見出し画像

「トップガン マーヴェリック」からの「不適切にもほどがある!」で感じるノスタルジー

金曜日の日中、「あー、いよいよ来たか」と花粉症の症状を覚悟して、家に帰ったらもうどうしようもなくなってた週末。
日曜は妻と子どもが遊びに行くので、「1人で何しよう♪」と色々やりたいことを書きだして指折り数えて待った週末。
花粉症による鼻水と頭痛によるしんどさはあったものの、「外に出てしまえばきっと気にならなくなるはず!」という希望も、恵みの雨にうち砕かれた週末。

昼間から酒は飲まないものの、家でゴロゴロしながら映画やドラマを見て過ごすという贅沢な過ごし方をしてしまった。

そこで観たのがタイトルの「トップガン マーヴェリック」と「不適切にもほどがある!」だ。

トップガン マーヴェリック

「トップガン マーヴェリック」は以前から観たいと思ってたけど、なかなか観れてなかった映画。

本当なら映画館で観たかったけど、子どもは興味なかったので断念した。勝手な思い込みかもしれないが、「子どもを連れて行かずに1人で映画を見に行くことは許されない(誰に?)」という気がするし、いざ行ってもなんか負い目を感じそうで二の足を踏んでいる。

さて、「トップガン マーヴェリック」だが、勢いのある若者と昔は勢いがあったおじさんの対比が観てて何とも言えず、切なくなった。
「トップガン」の時はあっち側にいたけど、時が経ってもうこっち側。あの頃には戻れない。みたいな
まぁ、いい歳の取り方をしていると言えばそうなんだけど。
でも、あの頃に戻れたものもある。それが元恋人(?)との関係。
再開したものの、お互いに歳を取ったのでもう何も無いみたいな感じだったけど、徐々に「二人でいるときはあの頃に戻った感じ」になり・・・

作品自体はとても面白く、楽しめた(小並感)
でも、やっぱり一番印象深いシーンはビーチで若者達がアメフトしてるのを、途中でやめたトム・クルーズが座って見ているシーンかな。

不適切にもほどがある!

これもずっと観たくてウォッチリストに入れっぱなしにしていた作品。
お陰で一気観できたわけだけど、さすがに6話くらいまででお腹いっぱいになった。

50手前の僕としては昭和61年はとても懐かしく、あぁ、そんな感じだったなぁと懐かしく思うこともしばしば。

ただ、第1話を観ている途中で、なんだか観ていられなくなってやめようかと思った。バスの中でたばこスパスパ吸ったり、ちょっと前まではそれが当たり前だったけど、今となってはなかなか観ていられないものがあった。

一見、昭和の何でもあり感と令和の・・・なんだんろう、生きにくさ(?)のギャップを楽しむドラマのように思えるが、実はそうではなかった。

1話はさっき書いたような昭和の常識を令和の時代に行うことにハラハラドキドキしたが、2話目から雰囲気が変わってくる。3話目からは毎回泣いてる俺がいた。
回毎にテーマはそれぞれだけど、どれも涙なしには見てられない……

あの頃に戻りたい。でも戻れない。でも、懐かしむ過去がある。そしてそれを一緒に語れる人が居る。そんな当たり前のことが、とても幸せなことだなぁとこの歳になって感じる。
それはまさに、この前書いた同窓会で感じた感覚だった。

ドラマの中で、歳を取ると先が見えてくる。先を見ても辛いことが多くなってくるので、過去を見始める。なんて話があり、妙に納得した。

このドラマ、若い人には刺さらないだろうなぁ。でも、アラフィフ世代にはぶっ刺さると思う。

2作品に共通して感じたこと

アラフィフから見た30~40年前の記憶、あの頃の自分、あの頃と同じ年代の今の若者。
過去には戻れないし、若返ることもできない。ただ今の自分を受け入れ、若のものこれからの人生の手助けをする。そんな歳になったんだなぁ。

そんなことを感じつつも、まだまだ自分が楽しいと思うことをじゃんじゃんやっていこうと思う。
子どもが巣立ったら、生物的には用なしとなるが、人間にはその後のボーナスステージがある。そのステージを楽しめるように、今からしっかり助走しておこう。息切れしない程度にね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?