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門田博光選手のETV特集から思い出した自分のプロスポーツチームのファン遍歴

ETV特集『ある野球人の死~門田博光とその時代~』Eテレで6・15放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/04755aa8367df3b0eba6b6c5b2b65c7bbbf53c7b
田舎が南海線沿線で、父親世代は、南海ホークスが鶴岡・杉浦で巨人に四連勝して優勝したのを知っている世代です。それもあって、身売りの直前の3年間くらいだけですが、南海ファンでした。なのでこれだけはぜひ見たいと思っていた番組。生ではほとんど見なかったですが、それでも門田が福岡へ行った最晩年に1、2回はみたかなあ。番組の主旨はあんまり納得できないので、あとに書きますが、番組自体は無茶苦茶豪華で最高でした。実は一番すごいなあとおもったのは、間寛平。小さい頃はキモい印象で好きじゃなかったんですけど、改めて見て凄い人だなあと。あと藤本が江夏かって見間違えるくらいで受けてましたが、感動は、弟じゃなくて、定岡兄を21世紀に見られたことですかね。

さてさて、思い出したと言う話が長くなります。南海ホークスは身売り直前の3年ほどしかファンでなかったのですが、最初に野球を見始めたのは長島引退の直後、監督になってから、ずっと王選手に憧れてたからです。王の756を見ながら巨人ファンを長らくやってました。でも残念ながら、王選手が巨人の王監督になってストレスたまって、逆にやめました。それで、南海ホークスをちょっとだけ応援してました。高校時代も大阪の講習会に行く時に常に横目で大阪球場を見ていたのですが、結局一度も行かなかったです。なんか石川町に住んでて、関内キャンパスまでできたのに、まだ横浜スタジアムに入ったことがないって感じ😂。

南海身売りの後、ブライアントの4連続ホームランで近鉄ファンになって、もしその翌年も仰木監督が続投だったら、今でも近鉄ファンやってたと思います。ただそこで最後のひと推しのところで、鈴木啓示が監督になってやめました。その後、ちょっとだけ野村監督が率いてた時のヤクルトを応援してました。いまだに、「飯田、土橋、古田、ハウエル、広沢、池山」って打線と、ピッチャーの高野が好きです。

ちなみに、個人的に一番好きなのは、全然時代は違いますが、西鉄の「高倉、豊田、中西、大下、関口、河野、和田、仰木、稲生」、当時大嫌いな西武でしたが、「山﨑、立花、スティーブ、田淵、太田、テリー、行沢、黒田、石毛」もすごいと思います。バース掛布岡田があまりにも有名ですが。

94年にワールドカップのフランス大会があって、サッカーにはまっていき、WOWOWでセリアAを放映してた時にデルピエーロとロベルトバッジオがいたユベントス(そこで、パウロソーザやビアッリとラバネッリもいて、当時のパソコンの名前はビアッリw)が無茶苦茶面白くて、ファンになったんですよ。これも、二連覇してたら今でもユベントスの熱狂的なファンだったかもですが、そのあとリベリアの大統領のジョージウエアがあまりにもすごすぎてミランが優勝奪還して、乗り切れず、WOWOWが放映権を取られてセリエA観られなくなったのもあって、その後熱狂的なファンのチームって正直ないです。その後も、ダビッツやジダンが入ってきて、いまだに自分はどこのファンかと聞かれたら、その流れで、ユベントスのファンですって答えています。

ただ、熱狂するのはそんなになくて、すごいプレーや選手の方が熱狂しますね。長野冬季五輪のジャンプの団体戦はブライアンとの4連続ホームラン以上に最高。翌年のライダーカップのアメリカチームの大逆転も実はすごいです。アテネ以降のオリンピックの活躍も南アのワールドカップ以降の日本代表も20世紀では考えられない最高のチームで好きです、先日のシリア戦の堂安のゴールも神。松山のマスターズ優勝も最高、優勝した瞬間TBSのスタジオの3人みんな泣いちゃってたのが無茶苦茶共感するレベル。

今はこれらに加えて、前々回のWC以降のファンのMbappe(WC準優勝で落ち込んでいたエムバペをマクロンが慰めてて偉い🤣)、WBCの日本の中でも、大谷、山本、吉田に加えて、オリンピックでも活躍した伊藤が推しです。
あと、東京五輪の最大の推しは、自転車BMXのシャーロットウォー人トン、日本に来たら見に行きたいです。その次が中国の水泳の張雨霏(いまだにインスタでフォローしてますw)。

以上が本題ですがw、最後に番組について。門田の頑固さは野村監督も手を焼いてたそうですが、監督をそこまで困らせてまで、自分の意思を貫くのはすごいと思います。ほんと門田って、握力弱くて、40kg ないくらいなはずです。あれだけ握力がない選手が歴代3位のホームランを打つってすごすぎです。ただ、そう言う人が聖人かと言うと、普通は違いますよね。おそらく王監督が特別。江夏が門田といっしょに風俗入り浸っていたって、言ってました。門田は覚醒剤には手は出してないと思いますが、アルコール量もすごく、家族ともうまくいかなかったんじゃないでしょうか。結婚してからも風俗入り浸りだったかと。芸術家も含めて、非日常を司る人ってむしろそういうヤバさも多分に含んでいるはずですよね。

日本は、著名人を聖人だと思い込む幻想が強すぎですよね。実際はそうではないので、今後そういう負の面をいかに社会で許容して包容するかが重要かと思います。そう言う人が生きにくい社会になったと言ういつものまとめですが、むしろそう言う人が生きにくい社会を作ったのが昭和の惰性。令和はそこをもっと考えて、犯罪行為以外はなんでもありってくらい許容してもいいんじゃないですかね。

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