後者の方だ。しかし仮に後者が自分で不退転の覚悟でビジネスをしていると言う話を知らなくても、絶対に分かる自信がある。なぜなら覚悟のある人間の顔つき、言動には、その人の覚悟が滲み出るからである。

最近ハマって毎日見ている令和の虎チャンネルもいい例だ。敏腕経営者=虎の前で志願者がビジネスプランを披露し出資を募るこのチャンネルは、経営者たちが容赦なく志願者を詰めるシチュエーションが人気で僕もよく見ている。

しかしはっきり言ってここに出てくる99%の志願者は覚悟がない人たちで、話し方・佇まいから「ダメそう」な感じがひしひしと伝わってくる。それとは対照的に経営者=虎側の一言一句には、覚悟が伝わってくる。体一つで商売を立ち上げ軌道に載せるまで四苦八苦してきた人間の一挙手一投足には並々ならぬ覚悟が感じられる。これがまさに「覇気」というもので、画面越しにでも伝わってくるならいざ対面であったらさらに圧のある覇気を感じるはずだ。(ただし虎側にも一部覚悟がない虎も混じっている)

僕はテレビを全く見ないのだけど、テレ東BIZだけは契約していて、WBSやガイアの夜明けを毎日2倍速で見ている。特に好きなのがカンブリア宮殿で、いろんな企業の経営者が取り上げられてるのだけど、やはり彼らの言葉には覚悟がある。インタビュー動画を見ていると、画面越しにも覚悟の度合いが押し寄せてきて、その強い雄々しい佇まいに圧倒されうるっと泣いてしまうこともある。(ちなみにテレ東BIZは月500円でテレ東の質の高いニュース番組が見られるので非常におすすめ。)

これは本当の話だ。何度も言うようにスピリチュアルな話ではない。覚悟がある人間の言動には覇気が現れる。逆に覚悟がない見て呉れだけの人間はすぐにボロが出る。虚勢を張っているだけで中身が伴っていないことがすぐに分かる。

その覚悟、覇気を僕も身に付けられているかと言えば、まだまだだと自覚している。それを身につけるにはまだまだ経験が浅く、知識も行動も足りていない。しかし覚悟を持つことがいかに大切かは身に染みて分かっている。覚悟がある人間は、人を動かすことができる。なぜならその顔つき、言動に覚悟した人間にしかない説得力があるから「この人のお願いはなんとしても聞かないとダメだ」と思わせる力がある。この力はないよりあった方が絶対にいい。


「覚悟」とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開く事だッ!

仲間を救うため、ジョルノは自らの左腕を傷付け、血飛沫を撒き散らした。その血飛沫が敵を倒すヒントとなり、ジョルノ達は強敵に打ち勝つことができた。闘いのクライマックスにジョルノは言った。

あなたの「覚悟」は…この登りゆく朝日よりも明るい輝きで『道』を照らしている。そして我々がこれから『向かうべき…正しい道』をもッ!

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覚悟がある者だけに道は開ける。覚悟がある者だけが正しい道を歩むことができる。覚悟を持って日向を行こう。自由に生きるためには、自分の人生に全責任を負わなくてはいけない。自分の人生に100%の責任を持つ=自責で生きることも立派な覚悟である。僕も覚悟のある毎日を送りたい。

それでは素敵な1日を。




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