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国際EAPコンサルタント(CEAP)を取得しました

日本ではあまり知られていませんが、私のような企業の生産性維持向上を目的とした従業員に対するサービスをEAPと言います。
日本ではメンタルヘルス対策としてイメージされていますが、世の中には様々なものがあり、法律相談や家族の介護の相談を受けるサービスなど多様なものがEAPには含まれます。

その中で、EAPを歴史的に牽引してきたアメリカ発祥の国際EAP協会というのがあり、そこが発行している上位資格がCEAP、国際EAPコンサルタントという資格です。
私は実務経験などもあり、一部講義の免除などもありましたが昨年から本格的に勉強し、2023年12月にCEAP資格者としての認定を受けることができました。

EAPコンサルタントは部分的にカウンセリングと同様の対応もしますが、必ずしも心理専門職ではないのでカウンセリングの専門家ではありません。
むしろ、ソーシャルワーカーの方が重なる部分が大きいと私は考えています。
管理職や経営者に対するコンサルテーションや教育、EAPの企業内や社会に対する普及啓発などを行なう役割などが私の理解ではソーシャルワーク的に考えています。
(この話はまた別の機会に)

私のやりたい活動もCEAPとかなり重なります。
良いものをより広く遠くへ届けていくために、企業にEAPという仕組みを導入したり、それを活用してもらうのにこのCEAPでの学びや先輩方が築いてきた知見が役立つと考えての取得でした。

メンタルヘルス対策をしっかりとして、メンタル休職者をゼロにすることはとても大事なことです。
でも、私は元気な大人が沢山活躍する社会を見たいのです。
元気にビジネスをして社会をよりよく変えていく企業を沢山見たいのです。
そして、そんな素敵な大人たちに憧れて、働くことに魅力を感じる子どもや学生を沢山見たいです。
そのために、このEAPという仕組みやサービスが役立つと確信しています。

2024年はCEAPにもなって少しレベルアップした姿で、良いものを沢山届けていきます。


●筆者について
株式会社EAPサポート喜び
代表取締役 中井裕規(なかいゆうき)
国際EAPコンサルタント、精神保健福祉士、公認心理師、社会福祉士
東京大学大学院医学系研究科 職場のメンタルヘルス専門家養成プログラム修了
大学、大学院にて心理学を専攻。EAP会社勤務を経て、独立起業。職場のメンタルヘルス対策、コミュニケーションを専門として企業研修、法人コンサルティング、職場カウンセリングを行なう。複数のEAP会社のスタートアップや新規事業の構築にも参画。双子の男の子を育児し、多胎家庭支援やパパママに対する講演活動にも積極的に取り組む。

●筆者関連サイト
・webサイト
https://nakai-mhsw.amebaownd.com/

・Twitter
https://twitter.com/nakai_mhsw?s=21&t=lCidzkN2AUVwDaKeHVUwnw

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