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作品解説 龍の絵

ときどき龍の絵を無性に描きたくなります。

好きなのは、丸山応挙の龍やネバーエンディングストーリーの龍。

龍を思い浮かべると、緩やかな曲線とともに水や雲、星のイメージも立ち上がってきます。
実際にこの目で見たことはないので、自由に描けますね。
小さな龍、可愛い龍、かっこいい龍、いろんな龍を表現しました。

「幸運の龍」M3号 2019年 個人蔵
華やかな白龍。ラピスラズリの青と胡粉の白のコントラストを効かせました。
「音の海」M4号 2019年 個人蔵
透明な海と白い龍。透き通った水のイメージ。
「花と竜」 SM号 2020年 個人蔵
薬師寺の龍神像からイメージした作品。
「火生」M10号 2021年
炎から生まれるイメージで描いた深紅の龍。
神聖な雰囲気が出るように、金箔や截金を使っています。
雲の中の龍」F3号 2023年加筆
10年以上前の作品をベースを生かしながら、生まれ変わらせました。
絵巻のように流れるように、雲の中を泳ぐ龍。
雲の花びら」 SM号 2021年
ちいさなちいさな龍。
「時のため息」M10号 2021年
揉み紙を使用して、古代の壁画のようなひび割れ感を出しました。
鱗とふさふさの毛のハーモニー。
「波間の桜竜」26×54㎝ 2022年
扇型に描いたピンクの龍。あわあわのキラキラなイメージです。
「瑞」 F25号 絹本 2023年
かっこいい龍が描きたいと思って、決めて描いた作品。雲と風と波に呼応する龍です。
墨を多用し、にじみが面白い画面にしました。

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