ナカイユウヒの雑談 2007
2007/1/11 「一生単位」
保険のテレビCMで「一生サポートします」「この内容のサポートが一生続きます」みたいなことを言っていた。ということは、たとえば、今30歳の市橋さん(仮名)が加入したとして、その保険会社で働いている坂西さん(44歳)が市橋さんの健康状態とかを見たりして、サービスを展開する中、やがて坂西さんも定年を迎え退職。その後の市橋さんを坂西さんの後輩がサポート・・みたいな世代交代が起こり、さらに時を経て、坂西さんが他界。それからいよいよ市橋さんも一生を終えて・・・。こんなことが続いていくということか。なんだろう、この悲しさ。一生単位の仕事ってどういうことだ?保険ってなんだ?
この感じは、あのときに似ている。それは数年前、サークルの先輩に携帯電話のカレンダーがいつまであるのか気になって、ずっと下ボタンを押し続けていたという話を聞いたときだ。2100年を越えてもまだカレンダーがどんどん出てきて「私、こんなに生きてないよ~」と、すごく悲しくなって、怖くなってそれ以上探るのをやめたという。それを聞いたときの感じだ。
これは何だろう。この2つに共通するもやもやしたいやな感じは、単に死が悲しいということだけではなく、自分が死んだ後も世界は続くということにあるのかもしれない。自分が死んでも、保険に入っている人がいて、保険のサービスやシステムが続くこと、2100年以降のカレンダーを使う人がいること。まるであんたの死なんて関係ないと言わんばかりにそれらは存在する。そのあたりに非情さを感じるのだろうな。人の一生(あるいは死)は、他人から見れは人生の一部。でも本人からすれば全てだもの。どうかそのことを忘れないでね。
2007/2/23 「反抗期」
AC公共広告機構のCMで、「もし親と子が逆の授業参観があったら」というのがあって、お父さんが息子の趣味が言えなかったりするのだが、どう考えてもおかしい。書いてあるのを読めばいいのに、どうして言葉につまっているのか。趣味を知らないなら「趣味は……」などと切りださなければいいではないか。なので、息子や家族と無理に会話をする必要はありませんね。だって、会話を無理やりする感じってほんとに気持ち悪いよ。
「最近どうなの?」なんて、聞かれたほうも答えづらい質問なんか飛び交ってたらいたたまれないよ。
それで思い出したが、携帯会社がマナーを訴えるラジオコマーシャルがあって、それは書店などで携帯電話のカメラで雑誌の記事を撮るのはやめましょうというものだった。「マナーって想像力の問題だと思うんです。雑誌のページをカメラでパシャって撮るのは、雑誌のページをビリって破いて持っていっちゃうようなものじゃないかしら。そんなことをしたら本が売れなくなって、本を売る人がいなくなって、本を作る人もいなくなる。そうしたら結局困るのは自分。そういう想像力が大切だと思うんです」というようなことを言っていたと思う。でも僕がどう想像してもそうはならない気がして仕方ない。僕の想像力がかけているのだろうか。まずカメラで撮ることはページを破くことと同じだとは思えない。次に、仮にページを破いて持っていく人が続出しても、本を売る人や、作る人はいなくならないと思う。それ以上の魅力や利便性が本にはあるから。写真を撮る人はそれがわかっているからやってるわけでしょ?だからマナー違反者は減りませんね。残念でした。
カップ焼きそばをつくるとき、いったん麺を取りだし、かやくを下に入れて麺を戻し、お湯を入れるようにすると、湯きり口から具がこぼれなくていいという情報を聞いたが、僕の経験上、そんなことをしなくても湯きり口から具は飛び出したりしません。なので僕はやりません。
2007/2/24 「そこに本があるから」
今年の目標は本を100冊読むことで、それ以外には特に目標は立てていない。だから、今年は本100冊さえ達成できれば、あとはがんばる必要はない。本でも読んでのんびりしていればいいだけだ。
しかし、なんとまだ今年に入ってから3冊しか読み終わっていない。これは予想をはるかに下回るペースだ。ちなみに、漫画は数に入れていない。漫画を入れれば15冊くらい読んだ気がする。今日なんとかもう一冊読もうと思う。
一方で今年買った本は、30冊におよぶ。今日も5冊買った。もう完全に浪費癖である。まだ読んでいない20数冊のほうを先に読んでから5冊買うべきなのだ。わかっているけど、あたらしいのがどうしても欲しくなってしまう。
まあ、今のところ、たくさんの本を同時進行的に読んでいるので、だんだん読み終わる本も増えてくるだろう。
あ、これを書いていたらもう本読む時間がなくなった。
2007/4/13 「テレビが壊れた」
タイトルにあるように、テレビが壊れました。
テレビって、3色の光の組み合わせで、色を出すでしょ?そのうちの緑が完全に出なくなってしまったのです。赤と青だけが残ってる状態。だから出る人出る人みんな、どんだけヤバイきのこ食べたらそうなるんだってくらい紫の顔になってます。ちょうど赤ワイン越しにテレビを見ているような感じです。
だから一応写らないことはないんですが、すごく気持ち悪いわけです。これを我慢できる人は、よほど我慢強い人か、いつも赤ワインごしにテレビを見ている人だけだと思います。
まあ慣れれば大丈夫かもしれませんが。
10年近く使っているので、壊れても不思議ではないですが、もう少しがんばってほしかった。今テレビを買うお金の余裕なんてないよ。どうしようかな~。どこかにアクオス落ちてないかな~。
2007/5/7 「水」
今日、水道料金の請求が来た。1000円くらいだった。湯水のごとく使った割には安いと思った。さすがは湯水だ。
2007/5/13 「今欲しいもの」
テレビが欲しい。どんなテレビがいいかといえば、ちゃんとカラーが3色出るやつがいい。2色しか出ないやつはもう持っているからいらない。家電量販店に見に行った。液晶テレビがかっこいいと思った。また、パソコンでもテレビが見られるものが多いので、それも欲しいと思った。3色の色が出るのはやっぱりすごいと思った。でもどっちにしても今の僕には高すぎる。
でも、僕にはお金と将来性と人間的な魅力があまりないので、しばらくは2色のテレビで我慢するしかなさそうだ。
2007/5/14 「喫煙者って多いな」
喫煙者でもないのにタバコ臭くなってきた。どうやら、バイト中に髪の毛などに煙が付着するようだ。なかなか匂いが落ちず、髪の毛を洗うのが大変だ。この世からタバコと戦争と病気がなくなればいいのにと思った。
2007/7/27 「ソガノイルカショー」
今日、バイトが早く終わったので、イルカショーを見に、品川アクアスタジアムという水族館に行った。その水族館、どこにあるのかというと、品川にある。
なぜイルカのショーが見たかったのかといえば、イルカがジャンプするところが見たかったからだ。考えれば考えるほど、水の中からジャンプするってすごい。どんなに泳ぎのうまい人間でも水中から1ミリでもジャンプすることは不可能だ。シンクロの選手が高く飛ぶことはあるが、それはほかの選手の力を借りているから出来ることだ。だが、それをイルカは簡単にやってのける。しかも7メートルくらいの高さまで飛ぶらしいのだ。
ショーは素晴らしかった。来てよかったと、心から思った。僕の中で、イルカに対する尊敬の気持ちが芽生えた。
ほかのお客さんは「イルカはおりこうだ」と言っていたが、何でそんな上から目線なのか。彼らは人間にはとてもできないことをやっているし、水の中では圧倒的に強くて、美しいのだから、もっと敬意を表するべきだ。イルカは人間より脳みそが大きいらしいからなおさらだ。だからそこあれだけの芸をやってのけるわけだし、「なごり雪」を歌ったりもするわけだ。
今日のショーを見て、将来イルカの調教師になりたいなと少し思った。イルカショーが終わったあとは、アシカショーを見ずにすぐ帰ってきた。アシカなんてどうでもいいんだから。
2007/7/28 「アジアカップ」
サッカーのアジアカップが行われている。今、日本は3位決定戦で韓国と戦っている。
僕のこの熱い思いが、どこまで届くだろうか。
新しいテレビが欲しい。誰かテレビをください。液晶の20型くらいのやつを。
前にも話したが、テレビが壊れて、3原色のうち緑が出ないのだ。だから本来、緑のはずのピッチの芝生が、僕のテレビを通すと、枯れ草にしか見えない。すごく見づらい。
リサイクルショップとかで安く売ってないかな?
2007/8/15 「決意」
セミの屍骸がいたるところに散乱し、セミの屍骸収集が趣味の人にはうれしいこの季節。
皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、僕はといえば、ついにテレビを買う決心を致しました。しかも液晶テレビ、アクオス(20V型)です。
パソコンも買い換えたいので、もっとお金を貯めて、テレビの見られるパソコンにしようかなとも考えたのですが、いろいろ調べるうちに「インターネットアクオス」という手があることに気づきました。インターネットアクオスはアクオスにつなぐパソコンで、つまりはテレビがそのままディスプレイになるわけです。これなら、先にテレビを購入しておき、少し時間を置いてからパソコン本体を購入するという手段がとれます。テレビが壊れている僕にとっては、ちょうどいい気がします。
我ながら目の付け所がシャープだと思いました。
2007/9/1「アクオス」
買いましたよ。アクオス(詳しくは前回を参照)。すごいです。すばらしいです。前のテレビは14型のブラウン管テレビで、音声はモノラルだし、映像に至っては色が2色しか出なかったのに対して、アクオスは薄型の20V型液晶のデジタルハイビジョンの省電力とかだからものすごいステップアップです。前のテレビなんて何一つ勝てる部分がない。
でも、そう言ってしまうと、前のテレビにすれば「お前はあいつと比べて、顔も性格も運動も勉強もだめだな」と言われているようなものだ。少しかわいそうなので、いいところを探してみると、ひとつだけあった。上に置時計が置ける!・・・以上。
まあ、他にも泥棒に盗まれにくいとか、夫婦喧嘩のとき相手にぶつけやすいなどの長所はあるかもしれない。彼はアクオスと引き換えに部屋を去っていった。
2007/9/23 「ひょっこり雑談島」
今日、久しぶりにケンタッキーフライドチキンに行った。あの揚げた鳥のことをなんと言うのか忘れてしまったが、急にあの揚げた鳥が食べたくなったからだ。あのかわいらしい、にわとりのキャラクターの描かれた看板を見て、「これってダック引越しセンターのキャラクターにとさかがついただけみたいだなあ」などと思いながら店に入った。そこで揚げた鳥4つとポテト2つのセットみたいなのを持ち帰りで注文した。
お店の女性店員は、とても素敵な笑顔を僕みたいなものに向けてくださった。たいていのお店の女性は僕を見るとき、虫を見るときのような目で見るか、調子のいいときで、とうもろこしを見るときのような目で見るので、今日のような笑顔は、最近思春期に入った僕にとっては、照れくさくて仕方なかった。
2007/9/25 「友達の詩」
ずいぶん前の話になるが、携帯電話のメールアドレスを変えた。携帯電話を持つようになってから初めてのことだ。理由は、なんか「人妻とセックスをするとお金もらえるよ」的なメールがたくさん届くようになり、うっとうしかったからだ。こんなのウソに決まっている。どうせいくらセックスしてもお金なんてくれないんだろ。
で、アドレスを変えたわけだが、肉親以外のほとんどの人に新しいアドレスを教えていない。教えなければいけないくらいお世話になった人もいれば、これからも付き合っていきたい人もいるのに。なんかめんどくさいし。こうやって僕は友達をなくすのだろう。
ちょっと前にバイト仲間に誘われ、東京ビッグサイトで行われていた「旅行博」というイベントに行くことになった。でも当日家を出たあと、財布と携帯電話を忘れたことに気づき取りに戻った結果、約束の時間に大遅刻。こうやって僕は友達をなくすのだろう。
まあ、友達なんて一生かかって2~3人くらいできれば十分だと思うことにしよう。
2007/10/3 「いるのにいない」
僕のアパートの部屋の玄関のチャイムは壊れている。ボタンを押しても「ピンポン」と鳴らない。そのせいで、今日家にいたのにもかかわらず、この前注文したDVDを届けにきた配達の人が、不在票を置いて帰ってしまった。
今までめんどくさくて、つい後回しにしてしまっていたが、ちゃんと不動産屋に連絡して、ボタンを押したら「このチャイムは壊れていますので、ドアをノックしてください」という音声案内が流れるように改良してもらおう。
2007/11/17 「計画」
パソコンを買おうと、ひそかにたくらんでいる。そのたくらみぶりたるや、タクラマカン砂漠で暮らしている人も気づいていないくらいだ。タクラマカン砂漠で暮らしている人なんているのかと思う人もいるだろうが、「セブンイレブン タクラマカン砂漠支店」の店長はそこで暮らしているはずだ。一家で。
買おうと思っているのは、前にも言ったが、「アクオス」とつなぐことで、その能力を最大限発揮することでおなじみの「インターネットアクオス」だ。三国志における馬超と韓遂の関係みたいなものだ。
伝わりにくい例えはともかく、なぜ、ここに来てパソコンを買おうとしているのかといえば、今使っているパソコンのCDドライブがおかしくなってしまい、CDを読み込むことが出来なくなってしまったからだ。さらに、OSがウィンドウズMeという、弥生式土器と一緒に出土された古代のやつなので、ソフトが入らないなどの問題が多くて、こりゃ買い替え時だと思ったからだ。
お金は、まあちょっと無理してでも買ってしまおうと思う。12月を予定している。
2007/12/19 「さつたん」
昨日久しぶりにカレーを作った。一年ぶりくらいだと思う。最近忙しくて、手の込んだ料理なんてしていない。カレーでさえ、相当手の込んだ料理だ。でも、今人類でカレーが作れるのは僕くらいなので、忘れないように作ってみたのだ。
それにしても、カレー時間かかる。材料切ったり、煮込んだり。面倒くさい。もう、にんじんとか最初から切れた状態で生えろ。
で、今日の夜、残りを食べたらおなかを壊した。もっと加熱するべきだった。明日はもっと加熱してから残りを食べようと思う。
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