2024/3/2 私はきっと落ちている。 親戚の小学生から3年連続で貰っていた手作りの御守りを、まとめてゴミ箱に投げ捨てた。ごめんね、感謝はしてる。ただ、これ以上手元に置…
『2浪目の夏、徐々に涼しくなり汗をかく事も減ってきたが、背中に浮かぶ不快な汗だけは一向に引く事を知らない。悲願の第一志望合格を目指しひたと勉強に励む日々の中で、…
中井
2024年3月10日 15:35
2024/3/2私はきっと落ちている。親戚の小学生から3年連続で貰っていた手作りの御守りを、まとめてゴミ箱に投げ捨てた。ごめんね、感謝はしてる。ただ、これ以上手元に置いておくのは辛かった。私には、少し重すぎる。君が思ってるほど、私は賢くありません。君が思ってるほど、私は頑張れていません。だからもう、どうか応援はしないでください。京大は運命、と最初に言った奴を殺せ。京大を志す多浪
2024年5月22日 17:58
『2浪目の夏、徐々に涼しくなり汗をかく事も減ってきたが、背中に浮かぶ不快な汗だけは一向に引く事を知らない。悲願の第一志望合格を目指しひたと勉強に励む日々の中で、私はふと将来の事を考える。お世辞にも快晴とは言えぬ、ともすれば薄暗い雲が際限なく広がっているような陰惨な人生の雲行きを見上げながら、日夜重苦しいため息を溢す私の事を、きっとどこかで誰かが笑っている。将来への漠然とした不安など、今はもう遠い昔