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ナカイユウヒの雑談 2010

2010/1/6 「てさげ」

新しい手提げかばんが欲しい。

ずっとショルダーバッグを使っていたが、そんなにたくさんの物を入れるわけではないので、もう少しお手軽感があったほうがいい。

それに、ショルダーバッグだと、もしアメフトの選手がボールと間違ってしまったら、僕は首にひもを引っかけたまま引きずられてしまう。

僕の使っているショルダーバッグ(厳密には、肩掛け紐のついたボストンバッグだけど)は、ラグビーやアメフトの練習用ボールと同じ茶色だから、アメフトのユニホームを着た人と街ですれ違うたび、ひやひやしてしまう。早くお金持ちになって手提げを買おう。


2010/1/7 「50円」

昔からずっと言っているのだが、50円玉のデザインを変えるべきだ。

横から見ると、100円玉と見わけがつかないからだ。

正面から見れば、穴があいているので一発でわかるが、財布の小銭入れを覗いたとき、いちいち取り出してみないと、100円なのか50円なのかわからない。

100円玉だと思って取り出したら50円だったとか、そんなことがしょっちゅうあって、精神衛生上よくない。

50円も100円も横から見たとき銀のギザギザだからいけないのだ。

50円のほうは、色をショッキングピンクにするとか、つるつるにするとか、ブ厚くするとか、四角くするとか、いつも煙が出てるようにするとかして欲しい。

そうすれば、全体的にお金を払うときにもたもたすることが少なくなり、支払いがスムーズになり、景気も良くなるだろう。

鳩山さんお願いします。


2010/1/19 「食パン」 

昨日、食パンを買った。

6枚切りのタナから一つとって買った。

でも、今日朝起きて、食べようとしたら、なぜか8枚切りになっていた。つまり、一夜のうちに、6枚切りの食パンが、8枚切りに変わってしまったのだ。不思議なこともあるものだ。

そんな不思議体験はさておき、8枚切りの食パンを作っているパン屋さんは、切るとき必ず「八つ裂きにしてやる」と言いながら切ってるんだろうな。


2010/1/22 「ポテイトウ」

外国人に日本語を教えようとする人の多くが、間違った日本語を教えている気がする。

何が、間違っているかというと、イントネーション。

たとえば「サムライ」。なぜか多くの人が「ラ」にアクセントをつけて「サムラーイ」みたいな発音で外国人に伝えようとしているのである。これはおかしいと思う。サムライは平板で読むのが普通なのに、なぜわざわざ「サプライ」みたいなイントネーションで伝えるのか。おかげで、ほとんどの外国人が「サムラーイ」が正しい発音だと思っているではないか。

自分の名前すら変なイントネーションで教える人が多い。「マイネーム、イズ、タナカ」

というとき「タナカ」の「ナ」にアクセントをつけたりしている(関西の人ならいいのだけど)。

教えるなら正しく教えるべきなのだ。

同じ理由で、赤ちゃんに話しかけるとき「~~でちゅね」みたいな赤ちゃん言葉になるのもおかしいと思う。正しく伝えるべきだ。赤ちゃんといえども「馬鹿にするな」と思っているかもしれない。

介護の必要な感じのお年寄りに対して、子どもをあやすような話し方をするのもどうかと思う。

と、最近の雑談は、どんどん僕の変なこだわりや主張に偏ってきているので、明日からは元に戻そう。

「術」という字の右に「ト」って書くとなんか「ポテト」っぽいよね。のような。


2010/1/25 「あるあるネタ」

「てもちぶさた」という言葉を聞くと、「ちぶさ」という部分に反応してしまうよね。


2010/1/27 「五輪」 

そういえば、今年、冬季オリンピックがあるらしい。なんだか、まだ実感がない。あと4年くらい先の話だと思っていた。まさか今年だったとは。

ワールドカップもまだまだ先のことのような気がする。

そういうものほど、「まだまだ先」と思っていると、いつの間にか通り過ぎているもの。

「ワールドカップ楽しみだね」という話題は、すぐに「ワールドカップ残念だったね」という話題に変わっているものだ。人生って速いよね。

そういえば、もう1月が終わっちゃいそうだ。


2010/2/7 「4:3?」

アクオスを購入してからというもの、横に長い16:9の画面のテレビ番組や、映像にすっかり慣れてしまって、4:3の画面を見ると、違和感を感じるようになった。

「4:3」と聞いても「え?本当に4:3?」と思う。

なんとなく「5:4」くらいなのではないかという気がしてならない。もしくは「52:39」くらいにみえる。

以前はこれが当たり前だったのに。

昨今、夏目漱石の1000円札を、「変わった柄の油とり紙だなあ」と思ってよく見たらお金だったという経験は誰にでもあると思うが、まさにそんな感じだ。

どちらも、人間の、新しい環境に適応する能力の高さを物語る事例といえる。


2010/3/10 「ひねれる?」

簡単なことをたとえて「赤子の手をひねる」っていうけど、赤ちゃんの手をひねるほど、良心にさいなまれて、できそうにもないことはないと思う。


2010/3/28 「負われてみたのはいつの日か」

「赤とんぼ」の歌、あるじゃん?「ゆーやけ こやけーの」てやつ。

その後の「あかとんぼー」の「あ」から「か」に行くときの落差が急すぎないか?

いつだったか、海援隊の『贈る言葉』の「ことば」の「こ」から「と」に行くとき下がりすぎだと、ここに書いたが、『赤とんぼ』はそれ以上の大暴落だ。逆『大都会』だ。


2010/4/1 「今日学んだこと」 

QWERTYって言うでしょ?パソコンのキーボードとかのキー配列のこと。

「クアーティー」って読むらしい。「クワーティー」でもいいらしい。ということは「あ」と「わ」の中間くらいの発音でごまかして読むくらいが、ちょうどいいんじゃないかな。

いままで勝手に「クウェルティー」かなあ、と思っていたので、恥をかく前に調べておいてよかった。

ところで「クワーティー」って言うと、ちょっと桑田さんのあだ名っぽいよね。


2010/4/1 「思い出ファイル」

毎年、年度が変わると「思い出ファイル」も新しくなる。「思い出ファイル」は、僕が大学に入学した年からずっと続いている風習だ。

まず、A4サイズ用のクリアファイルを用意する。できるだけ高級な、しっかりしたものがよい。そして、例えば旅行に行ったら、旅先のパンフレット、立ち寄った店のレシート、そのとき撮った写真などを、空き巣に入ったら盗んだお金の一部を、映画を見に行ったら、そのときのチケットなどを、クリアファイルにしまっていくのである。

そうして一年分の思い出を、一まとまりのパッケージにしてしまう。

そうすることで、いつの思い出だったか、わかりやすくなるし、それ以外のパンフレットなどは、思い切って捨てることもできる。学校などで毎日のようにもらうプリント類なども、思い出ファイルに入れたもの以外は処分してしまえばいい。

これは当時の大学の先輩からも好評をいただいたので、一応おすすめしておこう。


2010/4/14 「携帯電話を変える」 

携帯電話を変えた。

いままでauを使っていた。ずっと、ずっと。でも、僕はなんとなく違和感を感じていた。

――僕は本当にauなのだろうか・・・。

時間が経つにつれ、自分がauであることの違和感は大きくなっていった。

誰にも相談できずに、一人で悩む日々。だが、土屋アンナが現れたかと思えば「ハイジもビックリバビョーン」などと意味のわからないことを言っているCMを見たとき、はっきりわかった。

そう。わかったのだ。自分の本当の気持ちが・・・。

――auとはもう別れよう。

所詮、auと僕とでは、住む世界が違うのだ。このまま、無理にこの関係を続けたって、きっと誰も幸せにならない。

だから・・・

(続く)


2010/4/18 「続き」 

ドコモにしよう。

僕の周りの人を見ても、素敵な人は大抵ドコモを使っている。

好きな有名人を挙げろといわれたら、真っ先に挙げるのは、爆笑問題、三谷幸喜だが。爆笑問題はドコモのCMに出ているし、三谷さんも清水ミチ子さんと一緒に「ドコモメイキングセンス」という番組をやっている。

「ドコモメイキングセンス」では冒頭でいつも「This program is bought you bydocomo」と言うナレーションが入る。日本的に言うと「ドコモの提供でお送りします」ということなのだけど、直訳すると「この番組は、ドコモがあなた(たち)に買った(買ってあげた)ものです」ということになる。日本語にすると恩着せがましい気もするが、

「そっか、僕のためにお金を使って、買ってくれたんだ」と思うと、妙に感謝の気持ちが沸いてくる。「presented by」という表現もあるが、僕の中ではありがたさは「bought」の方がはるかに上だ。

それに、ドコモといえば堀北真希さんだが、僕は結婚相手は何なら堀北真希さんでいいやと思っている。

こういった、些細なイメージの積み重ねによって、ドコモにすることにしたわけである。

続く。


2010/4/19 「携帯変えたよシリーズ完結編」

もう一つ、携帯電話をドコモにした決定的な理由があるのだけれど、それが「iコンシェル」というサービスだ。

このサービスの詳細を説明するのはとても面倒なので、うそを教えると「iコンシェル」というのは携帯電話の画面にふんどし姿の男たちが御輿を担いでいる映像がたまに映るサービスである。

まあ、とにかくそれを利用することで、脳内秘書を携帯電話に移すことができると考えたわけである。

誰の頭の中にも「脳内秘書」がいると思う。「今日の予定ってどうなってたっけ?バイト何時からだっけ?」と頭の中で問いかけると「今日もおやすみです」みたいに答えてくれる、眼鏡をかけてスーツを着ている女の子がいるはずだ。

そういうと、「眼鏡でスーツを着てるってのは、お前のだろ。脳内秘書は人によって違うんだから」と、ツッコミを入れたい人もいるだろう。確かに人によっては40代のナイスミドルなおじさんだったり、自分の片思いの相手を、そのまま使っている人もいる。

そういうスケジュールとかを相談する頭の中の話し相手を、携帯電話という具体的なものに託すことができたら便利だ。おそらく、そういうコンセプトで作られたのが「iコンシェル」というサービスなのである。

これ以上書くと、本気にされそうなので、つまり、本当におかしい人だと思われるので、話題を変える。

そうして、携帯電話を変えたのだけど、新しい携帯電話を手に入れたら、きっと幸せな気分になるに違いないという予想は見事に外れた。

使い方がわからないし、いろいろ面倒くさい。はじめはストレスだらけだった。

僕が買った機種は「SH-03B」というやつだ。QWERTYキーを搭載した、「ドコモPROシリーズ」の一機種。「QWERTY」の読み方はいつもこの雑談を読んでいれば知っているよね?

1.3メガピクセルという、ここ15年で、使い捨てカメラ2個分くらいの写真しかとっていない僕にとって、無駄に画素数の高いカメラもついているので、これからは、写真も積極的にここに載せていこうと思う。


2010/4/19 「ものと思い出」

どんなものにも思い出はある。

先日、洗った食器を入れておく水切りカゴを捨てた。100円ショップで買ったものだったが、だいぶ汚れていたので、買い換えることにしたのだ。

この水切りカゴは網状のカゴ部分と、水を受けるトレーの部分を重ねてセットにして使うのだが、100円ショップで買うとき、この2つは別売りだった。

僕はこれを買う時、レジの店員さんが、2つセットで100円だと勘違いしてしまわないか心配だった。なので、気を利かせて、2つを重ねないように少しずらしてレジに持っていったのだ。

するとその女の店員は、鬼の首でも取ったように「こちらは別々の商品になりますので、1点!2点!で、210円になります!!」と力強く別商品であることを強調した。まるでこちらが分かっていないかのように。自分はだまされないぞとでも言わんばかりに。いったいこの仕打ちは何なのだろう。僕が何をしたと言うのだ。

そんな、思い出の水切りカゴを捨てて、新しいのを同じ店に買いに行った。

レジに持っていくとき、あのときの悪夢がよみがえる。しかし、一応、前と同じように、2つを少しずらして差し出す。一瞬、緊張が走る。

「100円商品が2点で210円です」

レジの若い男はさらりと僕に告げた。

なんていい店員なんだろう。

その「うさみ」さんという若い男の店員に深い感謝の気持ちを抱きながら、水切りカゴセットを持って、僕は店を後にした。


2010/4/22 「いなせだね」 

いままでこの雑談では海援隊の『贈る言葉』の「こ」から「と」に行くときや、童謡『赤とんぼ』の「あ」から「か」に行くとき下がりすぎだと散々述べてきた。

そうすると、ラッツアンドスターだかシャネルズだかの『め組の人』の出だしの「いなせだね」の「い」から「な」にいくときも下がりすぎだという意見も出そうなので前もって言っておくと、そのあと「だ」のところでまた急上昇するので、これは別に問題ない。

ただ、これをカラオケなどで歌うときはあせりは禁物である。「早くキメてやるぜ!」とあせるあまり、「いなせだね夏をめ!!」とやってしまいかねない。

そうなったときの周囲の反応は想像に難くない。みんなあなたと目を合わさないように、そそくさとタッチパネルのリモコンで次の曲を探し出したり、もう空っぽの飲み物の、氷の解けた分だけストローでずずずず吸ったりするだろう。気をつけたまえ。


2010/4/22 「大人のいすとりゲーム」

電車の座席に座ることって、パーソナルスペースの問題などと複雑に絡んできて、結構面倒だ。

例えば7人がけシートがあったとして、車内が空いていて、誰も座ってなければ、まず両端が埋まる。7人がけの座席を左から順に①~⑦とすると、まず①と⑦が埋まるわけだ。

そこまではいいとして、次に来た人が問題だ。ある程度距離をとって座りたいという心理は分かるが、次に来た人はここでど真ん中の④に座ってはいけないと思う。なぜなら、さらにその後に来た人は、どこに座っても誰かの隣に座らなければならない上に、誰の隣に座るか選ばないといけないからだ。

つまり7人がけなのに、3人座った段階で、ものすごく座りにくい状況になってしまっている。

だから、3人目は④ではなく、③か⑤に座るほうがよいのだ。例えば③に座ればその次の人は、迷わず⑤に座れる。

だから僕は、もし3人目で④に座っている人を見たときは、その人の隣の③か⑤に座ることにしている。そうすることで、その人に「もう一つ隣に座っておけばよかった」と後悔させることができるかもしれないからだ。

いや、まあ、そんなこと、どうでもいいちゃいいんだけどさ。


2010/4/24 「あなたもバイリンガル気分♪」 

日本が世界に誇る2大人物といえば当然、平井堅と法然だが。「平井堅法然」と続けて言うと、なんだかドイツ語をしゃべった気分になるよ。


2010/4/30 「ブログっぽく書いてみよう」 

急にリゾットが食べたくなったのが2日前のこと。トマトスープで煮込んだみたいなやつ。

一度食べたくなったら、食べるまで食べたい気持を持続させる力が僕にはある。

イタリア料理のお店に行けば食べられるかなと思い、行ってみたが、そこはスパゲティー専門で、ごはん料理はなかった。

それは残念だったが、せっかくなのでトマトのスープスパゲッティーを注文した。

ドリンクとサラダをつけて、ちょうど1000円だった。

レジで1000円札を出した。初めてきた店なので、記念にレシートを貰おうと思ったら、店員さんが、僕の渡した1000円札と一緒に、レシートを差し出してくれた。しかも「ごゆっくりどうぞ」という言葉とともに。

まさかの100%キャッシュバックシステムである。どうりで混んでるわけだ。

そのあと、間違いに気付いたその人は「すいません」と我に返り、レシートだけくれた。

疲れていたのだろうか。かわいそうに。

リゾットはまた次の機会だな。あと、湯豆腐とか、餃子もたべたいな。


2010/5/8 「メモ」

指切りげんまんの「げんまん」は「拳万」と書いて、「守れなかったらグーで一万回殴ってもいいぞ」的な意味らしい。忘れないようにメモしておこう。

ちなみに「メモ」は「メモランダム」の略だよ。


2010/5/25 「不思議キャラ」

マリアナ海溝のいちばん深いところにはゴム栓がしてあって、それを引っこ抜くと海の水が全部抜けていくようになってるんだよ。

もちろんちょっとやそっとの力じゃ抜けないんだけどね。力士が3人くらいで引っ張らないと無理なの。


2010/6/1 「ていしゃつ」 

スナフキンの絵の入ったTシャツをネットで購入した。

サイズがS、M、Lから選べるのだが、同じ値段なら大きい方が得だと思い、Lにした。


2010/6/4 「条件付け」

条件付けには、古典的条件付け(レスポンデント条件付け)と、道具的条件付け(オペラント条件付け)があるけど、どっちがどっちだったっけ?と、なってしまう経験は、誰にとっても日常茶飯事だと思う。

これを間違えるのは、「専」の右上に点を打ってしまうくらい恥ずかしいことなので。ここであらためて、おさらいしておこう。

古典的条件付けのほうは、いわば条件反射である。パブロフの犬で有名なやつだ。

生まれて初めて「都こんぶ」や「シゲキックス」のパッケージを見た人がいたとしよう。

彼は「別段なんてことのない箱や子袋だなあ、私がこれを認識できるのは、これに光がぶつかり、跳ね返った光が私の目にぶつかるからなんだなあ」と思うだけだろう。

そのあと、都こんぶやシゲキックスを食べるとありえない量の唾液が出る。これは無条件反射である。

すると、どうだろう。彼は、後日コンビニで都こんぶやシゲキックスのパッケージを見ただけで、唾液が出てくるのだ。パッケージと唾液を出すという機能、関係ないものが結びついてしまう。これが条件反射。

なぜ、これが「古典的」条件付けなのかわからないけど。

一方、オペラント条件付けは、ある行動に対して、いい刺激が返ってくると、その行動の頻度が増える(あるいはその逆)という条件付けである。子どもを褒めたり叱ったりするのは、この条件付けを利用し、大人の思うとおりに操ろうという作戦である。利用できる=道具的と覚えておけばわかりやすい。

確かに用語的には覚えにくいが、古典的条件付け=刺激に対する反応⇔オペラント条件付け=自発的行動という対比は頭に入れておきたいところだ。


2010/6/5 「ネットカフェ難民」

ネットカフェに来ている。

なぜ来ているのかというと、鍵をなくして、家に入れないからだ。

今日、美容院に行って、大抵の女の子がクラっとなってしまうくらいかっこよくなったのはいいが、時間がかかってしまい、バイトに遅れそうだった。美容院から、いったん家に戻り、家を出て、鍵をかけた後、バイト先までダッシュ。整えた髪型は崩れてゆき、いつものさえない僕に戻っていく。

その道すがら、何かが落ちた音が聞こえたので、見てみたら、バイトで使うボールペンだった。急いでそれを拾い上げ、再び走ったのだった。

バイトが終わり帰宅すると、鍵がない。いったんバイト先に戻って事務所を探してみるが、見当たらない。となると、あの時、ボールペンと一緒に落としている可能性もある。たぶん鍵はボールペンと同じポケットに入れていたと思う。チャックもついていないので、ボールペンが落ちるほど走っていらなら、鍵も落ちたと考えるのが自然だろうと思い、バイト先と僕の家の間の道を探してみたが、やはり見つからない。

探しているうちに、どんどん雨が強くなってくる。しかも夜なので暗い。

あわてて家を出たので、携帯電話も家の中に置いてきた。

もういい。疲れた。今日は朝早く起きたし、バイトも頑張ったし。疲れたよ。お金ならあるから、休ませて・・・。ということで、ここにいる。

ネットカフェには、結構たくさんの客がいる。僕と同じように、鍵をなくして家に入れなくなったのだろう。ダメなのは僕だけじゃないんだ。

2時近いし、とりあえず寝る。

落としたのだとしても、行動範囲はきわめて狭かったので、明るくなってから、もう一度よく探せば出てくるかもしれないし、交番などに届いている可能性もある。明日になれば不動産屋さんと連絡も取れると思う。


2010/6/5 「開いた」

前回のあらすじ

鍵をなくして、アパートの部屋に入れなくなった。雨の中捜索したが、見つからなかったので、ネットカフェに一泊。一体、鍵は誰が食べてしまったのだろう?

不動産屋さんに連絡したところ、保険がきくので、無料で部屋のドア、開けてもらえるらしい。

さっそくその方向でお願いしたら、やがて鍵開けの達人がやってきた。

アバカムの呪文を見るのは初めてだなあと期待したが、その男は、呪文は使わず、ドアののぞき穴のレンズをとりはずし、その穴から、途中で直角に折れ曲がった棒をさしこみ、

内側から鍵のつまみを回す方法でドアを開けてくれた。

でかした。ご苦労だった。無料で来てもらったので、その人に缶コーヒーをあげた。もちろん彼は別のところからお金はちゃんともらえるのだろうけど、こちらの気持ちとして。

今回の教訓。鍵と財布と携帯電話は落としたり、なくしたりしない方法と、なくした場合の対策をあらかじめ考えておいた方がいい。まあ、あとでいいや。そのうちやれば。


2010/6/7 「あなたにとって私もそうでありたい」

日付変わって、今日、僕の誕生日だ。

レミオロメンの歌でもおなじみの「6月7日」だ。同じ誕生日の主な有名人に矢部美穂などがいる。

何事もない誕生日を毎年過ごしていたので、今年は何か変わったことでもやろうかな。


2010/6/7 「速報」

同じ誕生日の有名人、調べてみたら矢部美穂さんの他にも岸部四郎さんがいました♪


2010/6/9 「好きな数字」

僕の好きな数字は2と4だ。

なんかスマートで知的な感じがしていい。

「8」は確実にデブキャラだと思う。

「3」とか「6」もポッチャリ系だと思う。性格はよさそうだけど、かっこよくない。

「7」はちょっとかっこよすぎだと思う。キザで嫌味な感じは誰もが感じていることだと思う。

「0」は名前負けしてる。

「5」は体育会系の、燃える男みたいな感じでしょ?めんどくさい。つきあいたくない。

「1」と「9」はまあ普通。

というわけで、がんばれ「2」と「4」


2010/6/10 「イライラ講座」

生きていればイライラしたいときが、誰にでもあると思う。

そういうときは電流イライラ棒をやるのが一番なのだが、家の中にこそあれ、外に出ても、なかなかイライラ棒がないのが日本の現状だ。

そういう人でも簡単にイライラできる方法を考えた。いつでもどこでもできて、道具も必要ない。

まず、右でも左でも手を出してみてほしい。

で、小指と中指をくっつける。そうすると輪っかができるでしょ?その輪っかに薬指を入れたり出したりしてみよう

小指と中指はくっつけたまま。

ほら、なかなかうまくできなくてイライラするでしょ?もう片方の手で押さえたりしたくなるでしょ?

イライラして、自分の指を折ったり切ったりしないように、やりすぎに注意しましょう。


2010/6/14 「試合」

ワールドカップのカメルーン戦が本日あるらしい。

僕の予想では6-3で日本の勝ちである。理由はそんな夢を夕べ見たから。

まず試合開始早々、日本が3点入れる。岡崎が入れる。

その後追加点を加え、なんだかんだで6-1になる。

そこで、カメルーンが、ワールドカップ中一度だけ使える「2点もらえるカード」を使って3点差に追い上げるが、結局6-3で試合終了。

もしこの通りになったら、僕は予言者になろうと思います。


2010/6/25 「ヨーデルが鳴りやまない」

『ヨーデルのすべて』というCDを借りた。きっかけはワールドカップの日本戦で日本国歌である『焼肉ヨーデル食べ放題』が演奏され、選手たちが、胸に手を当てて口ずさむ姿に感動したからだ。ズラリと並んだ選手たちが、高い声で「レババラレババラレババラカルビも焼きほーだい」と歌う、その真剣で精悍な表情からは、試合への熱い意気込みが伝わってきて、思わず胸が熱くなる。

ヨーデル。楽しい。すごく楽しい。今度、フジヨーデルフェスティバルに行こうかな。


2010/7/5 「豆知識」 

ほうれん草の「ほうれん」はネパールのこと。


アシカとオットセイとアザラシの違い。

アシカ・・・手が長い、耳たぶがある、海ガメみたいに手で泳ぐ。

オットセイ・・・アシカの小さいバージョンみたいなかんじ。

アザラシ・・・耳は穴があいてるだけ、手が短くはって進む、後ろ脚で泳ぐ。


2010/7/13 「スーパーボールの実のこと」

すごく小さかったころ、スーパーボールの実で遊んだことがある。

保育園の卒園前後のことだったと思う。卒園式の直後だったかもしれない。草むらのような場所に、ちいさな紫の実をつけた植物が生えていて、誰かおにいさん的な人が「これはスーパーボールの実だ」と教えてくれた。

その実を一粒取って、紫の皮をむくと白いけどほんの少し緑がかって透き通った中身が出てくる。ちょうどブドウみたいなかんじだ。ただ、ブドウよりずっと小さくて、BB弾くらいの大きさだった。

皮をむいたそれをアスファルトにたたきつけると、ポーンポーンと、本当にスーパーボールのようによく弾む。

今となっては誰だかわからないそのおにいさん的な人と、僕とクラスメイト達はその実でしばらく遊んだ。

おもしろかったので2~3個持って帰った。でも、そんな小さな実だからすぐどこかにいってしまう。

またいつでも取りに行けばいいやと、なんとなく思って1~2年過ごし、ふと、またあれを取りに行こうと思ってその場所に行ったが、その実をつけた植物は見つからなかった。

その後もそれと似た実をつけた植物を見ると、皮をむいてみるが明らかにそれとは違った。

結局、今日までスーパーボールの実で遊ぶことは二度となかった。

一体あの実は何という植物の実だったのだろうか。


2010/7/14 「1Q82」 

僕と同じ1982年生まれの人で、もっとも有名なのは北島康介かもしれない。

北島康介といえば、競泳パンツ一枚で「チョー気持ちいい」と叫んだことで有名な人だ。

彼の誕生日は9月22日。「クニニ帰ります」と覚えておくと覚えやすい。

北島選手以外に、1982年生まれの有名人にはどんな人がいるのか調べてみる。

俳優では、藤原達也、成宮寛貴、塚本高史、瑛太、小栗旬など。女優では深田恭子、加藤あい。歌手では小柳ゆき、大塚愛、倉木麻衣。ampmのCMの人では、安田美沙子。お笑いでは、ザたっちのふたり、とかオリエンタルラジオの中田あっちゃん。スポーツ選手

では、アサファ・パウエル、タイソン・ゲイなどがいるらしい。もちろん他にもたくさんいる。

ただ、僕の中では北島康介と同じというのが一番誇らしいとだけ言っておこう。


2010/7/17 「SUB」

北島康介君について書いたので、同じ北島ファミリーの北島三郎さんについても調べてみた。ウィキペディアで。

本名は大野穣(みのる)。出身地北海道の知内町。そこは青函トンネルを抜けるとすぐのところらしい。

作詞作曲の際には「原譲二」という名前を使っていて、その名前で、自分の曲やファミリーの人に提供する曲を作っている。つまり我々としては、原譲二という名前を聞いたらすぐにサブちゃんの顔が思い浮かぶように厳しく訓練する必要がある。

そして、北海道函館市末広町には北島三郎記念館が建立されている。何の記念か知らないが、はるばる函館に来たぜっていうときには行ってみたらいいんじゃないだろうか。

北島三郎さんの誕生日は10月4日である。

「え?3月26日じゃないの?」と驚くかもしれないが、10月4日である。確かに普通は3月26日だと思ってしまうものだ。

裏切られた気分だが、きっと銀行口座の暗証番号は「さぶろお」で「3260」だと思う。あれだけの大御所なので相当貯め込んでいるはずだ。

いいなあ。覚えやすい番号が作れる名前の人はうらやましい。薬師丸ひろ子さんとか生稲晃子さんとか。4けたの番号って覚えておくの大変だもの。


2010/7/25 「小椋佳さんの作詞・作曲」 

 実家から送られてきた野菜ほど 処理に困るものはない

名曲『シクラメンのかほり』の冒頭部分である。思わず口ずさんでしまった人もいるのではないだろうか。

実家から、頼んでもいないのに、じゃがいも、なす、いんげん&とうもろこしが送られてきた。人間年をとると野菜を作りたくなるらしく、最近、野菜を作っているらしいのだ。

困った。普段料理を作る習慣がない僕にとって、荷が重いばかりだ。経済的観点からみれば、捨てても問題はないが、もったいないおばけが出るリスクを考えると、捨てるのは抵抗がある。

いつまでも置いておけば食べられなくなるから、できるだけ早く処理したいものだが、気は進まない。ちょうどそんな気持ちを歌った『シクラメンのかほり』には共感することこの上ない。

とりあえずとうもろこしをゆでて食べてみた。味がない。

じゃがいも、なす、いんげんで味噌汁でも作ろう。確か冷蔵庫に昔買った味噌があったはずだ。

確認してみると、味噌の賞味期限は2009年11月14日。いまはまだ7月だから問題はない。

というわけで、味噌汁を作って食べた。あまりおいしくない。まだ、野菜は半分以上残っている。憂鬱だ。

なすに関しては、よく割り箸をさして足をくっつけて動物に見立てた作品を見かけるけど、あれでも作ろうかな。うまくできた人が得意になって、家の外とかにおいて見せびらかしたりしてるけど、あの程度の作品なら、僕でも作れそうだ。明日にでも作って、道端に置いておこうと思う。


2010/8/1 「2大悪夢」

歯がボロボロになる夢をよく見る。

粉々に砕けて、口の中がじゃりじゃりするのだ。それをぺっぺと吐き出すが、いくら吐いても砕けた歯のかけらが口の中に残っている。

そういう夢を見ているときは、実際に、寝ている間、歯を強くかみしめているようだ。目が覚めた時、枕であごが圧迫されてたりすることに気づく。そのあと、歯がちゃんとあることを確認して、初めて「夢でよかった」と喜びをかみしめる。その歯で。

ハゲる夢と並んで、僕の2大悪夢である。僕が『夢十夜』を書いたら、六夜分くらいはその2大悪夢で埋まりそうだ。これを超える悪夢があるとしたら、それはおそらくハゲて歯がボロボロになる夢だろう。


2010/8/2 「2倍速」

ウォークマン(カセットではなくデジタルなやつ)で、録音したラジオをよく聴いている。

最近、ウォークマンに最大2倍速で再生できるスピードコントロール機能が付いていることに気づいた。つまり、ラジオの人が、がんばって2倍速でしゃべってくれるのだ。

2倍速。何の問題もなく聴きとれる。それにしても、2倍速でしゃべる人の滑舌の良さにびっくりだ。人間業とは思えない。さすがはプロ。これによって、ラジオを聴く時間を大幅に短縮することができる。

しかも、2倍速で聴くということは速聴効果が得られる。速聴によって、脳が刺激されて、なんか頭がすげー良くなるみたいなチラシを見たことがある。科学的にも効果があると大学のエライ先生もコメントしていた。どうして効果があるのかは、まだ頭が良くなっていないからわからないけど、成績も学年トップになったりするらしい。科学の進歩はすごい。これのおかげで、日本には学年トップが大幅に増えたに違いない。僕も2倍速でラジオを聴いて、60歳までには学年トップになろうと思う。


2010/8/8 「財布を忘れたい」

コゼニーレを買った。

バイトに行くとき、よく財布を忘れてしまう。近いので、忘れてもさほど困らないし、取りに戻るほどでもない。しかし、ちょっとジュースを買って飲みたい時など、お金がないと不便だ。そこで、かばんにひとつ、常にコゼニーレを忍ばせておけば、財布を忘れても大丈夫だ。

むしろ、財布を持ち歩くと、無くしたとき、お金以外の大事なものも一緒に無くしてしまうので、バイトに行くだけなら、コゼニーレだけ持っていくくらいがちょうどいい。

これで、安心して、財布を忘れて家を出ることができる。早く「あ、財布忘れた!でもコゼニーレがあるから大丈夫♪」という経験をしたいものだ。


2010/8/8 「鍵」

以前、鍵を無くして、家(豪邸を想像していると思うが、アパートである)に入れなくなって困ったという話を書いたと思う。

記憶があいまいだが、たしかその時は機転を利かせて、体をいったん細かく分解して、郵便受けから入れて、内側で組み立てなおすことで中に入ったのだった。

そして家の中に保管してあったもう一つの鍵で今日まで過ごしていた。

それが今日になって急に無くしたはずの鍵が見つかった。バイトの帰り、僕がいつも通る道にある、鉄パイプの柵みたいなところから出っ張っている、落ちていた鍵を引っ掛けるためのネジに引っ掛けてあった。

昨日まではなかったはずだ。あれば気づくはずだ。鍵を無くしてからというもの、どっかに鍵の姿をいつでも探してしまっていたのだから。今日、誰か拾った人が引っ掛けておいてくれたのだろう。

久しぶりに手にした鍵。キーホルダーが雨にさらされたらしく、さびている。しかし、鍵は少し傷んでいるものの、ちゃんと使える状態だ。家に帰って来ると、僕はそれで鍵を開けた。

「おかえり」。家に帰ってきたのは僕なのに、そうつぶやいた。


2010/8/18 「ベッケンバウアー」

「ドイツ人って、みんな強そうな名前だよなあ」と思い立って、思い浮かぶ限りのドイツ人の名前を挙げていたら、2時間近く経っていて、もう深夜1時にもなろうとしている。

僕は時間の使い方が下手なのだろうか。


2010/8/25 「剛腕」

ドイツ人の名前って強そうって書いたけど、アメリカ人でも「アームストロング」って名前だったらすごく強そうだ。そのままだけど。

あくまで名前だから、べつに病弱で、朝礼の校長先生の話が長いとすぐ貧血で保健室に運ばれるアームストロングがいてもいいし、プールで泳いでいて、水をかいたとき水圧で腕折っちゃうアームストロングがいてもいいわけだから、名前で強さは決めつけられないはずなのだけど、名前のイメージって先行しちゃうものだなあ。

「玉山鉄二」っていう名前なのに職人さんじゃなかったりとかすると、妙に納得がいかないし。


2010/9/7 「350円」

最近、食費を1日350円に設定している。喧々諤々の脳内会議の結果、財政状況から見て、350円くらいが妥当であるという結論になったからである。

余った分を繰り越したり、はみ出た分を翌日分から差し引いたりするのだ。無理そうに見えて、結構できる。

それもこれも、「まかない」のおかげだ。飲食店で働いていると、安くご飯が食べられるというアドバンテージがある。余ったやつはタダで食べられたりもする。

バイトを選ぶ際、こういうメリットは見逃せない。よく、コンビニでバイトしてると余った弁当がもらえる、なんて話も聞く。

まてよ。てことは、造幣局でバイトしておけばよかったのか・・・。気付かなかったぜ。


2010/9/24 「心のキャッチャー安部」

安部公房の『他人の顔』という小説を読み終えた。最後の方は安部公房らしさがよく出ていてとくによかったが、全体的に見てもなかなかおもしろかった。良く書けていると思う。まあ、ちょっと小難しくなりすぎてるかなとも思ったが、それも読み応えがあっていいのかもしれない。

また、文庫の最後についている大江健三郎先生の解説も、見事なものだった。大江さんもいい文章書くじゃないか。

安部公房と言えば、高校時代に『砂の女』というのを読み、すごく面白かった記憶がある。

読んでいたら、母に何か官能小説のたぐいだと勘違いされ「ま!なんてもの読んでるの」と非難された。そんなレベルの親なので、このころは早く一人暮らしがしたくて仕方なかったものだ。僕の『砂の女』の文庫には、そんな記憶もしおりと一緒にはさんである。


2010/10/2 「やくみつると小室さんとつんく♂」

「日野ちゃん」という、すごくかわいいメガネっ娘が登場することで有名な書道漫画『とめはねっ!』の最新刊を読んだら「いろは歌」の解説をしていた。

「いろはにほへとちりぬるを」というあれである。50音の言葉を一文字ずつ使って、見事に意味の通る歌になっているという。

ただ、ずるいなあと思うのは「いろはにほへと」の最後の「と」は「ど」と読ませるわけじゃん。昔は濁点の表記はなかったわけだけど、そういう風に選択肢が広い分作りやすいと思うのだ。

ということで、僕も「あ」~「ん」まで(46文字)を一回ずつ使って、意味の通る文章を作って、平成のいろは歌として小学校の国語の教科書に採用されたくなってきた。

僕の子供のころからの悪い癖で、こういうのを始めてしまうと、ごはんも食べず、寝るのも忘れ、見境なくやり続けてしまう。かなり時間を使ってしまった。

とりあえず2つできた。濁点で読ませるなどの、姑息な手は使わなかったところを評価してほしい。

 やくみつる
 ひたすらとしよりのふねをおそえ
 こむろさんちへゆけ
 ほうせきは
 あめにぬれてもかまわない

お、やくみつるに何か悪いことをさせようとしてるぞ。小室さん気をつけて。

 おかねをけちり
 ふろさえもないこのへやに
 しあわせゆめみて
 たぬきとすむよ
 ひるまはほられそう
        つんく

つんく♂さん、お金あるんだから、そんなところに住まなきゃいいのに。「ほられそう」ってなんだよ?タヌキに?

あと、おちまさとさんに対して失礼な内容のやつも出来かけたけどやめておいた。

さあ、あなたもやってみよう。


2010/10/8 「ロース」

もも肉なのに「ロース」と表記する傾向にある焼肉業界に対して、消費者庁が改善を求めたという内容のニュースがグーグルのトップページ出ていた。

焼肉業界では、部位というより、食感で「ロース」や「カルビ」を分けているので、もも肉でも食感的な面から「ロース」と表記するらしい。

ところで、「ロース」ってそもそも何?

「ヒレ」っていうのもあるけど、ヒレはわかるよ。あの、泳ぐとき便利なやつでしょ。

で、ロースというのは肩から背中の肉のことらしい。よし、またひとつ利口になったぞ。


2010/10/8 「アナウンサー泣かせ」

それにしても、「消費者庁」なんてのがあるんだね。社会に疎いから、全く知らなかった。

消費者庁。言いにくい。アナウンサー泣かせだ。

「社長、車掌、首相、車窓から消費者庁視察」みたいなニュースが飛び込んできたらどうしよう。


2010/10/16 「タンメンと坦々麺は全然違うね。」

タイトルとあまり関係ない話します。

電子レンジで温め終わると「ピーっピーっ」って鳴るじゃん?

それはいいとして、そのあと、別の用事があったりして、しばらく放っておくと、もう一回「ピーっピーっ」って鳴るじゃん。あれが嫌だ。

「分かってるよ、うるさいな」って思う。

だからいつも、とりあえず、一回鳴ったら、他の用があっても、レンジのドアは意地でも開けておく。

そうすれば、もう一回呼ばれなくて済むから。

それだけはいつも欠かさない。


2010/10/18 「悪夢再び」

昨日、スーパーに行って帰ってきたら、鍵がない。

いやいや、まさかまさか。

きっと、手提げの中に入ってるはずだ。

落ちつけ。家を出て、手提げの内側の、すべすべしていて、鍵などを入れたらすべり落ちやすいポケットに確かに入れたはずだ。

しかし、そのポケットを探せど探せど見つからない。手提げをひっくり返して、中身を全部出して一つずつ確認する。

財布、携帯電話、免許証、包丁、覆面マスク。

鍵はやはりない。

まあまあ、鞄に入れたつもりで、無意識にズボンのポケットに入れたに違いない。よくある話だ。

ズボンのポケットを検める。ブラジャー以外何も入っていなかった。

ない。鍵が。

こうなると、後悔の念しか湧いてこない。

なぜ鍵をかけてしまったのだろう。

鍵なんてかけなければよかった。

すっかり青ざめてしまった。また鍵を無くしたなんて言い出したら、いよいよ僕は笑い物になってしまう。学習能力がないと言われてしまう。

とりあえず、ウォークマンで聴いていたラジオをいったん止めた。

そして、別の番組に変えた。ちょうど番組が終わったところだったからだ。

そして、来た道を戻りながら探すことにした。

僕の推理が正しければ、僕が家を出てから、帰ってくるまでの間に、鍵を無くしたのだ。

よって、それまでの行動をたどっていけば、鍵が見つかる可能性がある!真実はいつも一つ!

さすが、見事な推理だよ。ユウヒ君。

アパートを出て、さっきの道を戻る。するとアパートの道路を挟んだ向かい側に鍵が落ちていた。

ふう。たいしたことなかったな。

僕は学習能力がないわけじゃなかった。その証拠に、鍵を持っているし、家にも入れた。


2010/12/29 「△」

「本田三角形」みたいなのが流行語に入ってたけど、テレビをほとんど見ないせいもあり、僕はその意味が未だにわからない。

本田がサッカーの本田選手であることや、「さんかっけー」の「かっけー」が「かっこいい」とかかっていることなどはわかるが、本田と三角形の関係がわからない。

本田選手の頭の形がおむすびまんにそっくりならわからなくもない。「本田三角形だな」って思う。でも、実際の本田選手はおむすびまんみたいな感じでもない。

でもこのインターネット社会だ。調べればきっとわかるはずだ。気が向いたら調べてみようと思う。


2010/12/29 「ぼくとクリスマス」

そういえば、クリスマスが終わった。

僕は当然、クリスマスなど、祝っていない。キリストなんて会ったことも、見たこともない人の誕生日を祝う意味がわからない。でも、あの世間の狂乱ぶり。極彩色の街並み、とち狂う人々の群れ。飛び交う奇声。電車の中で椅子を抱えてすげー邪魔なのに、一人で幸せそうな顔の人。いつから、こうなってしまったのだろう。

神だか何だか知らないが、僕にとってキリスト以上に神のように思っている人がたくさんいるので、どうせ誕生日を祝うなら、そっちをより祝いたい。

さて、クリスマスに聴きたい歌といえば、さだまさしの『遥かなるクリスマス』である。

今年は泣ける歌として『トイレの神様』なんてのが話題になったけど、さださんは、そんな泣ける歌の宝庫である。

『遥かなるクリスマス』も然り。ウォークマンに入れて、初めてコンビニでパンを物色しながら聴いたとき、途中から、立ちすくんでしまい、パンを見つめながら震え泣きしていた。

傍から見れば、どんな泣けるパンが置いてあるのだろうと思うところだ。

聴いたことがない人は、来年のクリスマスには是非聴いてください。

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