1月28日(日記)書斎が欲しい
晴れ
引っ越し先候補の周辺を散策。
過去何回か引っ越しているが、物件そのものの良し悪しだけではなく、
周辺を見ておかないと絶対に失敗する。
駅からの距離だけではなく、近所にスーパーがあるのか、コンビニがあるのか、美味しそうな店があるのか、そもそも住民の感じはどうなのか。
大学で一人暮らしを始めるとき、不動産屋から「このアパートは、スーパーの真裏にあってすごく便利です。学生さんにはぴったりです」という言葉にのっかって借りたものの、実際住み始めてびっくり。
翌朝、四時ぐらいから大きなトラックが次々にやってきて、商品の搬入を始めたのだ。その音のうるさいこと、とても眠っていられない(10時ぐらいまで続く)。
それは、昼間に下見に来たときには絶対にわからないことだった。
だまされたと思ったときには、時すでに遅く、そのまま一年ぐらい、夜は耳栓をして眠るようになった。
前にも言ったけれど、完璧な物件など存在しない。ただ、どうしても許せないことが一つであれば、他の条件が良くてもすべて台無しになる。この失敗は、それからの引っ越しの教訓になった。まずは周辺を見て回る。可能なら昼と夜。晴れの時と雨の時。
とにかく犬を飼いたい。書斎が欲しい。というわけで、その近所にあった本屋で、おもむろに雑誌を買った。
「男の隠れ家 小さな書斎の造り方。」
そこに載っていた作家の門井慶喜ぶさんの「書斎」がとにかくすばらしい。本に囲まれた静謐な空間。今まで見た中の最高の書斎、大佛次郎さんを超えている。ザ・パーフェクト。
しかし、いったいいくらかかるんだろう・・・絶対に無理だ。
歩き飲む 寒の水の 旨きもの
夢はウォルト・ディズニーです。いつか仲村比呂ランドを作ります。 必ず・・たぶん・・おそらく・・奇跡が起きればですが。 最新刊は「救世主にはなれなくて」https://amzn.to/3JeaEOY English Site https://nakahi-works.com