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【月刊 キャンパスライフジャーナル】 2023年12月号

★ ★  目 次  ★ ★   
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●今月のキャンパスライフ報告
●学校より 「原点回帰」
●学生寮より 「クリスマスケーキと年越しそば」
●編集後記
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● 今月のキャンパスライフ報告 ●
 
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 今年も終わってしまうと思うと名残惜しいですが,2023年は私にとってとても良い年になりました。学び直しを決意し,大学の学士編入学試験を受けたのが,ちょうど1年前の12月。3月で仕事を辞め,上京し,4月からに大学に通学する激動の1年間でした。若い学生に混じって学生寮で生活し,大学で勉強に奮闘しました。日本ってなんで仕事の世界でも勉強の世界でも,吐きそうになるくらい課題がたくさんあるのでしょうか,と思うくらい,予習・復習・宿題・課題・レポートと湧いてくるように出てきました。サボればもちろん楽になりますが,性格的にサボるのは無理だし,学び直しで大学に行っているのにサボっていたら「何してるの?このオヤジ」と思ってしまうので,もうやるしかありませんでした。しかし,サボって遊んでいるより勉強している方が楽しいようで性にあっています。今年は知人から「ぶっ飛んでいる」と言われましたが,まさにそんな年になりました。
 
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● 学校より 「原点回帰」 ●
 
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◆【原点回帰(12月1日)】
 
 「寒暖差が出てきて,一人ずつインフルエンザになり,疲れが溜まって免疫力が落ちる時期,よく食べて,よく寝て,元気で行きましょう」と教授からお話がありました。
 先月の11月は中間テストがありましたが,例年より問題を簡単に作ったのにもかかわらず,平均点が下がってしまったそうで,教授は,自分に非があると思って反省しているとのことでした。教室を見渡すと,心が折れてしまっている学生が8割くらいいるでしょうか。学生が勉強を難しいと感じると,負の感情が出てきて,勉強できなくなってしまうようで,教授や大学が設定する難易度も大事だと感じました。ただ,大学の方も,大学の勉強についてこれない,大学の授業内容を把握できる一定レベルの学力に達していない学生を入学させているのも事実です。学生の心が折れて勉強できなくなっているのは,学生や教授だけの問題ではなく,カリキュラムについてこれない学生を入学させている大学にもあるのではないかと感じました。学生は成績評価,教授は授業アンケートと,学生と教授はチェックされるものがあっても,大学自体を誰がチェックしているのかなと思います。
 とは言っても,もうやるしかないので原点回帰し,自分の身の丈にあった勉強をして,自分のレベルがあがることが大事です。自分の関心や能力に応じて来年も切磋琢磨していきたいです。
 
◆【お金とタバコ,今と昔(12月8日)】
 
 教授がお金の話をしてくださいました。今は,スーパーやコンビニ等のレジで,紙幣やコインのお金を払っている人がいない。モニターがあり,電子マネーやクレジットカードで決済する時代。モニターの操作が遅いと,列をついている後ろの人の顔色をうかがうこともしばしばあります。
 いずれ,コインを知らない時代がくるかもしれません。
 教授いわく,昔は授業中タバコを吸いながらの教授もいたそうで「大学ってすげぇーな~」と思ったそうです。今はコンプライアンス違反で,クビになってしまいそうです。昔は,電車の中でもタバコが吸えて,吸い殻入れがありましたが,今では電車の中でタバコを吸うなんて考えられません。また,昔は男の半分はタバコを吸っていたが,今の時代はどれくらいの割合の人がタバコを吸っているのでしょうか。
 教授いわく,昔は雪が降ったら学校に来ちゃダメというのがあったそうです。雪国育ちの私には,雪が降ったら休校はありえないので斬新です。私がアフリカに住んでいた時は,雨が降ったら休校っていうのはありましたが,地域や時代によって色々あるなと思い,教授のお話は面白かったです。
 
◆【大学生とはこうあるべきだ(12月15日)】
 
 授業後,私は教授へ質問にいき,教授が板書しながら説明してくださいました。教授がふと「これが学生の姿。撮っておきたい」と私に言いました。
 私は,自分の勉強している姿を自分で撮影できないのでさらっと聞き流してしまいましたが,今思えば,誰が教室にいる学生さんに頼んで写真か動画を撮ってもらえばよかったかなと少し後悔してしまいました。撮影できていたら,良い記念になったことでしょう。
 
◆【JICAボランティア(12月21日)】
 
 「農業生物多様性による健康と栄養改善」というテーマで3名のJICAボランティアのお話を聞きました。現地の人と楽しそうに仕事をしていた写真,自分にできるだろうかとチャレンジをしにアフリカへ行く学生,タブレット向けのアプリケーション開発をするという今時のボランティア等の話を聞きましたが、内容がなかなか面白かったです。
 こういう話を聞いていると何だか落ち着くと感じました。来年1月もJICAボランティアの体験談があるので是非参加したいです。

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● 学生寮より 「クリスマスケーキと年越しそば」 ●
 
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◆【クリスマスケーキと年越しそば】
 
 学生寮でクリスマスにケーキとローストチキン,食事最後の日に年越しそばをいただきました。
 クリスマスケーキや年越しそばを学生寮で食べるというのは,初めての経験だったので何だか不思議な感覚でした。寮の食事スタッフの方々には,普段から声をかけていただいて,本当にありがたかったです。先日は,寮の周辺で年賀状が買えるところを教えてくださいました。こういった何気ない会話があるのが寮の良いところですね。
 4月から12月まで食事を提供いただき,スタッフ皆様,本当にありがとうございました。年明けからもどうぞよろしくお願いします。
 
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● 編集後記 ●
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 年が明けて3週間後には期末テストです。冬休みの学習の積み重ねが,期末テストで点数を上げるために重要だと分かっているのですが、やることがありすぎて手つかずの状況で,大晦日を迎えてしまいました。まだ3週間あるから頑張るぞという気持ちと,テストへの不安から過度にストレスにもなっています。先生によっては「ここテストに出ます」と公言してくださっているポイントもあるので,確実にでるところをピンポイントでしっかり学習していきたいです。睡眠時間をしっかりとり,適度に休憩をして,あと3週間なんとか踏ん張って,気持ちよく春休みを迎えたいものです。
今後も無理をしない程度に執筆をしたいと考えています。

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